絵本『聖なる夜』は、作者が幼い頃、おばあちゃんから聞いたクリスマスのお話。
『ニルスのふしぎな旅』作者のラーゲルレーヴの文に、「ロッタちゃん」シリーズの絵でも知られるイロン・ヴィークランドが絵をつけた。
羊飼いが見たキリスト誕生のお話に、心が洗われるような絵本。
今回紹介する絵本
この記事でわかること
- 絵本『聖なる夜』の感想と見どころ
- ラーゲルレーヴ「聖なる夜」のお話が読める書籍紹介
クリスマスのお話『聖なる夜』とは?
クリスマスのお話『聖なる夜』(原題”DEN HELIGA NATTEN”)は、スウェーデンの女流作家セルマ・ラーゲルレーヴが1904年に発表した『キリスト伝説集』に収録された短編。
日本でも『キリスト伝説集』は単行本や文庫として、収めされているお話は絵本などで刊行されている。
2003年、イロン・ヴィークランドが絵をつけた絵本が刊行され、日本では『聖なる夜』として2007年に刊行された。
セルマ・ラーゲルレーヴ(文)
スウェーデン女流作家。
1858年、邸宅モールバッカで5人の子どもの4番目として生まれる。
1891年、教師在職中に『イェスタ・ベルリングのサガ』を刊行、作家デビュー。
1901年、エルサレムに移住した農民たちを描いた『エルサレム』を発表。
1906〜1907年、児童文学『ニルスのふしぎな旅』を発表。
1909年、女性として、またスウェーデン人として初のノーベル文学賞を受賞。
1940年、モールバッカで死去。
参考:Wikipedia
代表作(小説)
イロン・ヴィークランド(絵)
スウェーデンで活躍するイラストレーター。
1930年エストニア(旧ソ連)生まれ。
1956年リンドグレーンの『ミオよ わたしのミオ』挿絵を手がけ、以後40年間にわたりリンドグレーン作品の挿絵を手掛ける。
1969年、エルサ・ベスコフ賞を受賞。
参考:Wikipedia
代表作(絵)
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うらたあつこ(翻訳)
1941年東京生まれ。
早稲田大学卒業。
イギリス・スウェーデン文学の翻訳活動をしている。
参考:『聖なる夜』セルマ・ラーゲルレーヴ文、イロン・ヴィークランド絵、うらたあつこ訳、ラトルズ、2007年
代表作(翻訳)
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内容紹介
一言あらすじ
ある夜、羊飼いが焚火をしていると、火を探して歩いていたひとりの男に出会う。
気むずかしい羊飼いは追い払おうとするが、その男には犬もかみつけず、羊も騒がず、投げた杖もあたらない。
それどころか、男は火に触っても火傷もせず、服も焼けない。
不思議に思った羊飼いが、男の後をついていって目にしたものとは・・・。
セルマ・ラーゲルレーヴ自身が幼い頃、大好きだったおばあちゃんから聞いたお話。
絵本『聖なる夜』を読んだきっかけ
ももちんが絵本『聖なる夜』を知ったのは、キリスト誕生についての絵本を調べていたとき。
キリスト誕生を描いた絵本は何冊もあるけれど、『聖なる夜』はお話の読みごたえと幻想的な美しい絵にひかれた。
他の多くの絵本で描かれるシチュエーションと少し違った展開で、作者がおばあちゃんから聞いたお話であることにもほっこり。
後になって、ノーベル文学賞を受賞したすごい作家(ラーゲルレーヴ)の文章であること、リンドグレーン作品でよく知っていたヴィークランドが絵を描いたことを知りました。
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絵本『聖なる夜』感想
絵本『聖なる夜』は、ノーベル文学賞受賞作家のラーゲルレーヴが、幼い頃に祖母から聞いたお話。
世界を代表する作家の原点に、多くの人に共通する「大好きなおばあちゃん」のあたたかい記憶があったことを思うと、なんだかほっとする。
絵本の中には、ラーゲルレーヴの記憶の中のおばあちゃんが、そのままの存在感をもって語りかけてくる。
読んでいる自分も子どもの頃に戻り、おばあちゃんのお話を聞いている気持ちを思い出す。
文字は多めだけど、漢字はすべてふりがなつきなので小学生から読める。
絵本『聖なる夜』感想
- 「おばあちゃん」と「孫」の共通点
- 羊飼いの目覚め
- おばあちゃんが伝えたかったこと
- ヴィークランドの絵
おばあちゃんと孫
絵本『聖なる夜』では、「クリスマスのお話」そのものの前に、幼少期のおばあちゃんとの思い出に多くのページがつかわれている。
つぎつぎとお話をしてくれるおばあちゃん。
真っ白な美しい髪をしていて、靴下を編んでいたおばあちゃん。
ひとつひとつが大好きな瞬間だったからこそ、亡くなってしまったときの悲しみも深い。
作者が子ども心に感じた「おばあちゃんを慕う気持ち」や「亡くなったときの寂しさ」が丁寧に描かれているので、その後に語られる「クリスマスのお話」がより特別感をもってせまってくる。
小さい子どもにとって、「おばあちゃん」は特別な存在。
ももちんもおばあちゃんが大好きで、お手玉や編み物を教えてもらったなぁ。。
「おばあちゃん」と「孫」の共通点
家族の中で、一番小さい「私」と一番年をとっている「おばあちゃん」。
一見違いすぎる二人だけど、この二人だからこそ共通していて、わかりあえるものがある。
その共通点はなんだと思う?
一つは、おばあちゃんも小さい子どもも「社会にとって中心的存在ではない」ということ。
どちらも「過去」や「未来」では、一生懸命働いたり家族をつくったりして、社会的にも経済的にも中心となっていく(いた)かもしれない。
だけど「今」はその役目は負っていない。
また、おばあちゃんも小さい子どもも、自分にとって大切なものがそう多くはない。
小さい子どもにとっては「家族」が世界のすべてだし、おばあちゃんにとっても、かつて大切だったかもしれない「仕事」「お金」「社会的地位」などはすべて流れ去り、今は「家族」が残る。
そして、年を重ねた今だからこそわかる「本当に大切なこと」をお話にこめて、大事な「家族」に伝えることができる。
今目の前にいる相手が大切な存在だと知っているからこそ、二人で過ごす時間がスペシャルに感じるんだよね。
クリスマスのお話
クリスマスにおばあちゃんと「私」がお留守番をしていたとき、おばあちゃんが話してくれたのは、キリストが誕生した日のお話。
羊飼いの目覚め
『聖なる夜』は、他の多くの絵本のように、マリアやヨセフを中心に描かれていない。
「気むずかしい羊飼いがキリストの誕生を目の当たりにし、優しくなる」ことにスポットがあたっていることが大きな特徴なんだよね。
初め羊飼いはわかりやすく意地悪で、火を求める男(ヨセフ)に対しても冷たい。
だけど、不思議といろんな意地悪(笑)が通じないんだよね。
不思議ポイント
- 犬をけしかけるがかみつけない
- たくさんの羊がいたのに、男が羊を踏んでも羊は目を覚まさない
- 杖を投げるが男に当たらない
- しぶしぶ火を分けてやるが、男はおき火を直に触っても火傷しない
わけをつきとめようと男の後をついていった先で見たのは、ほら穴にいた母親と赤ちゃん。
馬小屋ではなくほら穴であるところも特徴的。
「北国の冬のほら穴」と考えるだけで、うすら寒くなってくる。。
意地悪な羊飼いが優しさを見せ、羊の皮を差し出した瞬間、すべてが変わる。
それまで見えなかった「祝福の光景」が目の前に広がるんだよね。
羊飼いはその光景に感謝しながら、さきほど起こった不思議な出来事のわけも理解する。
キリスト誕生をただ祝福するだけの物語ではない。
羊飼い自身が変化したからその祝福を感じることができた、ということも大事なポイント。
おばあちゃんが伝えたかったこと
おばあちゃんは「私」に「このお話は本当のことなのだ」とくり返し伝える。
「不思議な出来事」や「天使」が出てくるお話をただの言い伝えとして話すのではなく、「本当のこと」として伝えること。
そして、それを見ることができる目を持つことが大切だということ。
おばあちゃん自身がそのような「心の目」で物事を見ているからこそ、この言葉には力強さがある。
長い人生の中で、いろいろなものを得ては失ってきて、最終的に残る「心の目」の力。
それを知っているおばあちゃんの言葉の力強さで、子どもは信じる。
そして、その後の人生を「心の目」を大切にして生きるようになっていくんだね。
ヴィークランドの絵
『聖なる夜』のお話をさらに味わい深いものにしているのが、イロン・ヴィークランドの絵。
ヴィークランドはリンドグレーン作品のほとんどの挿絵を手がけ、スウェーデンの風土や児童文学を熟知しているイラストレーター。
『聖なる夜』のお話そのものは、ラーゲルレーヴが1904年に発表した『キリスト伝説集』の中の一つ。
ヴィークランドの絵本『聖なる夜』原書が刊行されたのは2003年。
「約100年の時を経て、スウェーデンを代表する作家と画家の共作が叶った」という意味でもすごい絵本。
初めの「私」と「おばあちゃん」の思い出の場面は、スウェーデンの自然、家族と家庭的な雰囲気が色鮮やかで、懐かしくもあたたかい。
お話の中の場面は、厳しい寒さと静けさに満ちた夜に、ふんわり描かれた天使たちが神聖な雰囲気。
場面によって色彩がガラッと変わるんだけど、「お話は本当のこと」というおばあちゃんの言葉のように、「現実」と「お話」の世界はどこかつながっているんだよね。
絵本『聖なる夜』ポイント
- 「おばあちゃん」と「孫」の共通点
- 羊飼いの目覚め
- おばあちゃんが伝えたかったこと
- ヴィークランドの絵
ラーゲルレーヴ『聖なる夜』が読める書籍
ラーゲルレーヴの『聖なる夜』のお話は、今回紹介した絵本以外にも複数の書籍で読むことができる。
現在日本で刊行されている書籍を紹介するよ。
絶版になっているものも多いので、中古本や図書館で手にとって見てね。
ラーゲルレーヴ「聖なる夜」掲載書籍
- 絵本『ふしぎなよる』
- 絵本『ラーゲルレーヴのおばあちゃん』
- 絵本『きよし このよる』
- 岩波文庫『キリスト伝説集』
- 『キリストの伝説 Ⅰ 聖なる夜』
- 『天使がうたう夜にー世界のクリスマスものがたり』
絵本『ふしぎなよる』
絵本『ふしぎなよる』は、ラーゲルレーヴの『聖なる夜』を子どもむけにわかりやすく書き直したもの。
2013年女子パウロ会より刊行された。
文章は、ラーゲルレーヴの回想部分が大幅に省略されているが、「おばあちゃんのお話」の部分はしっかり読める。
すべてひらがな・カタカナで、子どもが一人で読み進められるようになっている。
児童書や教科書の挿絵を多く手がける小泉るみ子による絵は、情景がわかりやすく表情豊か。
絵本『ラーゲルレーヴのおばあちゃん』
絵本『ラーゲルレーヴのおばあちゃん』は、2014年ぷねうま舎より刊行された。
「聖なる夜」のおばあちゃんのお話の部分を描いた絵本。
文・絵ともに手がけたのは、絵本『ほしのひかったそのばんに』でもキリスト誕生を描いた司修。
『ラーゲルレーヴのおばあちゃん』では、切り絵のような繊細で美しい絵をふんだんに盛り込みながら、文章も加筆・修正され、子どもが絵とともにお話を楽しむことができるように工夫されている。
漢字にはふりがなつき。
シリーズで、同じラーゲルレーヴの『エジプトくだり』を元にした絵本『おじぎをした なつめやしの木』も刊行されている。
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絵本『きよし このよる』
スイスの画家ドミニク・ルクレールが絵を手がけた絵本『きよし このよる』は1984年に刊行された。
日本では、中村妙子の訳で新教出版社より1992年に刊行された。
中村妙子の訳文は、ですます調の優しい語り口。
おばあちゃんのお話の部分は「〜そうだ。〜だろうね。」などの語りかける口調が印象的。
文章は省略がない分、字が小さく多めで、漢字(ふりがななし)もふくまれている。
改行が少ないのでちょっと読みづらかった・・・
ドミニク・ルクレールの絵はあたたかい丸みが特徴で、クリスマスの夜を幻想的に美しく描いている。
岩波文庫『キリスト伝説集』
『キリスト伝説集』は、ラーゲルレーヴが『聖なる夜』含む11のお話を1冊にまとめたもの。
岩波文庫版は、イシガオサムの翻訳で1955年に刊行、1984年に改版が刊行された。
収録されているお話は次の通り。
『キリスト伝説集』
- 聖なる夜
- 皇帝のまぼろし
- 博士の泉
- ベツレヘムの子ら
- エジプトくだり
- ナザレの里
- 神の宮
- 聖ヴェロニカのハンカチ
- ムネアカドリ(こまどり)
- わが主とペトロ聖者
- ともしび
イシガオサムの訳文はクラシカルで優しい日本語。あとがきに翻訳の経緯が書かれている。
ラーゲルレーヴの他のお話も読めて、文庫ならではの満足感がある。
ラーゲルレーヴのキリストについてのお話をたくさん読みたい人におすすめ。
『キリストの伝説 Ⅰ 聖なる夜』
2011年にキリスト教視聴覚センターより刊行された「キリストの伝説」シリーズは、『キリスト伝説集』を読みやすく3冊仕立てにしている。
『聖なる夜』は『キリストの伝説 Ⅰ 聖なる夜』の最初に収録されている。
3冊の構成は次の通り。
「キリストの伝説」シリーズ
『キリストの伝説 Ⅰ 聖なる夜』
- 聖なる夜
- 皇帝の幻
- 賢者の井戸
- ベツレヘムの子どもたち
- エジプトへの脱出
『キリストの伝説 Ⅱ 聖ヴェロニカ』
- ナザレにて
- 神殿の中で
- 聖ヴェロニカ
『キリストの伝説 Ⅲ 胸赤コマドリ』
- 胸赤コマドリ
- わたしたちの主と聖ペトロ
- 聖なる炎
- クリスマスローズ
翻訳には、『シートン動物記』の翻訳や動物学者としても知られる藤原英司が加わっている。
文体はですます調の丁寧な語り口で、おばあちゃんの話し言葉は「〜なのよ」「〜だよ」などの優しい口調。
文庫より字が大きく読みやすいが、漢字にはふりがながないので、大人向け。
『天使がうたう夜にー世界のクリスマスものがたり』
1999年に日本基督教団出版局から刊行された『天使がうたう夜にー世界のクリスマスものがたり』は、世界各地のクリスマスのお話を1冊にまとめた本。
8カ国の12のお話が収録されている。『聖なる夜』もその中の一つ。
本の構成は次の通り。
『天使がうたう夜に』
ブラジル
- 暗闇の中の天使/アナマリア・コヴァックス
アメリカ
- クリスマスの鐘/レイモンド・M・オールデン
- 宿屋はいっぱいでした/ダイナ・ドノヒュー
韓国
- クリスマス・プレゼント/チョン・ヨンテク
- あなのあいたぼうし/ノ・ギョンシル
ドイツ
- 小さなかいばおけの前で/ヴァルター・バルテート
- クリスマスのごちそう/マルガレート・レッティヒ
フランス
- 「恥ずべき金持ち」のクリスマス/マリー・ノエル
- 最後の訪問者/ジェローム・ジャン・タロ
イギリス
- わがままな大男/オスカー・ワイルド
スウェーデン
- 聖なる夜/セルマ・ラーゲルレーヴ
ロシア
- 愛あるところに神あり/レフ・トルストイ
各国のお話を紹介する前に、詳しい担当者によるその国でのキリスト教やクリスマスの風習解説がおもしろい。
(スウェーデンを担当したのは、スウェーデン語会議通訳者としても活動した佐藤一郎。)
その国の事情を少しわかった上で読むお話は、さらに味わい深くなる。
お話そのものは短いので、さくさく読み進められる。
漢字にはふりがなつきで、田中槇子の洋風の挿絵も素敵。
ラーゲルレーヴ「聖なる夜」掲載書籍
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キリスト誕生を描いた絵本
今回紹介した『聖なる夜』以外にも、キリストの誕生を描いた絵本はたくさん刊行されている。
次の記事で、キリスト誕生やクリスマス全般のことを知ることができる絵本をまとめているよ。
クリスマス前に1冊は読んでおくと理解が深まる。
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クリスマス前に一度は読みたいのが、キリストの誕生についての絵本。 キリスト誕生を描いた絵本は「クリスマスものがたり」とか「クリスマスのおはなし」という題名で、たくさん出版されているんだよね。 今回は、 ...
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まとめ
絵本『聖なる夜』みどころまとめ。
絵本『聖なる夜』感想
- 「おばあちゃん」と「孫」の共通点
- 羊飼いの目覚め
- おばあちゃんが伝えたかったこと
- ヴィークランドの絵
絵本『聖なる夜』は、『ニルスのふしぎな旅』作者のラーゲルレーヴの文に、「ロッタちゃん」シリーズの絵でも知られるイロン・ヴィークランドが絵をつけた絵本。
羊飼いが見たキリスト誕生のお話に、心が洗われるような絵本。
クリスマスに読みたい絵本については、こちらのバナーからどうぞ。
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