絵本

『なんてすてきな日』くまのぬいぐるみと男の子の素敵な出会い。

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アンドレ・ダーハン『なんてすてきな日』角田光代訳、学研教育出版、2009年

『なんてすてきな日』は、アンドレ・ダーハン作の、心温まる絵本。子どものころ、おもちゃ屋さんでわくわくした気持ちを思い出すよ。

今回は『なんてすてきな日』の魅力をお伝えするよ。

  1. ぬいぐるみたちが動いたら楽しい!
  2. ぬいぐるみエディの冒険
  3. いつも見守っていてくれるお月さま
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背景

『Eddy Bear なんてすてきな日』(原題"Eddy Bear")は、アンドレ・ダーハン作、角田光代訳により、2009年、学研教育出版より出版された絵本。

アンドレ・ダーハン/作

1935年、アルジェリア生まれ。

フランスの国立パリ工芸学校卒。パリ装飾美術学校で美術を教えるかたわら、イラストレーターとして活躍。

現在はパリ在住(2013年現在)。

主な作品

角田光代(かくた・みつよ)/訳

作家・小説家・翻訳家。

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。

1990年、『幸福な遊戯』(角川書店)で第9回海燕新人文学賞を受賞し、角田光代としてデビュー

1996年『まどろむ夜のUFO』(講談社文庫)で野間文芸新人賞、03年『空中庭園』(文藝春秋)で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』(文藝春秋)で直木賞、06年『ロック母』(講談社)で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』(中央公論新社)で中央公論文芸賞を受賞。

主な作品(翻訳絵本)

内容紹介

しろくまのぬいぐるみ・エディはおもちゃ屋に仲間たちと愉快に暮らしていた。

ある日、耳がこわれ、捨てられてしまったエディ。

親切な仕立て屋さんに素敵な耳をつけてもらいます。

その後、ある小さな男の子との素敵な出会いが訪れます。

特徴①ぬいぐるみたちが動いたら楽しい!

子どものころ、おもちゃ屋さんに行くとドキドキした。

たくさんの人形やぬいぐるみ、おもちゃが一堂に会し並んでいる姿。

『なんてすてきな日』を見ていると、そんな幼いころのわくわくがよみがえってくる。

主人公のくまのぬいぐるみ、エディは、町で一番のおもちゃ屋さん、ぴかぴか堂に、仲間たちと一緒に住んでいた。

夜になると、ぬいぐるみたちは枕投げをして遊ぶんだ。

まるで、小さいころによく歌った「おもちゃのチャチャチャ」みたいだよね。

「人の見ていないところでは、おもちゃも動くかもしれない」のは万国共通のファンタジー。

アンドレ・ダーハン特有のやさしい色合いが、その夢のような世界を素敵に描いている。

特徴②ぬいぐるみエディの冒険

ある日、エディはお店で子どもたちに引っ張られて、耳がちぎれかけてしまう。

仲間のぬいぐるみたちは買われて行ってしまい、一人ぼっちになるエディ。

しまいには、商品にならないから捨てられてしまうんだ。

だけど、親切な仕立て屋さんに出会って、前よりも素敵なチェックの耳をつけてもらえたんだ。

そして、小さな男の子と通じ合う。

おもちゃ屋さんはにぎやかで楽しいけれど、たった一人の特別なおもちゃになれるなら、それはとっても嬉しいこと。

最後には、はなればなれになってしまった仲間たちとも再会できて、たのしく遊んだんだ。

エディにとっての素敵な日は、特別な男の子と、ぬいぐるみの仲間たち、両方とのかけがえのない時間だったんだよね。

特徴③いつも見守っていてくれるお月さま

アンドレ・ダーハンの絵本ではたくさん登場するお月さま。

『なんてすてきな日』でも、静かにエディの様子をそっと見守っていてくれるんだ。

お月さま自身が手を差しのべることはなくても、嬉しい時も、悲しい時も、いつでもそこにいてくれる。

なんのセリフもないけれど、エディにとって大きな存在。

表紙の絵がそれを物語っているよね。

まとめ

『なんてすてきな日』みどころまとめ。

  1. ぬいぐるみたちが動いたら楽しい!
  2. ぬいぐるみエディの冒険
  3. いつも見守っていてくれるお月さま

子どもの頃のわくわくした気持ちがよみがえる一冊だよ。

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