書評(絵本)
【2023年8月】月間ランキング
月間1位
『賢者のおくりもの』
『賢者の贈り物』は、アメリカの作家オー・ヘンリーが生んだ有名なクリスマスの短編。
ある若い貧しい夫婦がお互いに発揮する思いやりに、自分自身を見直させられるお話。
今回は絵本になった『賢者のおくりもの』を紹介するよ。
月間2位
『おおきな木』
絵本『おおきな木』は、大人になっても、読むたびに新しい感じ方ができる名作。
シンプルな絵と文から、さまざまな解釈ができる絵本でもある。
今回は、英語版の表記も紹介しながら、村上春樹翻訳の『おおきな木』の魅力をお伝えするよ。
月間3位
『猫は生きている』
月間4位
『ビロードのうさぎ』
絵本『ビロードのうさぎ』は、クリスマスにもらわれたウサギのぬいぐるみの物語。
絵本『よるくま』で有名な酒井駒子が、絵と抄訳を手がけた。
ウサギの気持ちを細やかに描く物語と絵がマッチして、大人が読むと胸にぐっとくる絵本。
月間5位
『ちいさいおうち』
銀座教文館のバージニア・リー・バートン展に行ってから、バートンが描いた絵本たちをおさらいしてみたくなった。
『ちいさいおうち』は子どものころに読んでから、数十年ぶりに読んでみた。
新しい発見があったので、感想を書いてみた。
月間6位
『アライバル』
月間7位
『なまえのないねこ』
絵本『なまえのないねこ』は、表紙をひと目見て「うちのこに似てる!」と、思わずジャケ買いした猫の絵本。
読んでみたら、主人公の猫の言葉にならない気持ちが、じんわり心に響いた。
猫のいろんなアングルもかわいくてたまらない、猫好き必読の絵本。
月間8位
『ピーターラビットのおはなし』
『ピーターラビットのおはなし』は、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターが1902年に発表した絵本。
ポターの可愛らしく繊細な絵だけでなく、しっかりと読みごたえのある物語も魅力。
大人も引きつけられる要素がいっぱいの絵本。
月間9位
『くまとやまねこ』
月間10位
『100万回生きたねこ』
ビアトリクス・ポター「ピーターラビット」シリーズ
【2022】大人が楽しめるクリスマス絵本特集。バナーからどうぞ。
アンドレ・ダーハン作品
あたたかくやわらかい絵とストーリーが魅力の絵本たち。
- 絵本『ぼくのともだちおつきさま』感想。友と心通わせる喜びが溢れる
- 絵本『ぼくのちいさなともだち』感想。お魚を想う猫の姿に心が温まる
- 絵本『ぼくのおじいさんのふね』感想。男の子とロバの友情が温かい!
- 絵本『ディディ』感想。猫のバレエ団で奮闘する1匹のネズミの物語!
- 絵本『なんてすてきな日』感想。ぬいぐるみと男の子の素敵な出会い。
- 絵本『おつきさまとちいさなくま』感想。海も空も愛で満ちあふれる!
- 絵本『Music Tree』感想。猫とうさぎのロマンチックな物語。
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絵本『ぼくのともだちおつきさま』感想。友と心通わせる喜びが溢れる
『ぼくのともだちおつきさま』は、まえに読み聞かせしたことがあるんだけど、とっても素敵な絵本。 シンプルな文と幻想的な絵からあたたかさが伝わってくる。 今回は絵本『ぼくのともだちおつきさま』の魅力をお伝 ...
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他にもこんな絵本の記事書いてます。
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- 絵本『くまとやまねこ』感想。誰かを亡くした悲しみに優しくしみこむ
- 絵本『ビロードのうさぎ』感想。酒井駒子の絵と訳が大人の心にしみる
- 文字なし絵本『アライバル』感想。地球人なら誰もが心動かされる傑作
- 絵本『アイスクリームが溶けてしまう前に』感想。小沢健二の文が光る
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- 絵本『だってだってのおばあさん』感想。年齢から自由になれる!
- 絵本『BROOCH』感想。美しい装丁に内田也哉子の文が光る!
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ごゆっくりどうぞ。