児童文学 街歩きノート

長くつ下のピッピ展感想。物語を知らない人も世界観に魅せられる!

更新日:

東京富士美術館で開催中の「長くつ下のピッピの世界展」に行ってきた。

ももちんはピッピを読んだことがないけど、展示がとてもおもしろかったので、紹介するよ。

  • 物語を知らなくても楽しめる!
  • 全国巡回情報
  • 挿絵原画たくさん、絵本好きにはたまらない
  • リンドグレーンを知らなくても、作品に一つは触れているはず
  • グッズコーナーが熱い!
この記事はこんなあなたにおすすめ
  • 長くつ下のピッピの世界展の見どころを知りたい
  • 長くつ下のピッピを読んだことがないが、展示を楽しめるか知りたい

 

目次

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1.「長くつ下のピッピの世界展」を観に行こうと思った理由

ももちんが「長くつ下のピッピの世界展」のことを知ったのは、山梨の街に貼ってあったポスターを見たから。

ももちんは『長くつ下のピッピ』は、名前は知っていたけど、読んだことがなかったし、物語も知らなかった。

だけど、ポスターに載っていた絵の女の子が、めっちゃかわいい。

赤毛でそばかすのキャラクターは、ももちんが好きな『赤毛のアン』にも通じるものがある。

色合いもカラフルでポップな感じに惹かれ、その世界をのぞいてみたくなったんだ。

「長くつ下のピッピ展」でググってみると、東京は八王子の美術館でやっていることがわかった。

八王子は山梨からも近いし、絵本好きの友だちも近くに住んでいたので、誘って一緒に観に行くことにしました。

2.概要

2-1.アストリッド・リンドグレーン

アストリッド・リンドグレーン肖像写真(1924年) [Public domain]

スウェーデンの児童文学作家。児童書の編集者。

1907年、スウェーデンのヴィンメルビュー生まれ。

幼いころから大自然の中で弟妹たちと遊び、幸福な子ども時代だったという。

1945年、娘のために話して聞かせていた物語『長くつ下のピッピ』を執筆。

以降『やかまし村の子どもたち』『名探偵カッレくん』シリーズなど、数々の物語を作り出す。

子どもの権利の擁護者としても知られる。

1978年にドイツ書店協会平和賞授賞式で訴えた子どもの虐待反対のスピーチは、日本でも新井良二絵による絵本『暴力は絶対だめ!』(岩波書店、2015年)として出版されている。

2002年死去。

参考:Wikipedia

2-2.『長くつ下のピッピ』について

『長くつ下のピッピ』(原題:Pippi Långstrump)は、アストリッド・リンドグレーンによる童話。

1945年、スウェーデンで第1巻が刊行された。

日本では、1964年、大塚勇三の翻訳により『長くつ下のピッピ』が岩波書店より刊行された。

あらすじ

トミーとアンニカのセッターグレン兄妹は退屈な毎日に飽き飽きしていた。

ある日、町外れの「ごたごた荘」に女の子がやって来た。

赤毛のツインテールにそばかすだらけの顔、そして長い靴下を穿いている9歳の少女“ピッピ”

ピッピロッタ・タベルシナジナ・カーテンアケタ・ヤマノハッカ・エフライムノムスメ・ナガクツシタである。

船長だった父エフライムが行方不明になり、父の言葉に従って別荘であるごたごた荘へとやってきたのだった。

ピッピと出会ってすぐさま意気投合し仲良しになったトミーとアンニカたちは、楽しい冒険の日々を送る。

引用元:Wikipedia

2-3.「長くつ下のピッピの世界展」について

引用元:インターネットミュージアム 

日本・スウェーデン外交関係樹立150周年記念「長くつ下のピッピの世界展~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~」

この夏、北欧・スウェーデンから、ピッピが日本にやってくる!

(中略)本展では、スウェーデン王立図書館所蔵、ユネスコ“世界の記憶”に登録された『長くつ下のピッピ』等の貴重な原画をはじめ、スウェーデン、デンマーク、エストニア他より、「ピッピ」「ロッタちゃん」「やかまし村」シリーズ等の原画や、オリジナル原稿、愛用品など約200 点が出品され、その多くが日本初公開となります。

出典:長くつ下のピッピの世界展公式サイト

2-4.東京富士美術館の基本情報

開館時間

10:00~17:00(16:30受付終了)

休館日

月曜日(祝日の場合はその翌日)

祝日の翌日(日曜日の場合は開館)

年末年始、その他臨時開館・休館あり

入場料金

「長くつ下のピッピの世界展」開催期間中の入場料金

通常料金 各種割引料金
一般 1,300円 1,000円
大学生・高校生 800円 700円
中学生・小学生 400円 300円

新刊常設展示室も観覧可。

※各種割引料金[20名以上の団体・65歳以上の方・当館メルマガ登録者ほか]

※障がい児者、付添者1名は通常料金の半額[証明書を提示]

※以下の場合は無料。

  • 未就学児
  • 土曜日は中小生無料
  • 誕生日当日にご来館された方はご本人のみ無料 [証明書を提示。休館日は適用不可]

交通アクセス

住所:〒192-0016 東京都八王子市谷野町492-1
TEL:042-691-4511

JR八王子駅(北口)からのアクセス
  • 始発から12:29発までは西東京バス14番のりばより
    ・創価大正門東京富士美術館行き
    ・創価大学循環
    「創価大正門東京富士美術館」で下車
  • 12:31発以降は、(ひよどり山トンネル経由)西東京バス12番のりばより
    ・創価大正門東京富士美術館行き
    ・創価大学循環
    (八日町経由)西東京バス11番のりばより)
    ・創価大学循環
    いずれも「創価大正門東京富士美術館」で下車
京王八王子駅からのアクセス
  • 西東京バス4番のりばより
    ・創価大正門東京富士美術館行き
    ・創価大学循環
    「創価大正門東京富士美術館」で下車

2-5.「長くつ下のピッピの世界展」全国巡回情報

東京会場

場所:東京富士美術館 http://www.fujibi.or.jp/

開催期間:2018年7月28日(土)~9月24日(月・祝)

※休館日:月曜日(9/17(月)は開館、9/18(火)は休館)

宮崎会場

場所:みやざきアートセンター http://miyazaki-ac.com/

開催期間:2018年12月15日(土)~2019年1月27日(日)

※休館日:12月31日(月)、1月1日(祝・火)、2日(水)

京都会場

場所:美術館「えき」KYOTO http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

開催期間:2019年2月8日(金)~2019年3月4日(月)※会期中無休

名古屋会場

場所:松坂屋美術館 https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/

開催期間:2019年4月27日(土)~6月16日(日)※会期中無休

福岡会場

場所:福岡市博物館(予定) http://museum.city.fukuoka.jp/

開催期間:2019年7月6日(土)~8月25日(日) (予定)

愛媛会場

場所:愛媛県美術館 http://www.ehime-art.jp/

開催期間:2019年9月7日(土)~11月4日(月)

参考:長くつ下のピッピの世界展公式サイト

3.東京富士美術館へ!

東京富士美術館正面。

JR八王子駅で友だち(3歳の息子ちゃんも一緒!)と待ち合わせてランチ後、バスで東京富士美術館へ向かう。

ももちん全く知らなかったんだけど、東京富士美術館って創価学会の建物だったんだね。

隣接して創価大学があるので、学生さんたちもたくさん乗っていたよ。

15分ほどバスに乗って、たどり着いた美術館は、とっても立派な建物。

入り口を入ってすぐに案内の人が立っていて、入場券の券売機に案内してくれた。

友だちが八王子駅ビルのポイントカードを持っていて、入場料が割引になったので、1000円で入場することができたよ。

チケットも、めっちゃかわいい。

ここで初めて気づいたんだけど、リンドグレーンってスウェーデンの作家だったんだね。

隣国フィンランドには『ムーミン』を生み出したトーベ・ヤンソンがいる。

どちらにも共通してる、北欧独特の雰囲気を感じるよね。子どもたちを夢中にさせるなにか。

4.展示の感想

エスカレーターを上って左が常設展、右がピッピ展。

今回はピッピ展のみ見学する予定だったので、迷わず右へ。

しばらく進むと、入口でさっそくピッピがお出迎え。

展示室に続く廊下にも、ピッピの絵が飾ってあって可愛かった!

第1章:長くつ下のピッピ

展示では、さっそく第1章から『長くつ下のピッピ』関連の展示が盛りだくさん!

展示室に入るとすぐ見えてくるのが、映画『長くつしたのピッピ』の映像。

ももちんは映画を観たことがなかったんだけど、友だちは子どもの頃よく見てたみたいで、興奮してた。

映画のピッピは赤毛でそばかすだらけ、文字通り長くつしたのおてんば少女、という感じ。

ももちんも映画を観てみたくなりました。

①リンドグレーンのオリジナルピッピ

展示では、リンドグレーンがタイプし、娘の10歳の誕生日に贈った『長くつ下のピッピ』原稿があった。

表紙に描いてあるリンドグレーン自身によるピッピは、どこかいびつで、娘一人のためだけに存在する特別なピッピ。

1944年のものなので、ピッピが出版される前に、プライベートでつくられたものなんだよね。

箱もリンドグレーン自身が手掛けたとのこと、娘への愛情が感じられた。

②イングリッド・ヴァン・ニイマンの挿絵原画

『長くつ下のピッピ』出版社用ポスター原画

イングリッド・ヴァン・ニイマンは、『長くつ下のピッピ』の初版から、挿絵を描き続けた人物。

展示では、『長くつ下のピッピ』初版本と、たくさんの挿絵原画があった。

挿絵を一つ一つ見ていると、ピッピのファンキーさというか、大人の言いなりにならない独立心と、あふれでる自由な感じが伝わってくる。

「ピッピ、トミーとアミカと馬にのる」では、銃をもっているし(笑)

それと、一つ気づいたのが、スウェーデン人のコーヒー文化「フィーカ」がこの時代から、しかも子どもの間でも根づいていること!

「ピッピ、トミーとアニカとコーヒーをのむ」

「ピッピ、トミーとアニカとコーヒータイム」

二つの挿絵があった。よっぽど大事なコーヒーの時間(笑)

ピッピは、子どもだからといってレモネードやお茶ではなく、ここはコーヒーだよね。

※「フィーカ」って何?と思った方は、下の説明をどうぞ。ももちんにとっても、フィーカは大切な時間だなぁ。

フィーカはスウェーデンの生活慣習であり、休憩をとること、主として同僚、友人、恋人または家族とコーヒーを飲む時間を意味する。

「fika」という単語は動詞または名詞として使われる。スウェーデンではコーヒーを飲むことが重要な文化であると考えられている。

「コーヒーブレイク」をとることで仕事中にフィーカしたり、「コーヒーデート」のように誰かとフィーカしたり、単に1杯のコーヒーを飲むこともできる。

引用元:wikipedia

ピッピのペーパードール

撮影OKだったピッピのペーパードール。

この長くつ下を止めてるベルトも、パンクでかわいい。。

③漫画ピッピ

展示では、漫画『長くつ下のピッピ』の原画も展示されていた。

描いたのはもちろん、イングリッド・ヴァン・ニイマン。

セリフの日本語訳もあったので、じっくり読んだらめっちゃおもしろかった!

ピッピのセリフの一つ一つが、なかなか刺さるんだよねぇ。

「もう、家に帰れば。帰らないと明日またこられないわ。それってつまらなくない?」

「まあ、ピッピ、ずぶぬれよ。」「ずぶぬれのどこが悪いの?」

大人になるにつれて忘れてしまった感性を思い出させてくれる、それがピッピだなぁ、と思った。

④イングリッド・ヴァン・ニイマンってどんな人?

イングリッド・ヴァン・ニイマン肖像写真(1930~1940年の間) [Public domain]

デンマークの画家。スウェーデンでは、ピッピの物語はニイマンの描く絵とわかちがたいものとして定着している 。

1916年、デンマークの知識人の家庭に生まれる。

コペンハーゲンで19歳から芸術を学ぶ。

1945年以降、『長くつ下のピッピ』のイラストレーションの多くを制作。

1959年に身体的、心理的な多くの病気に悩まされ、自殺。

参考:Wikipedia

ニイマン絵の『長くつ下のピッピ』

徳間書店より2004年より刊行されているピッピの絵本シリーズ。

スウェーデンで愛され続けているオリジナル版絵本の日本版。

現在は4タイトル刊行。

絵本『こんにちは、長くつ下のピッピ』レビュー記事はこちら。

岩波書店より新刊

「長くつ下のピッピの世界展」の監修をつとめている菱木晃子による新訳『長くつ下のピッピ』は、2018年8月に岩波書店より刊行されたばかり。

イングリッド・ヴァン・ニイマンによる挿絵も見逃せないポイント。

⑤ごたごた荘の大型模型

展示室を奥へ進むと、撮影可能な展示がたくさん用意されていて、テンション上がった。

その中の一つが、ピッピが一人で暮らす「ごたごた荘」の大型模型。

庭から見た「ごたごた荘」外観。

ピッピ、馬を持ち上げてます。

考えてみると、お金持ちで、一人暮らしで、力持ちの女の子ピッピは、子ども時代のももちんがもし知ってたら、めっちゃ憧れただろうな。

裏側から見た「ごたごた荘」の内部。

2階には、ピッピが仁王立ちしてる。

ちいさいベッドは、サルのニルソンさんのもの。

1階では、トミーとアニカとパーティー。

ピッピ、めっちゃうれしそう♪

壁面にも、ごたごた荘での楽しい様子が描かれていた。

友だちの息子ちゃん、思わず近づき、手を触れそうになる。

こんな楽しそうな世界があったら、入ってみたくなるよね。

⑥映画ポスター

壁をよく見ると、ピッピが書いたと思われる、トミーとアニカへのお誕生日パーティーへの招待状が・・・

読むのに苦労したけど、きっとそう(笑)

映画『長くつしたのピッピ』日本語版ポスター

1973年に制作された映画『長くつしたのピッピ』の日本語版ポスターも貼られていたよ。

ピッピが物語の世界からそのまんま抜け出してきたみたい!

どんな感じなんだろう?絶対観たいなぁ。

⑦桜井誠挿絵原画

『長くつ下のピッピ』が日本で最初に出版されたのは、1964年、岩波書店からだった。

その時の挿絵を手掛けたのが桜井誠。絵本や児童書などの挿絵の執筆で活動した画家。

周りで見てる人も、この桜井誠の絵のピッピを子どもの時に読んで、なじみがあるっていう人が多かったみたい。

イングリッド・ヴァン・ニイマンが描くピッピより、少し大人っぽい。

このピッピも好きです。

桜井誠による絵(岩波少年文庫)『長くつ下のピッピ』レビュー記事はこちら。

第2章:アストリッド・リンドグレーン

ピッピ関連の展示の次には、アストリッド・リンドグレーンの人物紹介のコーナーがあった。

年表をみて初めて知ったんだけど、リンドグレーンは19歳の時に長男を出産するものの、子の父親とは結婚しなかった。

子どもは一時里子に出していて、そばにいられなかった経験があるんだよね。

その後、夫となる人と出会い、息子を手元に引きとることができた。

リンドグレーンがいつも子どもの視点に立って、子どもの権利を発信していたのには、この経験も影響を与えていたと思われる。

スピーチ

展示では、1978年にドイツ書店協会平和賞授賞式で訴えた子どもの虐待反対のスピーチの一部の映像を観ることができた。

その力強い言葉に、危うく涙が出そうになった。

翌1979年、スウェーデンにおいて世界ではじめてとなる、子どもへの肉体的・精神的な暴力を禁じる法律が生まれた。

スピーチの全文は『暴力は絶対だめ!』(新井良二絵、岩波書店、2015年)で読むことができる。

新井良二がピッピ展に訪れる様子を取材&インタビューした記事を見つけた。

おもしろかった。絵本好き&新井良二好きな人は必読です。

『ピッピ』の魅力を荒井良二が解く。子どもも大人も自由でいい/Fika

第3章:小さなヒーロー・ヒロインたち

アストリッド・リンドグレーンが生み出した物語は、『長くつ下のピッピ』だけじゃないんだよね。

ももちんも初めて知ったんだけど、映画を知っていた『やかまし村の子どもたち』『ロッタちゃん』シリーズもリンドグレーンの作品。

その一部の挿絵原画を観ることができた。

①イロン・ヴィークランドの挿絵原画

ピッピの挿絵原画はイングリッド・ヴァン・ニイマンのものがメインだった。

このコーナーでは、イロン・ヴィークランドの挿絵原画がたくさん展示されていたよ。

ヴィークランドは、1930年エストニア(ソ連邦)生まれの画家。

スウェーデンの美術学校を卒業し、画家として活動。

リンドグレーンとのコンビで挿絵や絵本も多数手がけた。

絵のタッチがとても繊細で、自然も動物たちも子どもたちも、細かいところまで描かれていて、1枚1枚に見入ってしまった。

ヴィークランド絵の「ロッタちゃん」シリーズ

偕成社より1966年以降刊行されている絵本「ロッタちゃん」シリーズ。

翻訳の山室静は、トーベ・ヤンソンの名作「ムーミン」シリーズの翻訳も手掛けた。

ヴィークランド絵の「やかまし村」シリーズ

岩波書店より1965年以降刊行されている「やかまし村」シリーズは、大塚勇三の翻訳。

②「ロッタちゃん」シリーズ

 引用元:YouTubeムービー(提供元:Asmic Ace) 

引用元:YouTubeムービー(提供元:Asmic Ace) 

ロッタちゃんシリーズは、絵本シリーズで偕成社から出版されているんだけど、ももちんは知らなかった。

「ロッタちゃん」の存在を知ったのは、2000年に日本で公開された実写版映画だった。

と言っても、観てないんだよね。

子ども苦手なももちんは、わがままな子どもが主人公だとイラっとくるんだろうな、と思って、完全に先入観から見てないだけなんだけど(笑)

展示で予告編を見ることができて、面白そうだったので、今度観てみようかな。

ロッタちゃんの秘密の隠れ家

ロッタちゃんの秘密の隠れ家実物大の再現。

展示では、ロッタちゃんの秘密の隠れ家、実物大の展示もあった。

物語では、ロッタちゃんが隣家の物置きの二階につくったお部屋なんだって。

ロッタちゃんの秘密の隠れ家内部。

中をよく見ると、家具も食器もロッタちゃんサイズ!

このなかでロッタちゃんもフィーカするんだろうなぁ、と想像を膨らませて、にまにましてました。

③「やかまし村」シリーズ

ももちんが子どもの時観た映画は、『やかまし村の子どもたち』。

展示でも予告編が流れていて、めっちゃ懐かしかった。

当時のももちんと同世代の子どもたちが、大自然の中で、男の子も女の子も混じって遊んでるのに、とても「異文化」を感じた。

自分の環境と違いすぎて、うらやましくて、若干へこんだもん(笑)

こんな大自然の中で遊びたい!と、切実に願ったよ。

第4章:アストリッド・リンドグレーンへのトリビュート

展示の最後は、アストリッド・リンドグレーン作品をそれぞれの分野で表現している人たちの仕事を垣間見れるスペース。

①陶芸家リサ・ラーソンの作品

リサ・ラーソンのものは、ももちんはキーホルダーとかマグカップとか買っていた。

実はリサ・ラーソンだとは知らず、もちろんスウェーデンだとも知らなかった。

なにげに北欧文化、ももちんの中に浸透しているのね・・・。

リサ・ラーソンはスウェーデンの世界的な陶芸家。

1960年代後半、ピッピの陶器作品を手がけ、アストリッド・リンドグレーンがその作品に感動して以来、交流を続けていたんだ。

展示では、1960年代当時に制作したヴィンテージの「長くつ下のピッピ」に加え、2016年以降手掛けている新シリーズの作品もあった。

新作「馬を持ち上げるピッピ」は、数量限定で販売もしている。

②『山賊の娘ローニャ』

『山賊のローニャ』は、スタジオジブリの宮崎吾朗によるアニメ化で話題となっていたので、名前だけは知っていた。

まさか、これもリンドグレーンだったん?とびっくり。

『山賊の娘ローニャ』関連の展示は、イメージスケッチ(宮崎吾朗画)などのアニメに関するものだった。

Amazonレビューとか見ると、原作がめっちゃいいみたいなので、まずはそっちから読んでみようかな。

書籍の『山賊の娘ローニャ』(大塚勇三訳、2001年、岩波書店)の表紙絵は、「やかまし村」シリーズや「ロッタちゃんシリーズ」を手掛けたイロン・ヴィークランド。

アニメ『山賊の娘ローニャ』NHK公式サイト

5.その他

5-1.キッズスペースがある

展示会場を出たところには、広いキッズスペースがあった。

スウェーデン発祥の家具量販店IKEA提供の家具とおもちゃは、子どもが長時間遊ぶにはぴったりのスペース。

一緒に行った友だちの息子ちゃんも、夢中になって遊んでいたよ。

5-2.グッズコーナーも熱い!

心がときめいたのは、グッズ販売のスペース!

とにかくグッズの種類が多い!

文房具、食器、お菓子、バッグ、ポーチ・・・ピッピのものが何でもそろう!

予想通り女子たちが思い思いのグッズにときめいていました。

スウェーデン直輸入の商品が120点以上ということで、ここでしか手に入らないグッズも多数あり。

もちろん、リンドグレーン関連書籍も揃っているよ。

ももちんは控えめにポストカード3枚購入。

長くつ下のピッピの世界展公式サイト・グッズ情報

5-3.カフェレストラン・セーヌ

東京富士美術館は、1階にカフェもある。

カジュアルフレンチのランチや、スイーツを楽しめる。

鑑賞後にまったりするのにぴったりのスペース。

営業時間 10:00〜16:30(ラストオーダー16:00)

まとめ

「長くつ下のピッピの世界展」みどころまとめ。

  • 物語を知らなくても楽しめる!
  • 全国巡回情報
  • 挿絵原画たくさん、絵本好きにはたまらない
  • リンドグレーンを知らなくても、作品に一つは触れているはず
  • グッズコーナーが熱い!

本や映画をみたことがない人も、楽しめる展示だよ。

特に絵本や児童文学好きなあなたにはおすすめなので、足を運んでみてね。

日本・スウェーデン外交関係樹立150周年記念「長くつ下のピッピの世界展~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~」

期日:2018年7月28日(土)~ 2018年9月24日(月・祝)
時間:10:00~17:00(16:30受付終了)
観覧料:一般1,300円、大学生・高校生800円、中学生・小学生400円、未就学児無料
場所: 東京富士美術館
主催: 東京富士美術館
〒〒192-0016 東京都八王子市谷野町492-1
TEL : 042-691-4511

このあと文庫と絵本を読んでみたよ。

岩波少年文庫『長くつ下のピッピ』レビュー記事

絵本『こんにちは、長くつ下のピッピ』レビュー記事

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