絵本『Music Tree』感想。猫とうさぎのロマンチックな物語。

投稿日:2018年6月10日 更新日:

アンドレ・ダーハン『Music Tree』きたやまようこ訳、講談社、2012年


『Music Tree』は猫とうさぎのロマンチックな物語。

今回は『Music Tree』の魅力をお伝えするよ。

  1. おとを集められたら…
  2. Music Treeが育つと…
  3. 猫とうさぎのロマンス
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背景

『Music Tree』は、アンドレ・ダーハン作、きたやまようこ訳により、2012年、講談社より出版された絵本。

アンドレ・ダーハン、きたやまようこ紹介

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内容紹介

ある夜ぼくは、大すきなロージーのためにバイオリンを演奏した。

ロージーは大切に音を拾って、ぼくにくれた。

「素敵な音色をもう一度」

その言葉に、ぼくはロージーへの思いをこめて、あることを始めた…

大すきな人にプレゼントしたい、ロマンチックな物語。

 

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特徴①おとを集められたら…

アンドレ・ダーハンの絵本では、実際には起こりえないんだけど、心がふわっと温かくなるような発想が盛りだくさん。

月とダンスをしたり…(『ぼくのともだちおつきさま』)

うみのたねを地面にまくと、うみができたり…(『ぼくのおじいさんのふね』)

おもちゃたちが遊んだり…(『なんてすてきな日』)

『Music Tree』では、主人公の猫の「ぼく」が、夏の夜に奏でるバイオリンの音が、音符の形になって、降りそそぐんだ。

素敵じゃない?

うさぎのロージーはその音を大切に拾い集めて、「ぼく」に届けてくれる。

「ぼく」は、「ロージーのために最高のプレゼントをしたい」と願い、届いた音を土の中に埋めるんだ。

まるで花の種のように。

音を集めて、種のようにまくと、どうなったと思う?

この絵本の題名「Music Tree」が育つんだ。

 

特徴②Music Treeが育つと…

さて、この音の種から育ったMusic Treeって、いったいどんな木なんだろう?

物語では、ここがとても丁寧に描かれているんだ。

少しずつ成長して、木の実のように音の実をならすMusic Tree。

小鳥たちも、音の実を食べると、素敵にさえずるんだ。

やがて小鳥たちがたくさんやどるようになったMusic Treeから、素敵な音楽が流れ出す。

どんな音楽なんだろう。聴いてみたいな。

 

特徴③猫とうさぎのロマンス

『Music Tree』では、アンドレ・ダーハンのこれまで紹介してきた絵本とは、少し違うところがあるんだ。

それは、猫とうさぎを恋人同士を描いているということ。

これまでも、いろんな仲良しが登場したけれど、友だちとして描いていることが多かった。

『Music Tree』では、初めはどんな関係なのかわからなかった。

だけど、猫とうさぎが手を取り合ってダンスをするところが、とってもロマンチックなんだ。

 

まとめ

『Music Tree』みどころまとめ。

  1. おとを集められたら…
  2. Music Treeが育つと…
  3. 猫とうさぎのロマンス

恋人へのプレゼントにもおすすめだよ。

『ミュージック・ツリー』をちょっと試し読みする/絵本ナビ公式サイト

 

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