『長くつ下のピッピ』は、スウェーデンの作家リンドグレーンが生んだ、児童文学。
現在さまざまな出版社から刊行されているので、特徴別にまとめてみた。
こんな方におすすめ
- 『長くつ下のピッピ』読んでみたいけど、どれを選んだらいいか迷っている。
- シリーズ、挿絵がいっぱい、ハードカバーなど、特徴で選びたい。
『長くつ下のピッピ』最新情報
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『長くつ下のピッピ』とは?
『長くつ下のピッピ』(原題:Pippi Långstrump)は、アストリッド・リンドグレーンによる童話。
1945年、イングリッド・ヴァン・ニイマンの挿絵で、スウェーデンで第1巻が刊行された。
リンドグレーンによる児童文学「ピッピ」シリーズは『長くつ下のピッピ』『ピッピ 船に乗る』『ピッピ 南の島へ』の三部作。
日本では、1964年、大塚勇三の翻訳により『長くつ下のピッピ』が岩波書店より刊行された。
参考:Wikipedia
トミーとアンニカのセッターグレン兄妹は退屈な毎日に飽き飽きしていた。
ある日、町外れの「ごたごた荘」に女の子がやって来た。
赤毛のツインテールにそばかすだらけの顔、そして長い靴下を穿いている9歳の少女“ピッピ”である。
船長だった父エフライムが行方不明になり、父の言葉に従って別荘であるごたごた荘へとやってきたのだった。
ピッピと出会ってすぐさま意気投合し仲良しになったトミーとアンニカたちは、楽しい冒険の日々を送る。
引用元:Wikipedia
リンドグレーンとニイマンの紹介
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本の感想
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本家イングリッド・ヴァン・ニイマンの絵を楽しみたい!
スウェーデンで初版の挿絵を担当したイングリッド・ヴァン・ニイマン。
日本で初めてニイマン絵のピッピが紹介されたのは2004年だけど、本国スウェーデンでは、ピッピと言えばこのニイマンの絵なんだよね。
リンドグレーン自身、「ピッピの絵はイングリッドのものでなくてはならない」と言いきるほど、ニイマンの挿絵を気に入っていたとのこと。
ニイマンの絵のピッピは、当初はモダンすぎて日本人にはなじまないとされていたが、半世紀が過ぎ刊行されている。
ピッピのお話とニイマンの絵、両方を楽しめる本を紹介するね。
3作が1冊に!『決定版 長くつ下のピッピの本』
徳間書店より2018年11月に刊行されたのは、「シリーズ三作」をリンドグレーン自身が1952年に1冊の本にまとめた、『長くつ下のピッピの本』。
イングリッド・ヴァン・ニイマンのカラーイラスト。
ハードカバーながら、A5サイズで大きすぎない。
翻訳は、徳間書店のピッピ絵本シリーズの翻訳を手掛けた石井登志子。
シリーズ3作から選りすぐった24話を1冊にまとめたもの。
シリーズ3作の全部のお話が入っているわけではない。
- 元祖ピッピを描いたニイマンの絵の本がいい!
- 読みやすい大きさがいい!
- ハードカバーの愛蔵版がいい!
そんな希望がある人は、この1冊をおすすめ。
380ページ、徳間書店、2018年。
あたしたちは、自由な国に住んでるんじゃないの? 好きなように歩いちゃいけない?
引用元:『決定版長くつ下のピッピの本』リンドグレーン作、石井登志子訳、イングリッド・ヴァン・ニイマン絵、2018年、徳間書店
『長くつ下のピッピの本』ココがおすすめ
- ピッピシリーズ3作品を1冊で読める
- ニイマンの絵をカラーで楽しめる
- 特別感のあるハードカバーで読める
新訳・新装丁の「リンドグレーン・コレクション」(岩波書店)
岩波書店より2018年8月より新しく刊行されている『長くつ下のピッピ』シリーズは、スウェーデンではおなじみのイングリッド・ヴァン・ニイマンのイラストをもりこんだ。
翻訳は、「長くつ下のピッピの世界展」の監修も務めている菱木晃子。
スウェーデンでは2016年にピッピ三部作がそれぞれ改訂され、差別と受け取られかねない表現などが改められた。
新装版ピッピの翻訳は、この2016年改訂版をもとにしている。
岩波少年文庫の大塚訳よりも、現代に近い言葉づかいが読みやすい。
大塚訳では「味付けパン」と訳されているのが菱木訳では「シナモンロール」となっていて、イメージしやすかった。
後で紹介するローレン・チャイルドの絵のピッピの翻訳も菱木晃子が手掛けているが、言葉の選び方や文字の配置を見直した。
あたしたちは、自由の国に住んでるんでしょ? 好きなように歩いちゃいけないっていうの?
出典:『長くつ下のピッピ』 リンドグレーン作、菱木晃子訳、2018年、岩波書店
ニイマンの絵本シリーズ(徳間書店)
徳間書店より2004年より刊行されているピッピの絵本シリーズ。
スウェーデンで愛され続けているオリジナル版絵本の日本版。
「長くつ下のピッピの世界展」でたくさんの原画が展示されている、イングリッド・ヴァン・ニイマンの絵がふんだんに使われている。
翻訳は、初めに紹介した決定版『長くつ下のピッピの本』の翻訳も担当した石井登志子。
絵本シリーズは2018年10月現在4作品刊行されている。
絵本の感想
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読みやすい児童文庫
児童文学の名作として知られている『長くつ下のピッピ』なので、さまざまな児童文庫にラインナップされているよ。
翻訳や挿絵にもそれぞれ特徴があるので、チェックしてみよう。
岩波少年文庫
日本で最初に『長くつ下のピッピ』を刊行した岩波書店は、リンドグレーン作品に力を入れている。
岩波少年文庫からは、『長くつ下のピッピ』の続編として、『ピッピ 船にのる』と『ピッピ 南の島へ』が刊行されている。
シリーズ通して、大塚勇三の翻訳と、桜井誠の挿絵なので、『長くつ下のピッピ』の世界観のまま楽しむことができる。
大塚勇三の翻訳は、言葉のしゃれのような部分も全て訳した完訳版。できるだけ原作をそのまま伝える工夫がされている。
「~かしら?」「~じゃないこと?」など、ピッピの言葉づかいにクラシックな品を感じる。
239ページ、岩波書店、2000年。
わたしたちの国は、自由な国じゃないこと?わたしがすきなようにあるいちゃ、いけないかしら?
出典:リンドグレーン『長くつ下のピッピ』大塚勇三訳、2000年、岩波書店
本の感想
『長くつ下のピッピ』本の感想。スウェーデン発の世界的な児童文学。
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角川つばさ文庫
角川つばさ文庫は、2011年に創刊された児童文庫。
本を読むのがちょっと苦手という子にも「読んでみたい」気持ちを応援する。
もけおの現代的な絵が88点掲載され、文字が苦手な子どもにも読みやすくなっている。
続編『新訳 長くつ下のピッピ 船にのる』は木村由利子の翻訳により2014年刊行されている。
総ルビ、小学校中学年以上向け。
214ページ、アスキーメディアワークス、2013年。
ここは自由の国でしょ。すきなように歩いちゃいけない?
出典:『新訳 長くつ下のピッピ』リンドグレーン作、冨原 眞弓訳、2013年、KADOKAWA
偕成社文庫
偕成社文庫『長くつ下のピッピ』は、1988年に出版された。
児童文庫だけれど、海外の古典・名作は完訳を基本としているところが特徴。
翻訳は、ムーミンシリーズの翻訳も手がけている下村隆一。
岩波少年文庫シリーズ大塚勇三の翻訳と雰囲気が似ていて、ピッピの言葉づかいはちょっと古風で品がある。
挿絵は山田三郎。繊細でいきいきとした挿絵がふんだんに盛り込まれている。
200ページ。
わたしたち、自由な国でくらしてるんじゃないかしら?すきなように歩いちゃいけないの?
引用元:『長くつ下のピッピ 』 リンドグレーン作、下村 隆一訳、1988年、偕成社
下村龍一氏翻訳作品
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講談社青い鳥文庫
講談社青い鳥文庫は、1980年に創刊された小中学生向けの児童文庫。
子どもが「与えられて読む」のではなく、「自分ですすんで読む」ように、現代風の挿絵やふりがななど、読みやすく工夫されている。
原書は、1952年にスウェーデンで刊行された『長くつ下のピッピ物語』。
シリーズ3作品から、おもしろい話だけをリンドグレーン自身が選んでまとめているので、シリーズ全体の話を読みたいときにおすすめ。
尾崎 義訳では、ピッピの家を「ビッレクッラ」(他の訳ではごたごた荘、きまぐれ荘など)とそのまま表記している。
和地 あつおの絵は、社会の教科書に載っているような絵。
絵を楽しむなら岩波少年文庫や偕成社文庫の方が好き。
366ページ。
あたしたち、自由の国に住んでるんじゃない? すきなようにあるいちゃいけないの。
引用元:『長くつしたのピッピ 』 リンドグレーン作、尾崎 義訳、和地 あつお絵、1993年、講談社
ポプラポケット文庫
児童書専門の出版社として出発したポプラ社は、さまざまな年齢向けに『長くつしたのピッピ』を数種類出版している。
2005年に創刊したポプラポケット文庫からは、木村由利子の翻訳のピッピが刊行されている。
翻訳は現代語でわかりやすくシンプル。
岩波少年文庫では「ごたごた荘」となっているピッピの家が、本書では「でんでん荘」となっている。
山西ゲンイチによる、ポップであたたかみのあるイラストが親しみやすい。
198ページ。
ここは自由な国じゃなかったっけ。好きなように歩いても、いいんでしょ?
引用元:『長くつしたのピッピ 』 リンドグレーン作、木村由利子訳、山西ゲンイチ絵、ポプラポケット文庫、2015年
児童文庫ココがおすすめ
- 一般の文庫より易しい翻訳
- 一般的な文庫より大きめのサイズ
- 挿絵も楽しめる
- 大きな字やふりがな付き
特別感のあるハードカバー
『長くつ下のピッピ』は愛読書なので、ハードカバーで揃えたい!というあなたにおすすめなのが、ハードカバーのシリーズや絵本。
リンドグレーン作品集(岩波書店)
岩波少年文庫のピッピシリーズと同じ、大塚勇三訳・桜井誠の絵で、ハードカバーの単行本も刊行されている。
こっちの方が字が大きいので、子どもが読むにはおすすめ。
シリーズ3作とも刊行されている。
262ページ、岩波書店、1964年。
ローレン・チャイルド大型絵本(岩波書店)
リンドグレーン生誕100年記念版として2007年に刊行された『長くつ下のピッピ』は、大型の本。
イギリスの人気絵本作家ローレン・チャイルドがイラストを担当している。
ローレン・チャイルドのイラストはコラージュを使っているので、木や服が立体的に描かれていたり、北欧っぽいデザインがそのまま使われていて面白い。
イラストと文が一体となって、イラストの中に言葉があったり、言葉が太字やぐにゃぐにゃに書かれていたりする。
翻訳は、先に紹介した新装版『長くつ下のピッピ』の翻訳の菱木晃子。
全体的な翻訳は新装版『長くつ下のピッピ』と同じだけど、今作では個性的な挿絵とレイアウトを優先し、言葉の選び方や文字の配置にも制約があったらしい。
ふりがながない漢字もあるので、小学校高学年以上向け。207ページ。
あたしたちは、自由の国に住んでるんでしょ?好きなように歩いちゃいけないっていうの?
出典:『長くつ下のピッピ』 リンドグレーン作、菱木晃子訳、2007年、岩波書店
ハードカバーはココがおすすめ
- 特別感がある
- 絵を存分に楽しめる
活字が苦手な人でも読みやすい!児童書
『長くつ下のピッピ』は児童文学なので、挿絵や解説、大きな字などで工夫されている書籍もたくさん刊行されている。
子どもが読む本と侮ってはいけない。
実は、活字が苦手な大人にもおすすめなんだよね。
10歳までに読みたい世界名作シリーズ
2020年7月に刊行されたのは、学研の児童書シリーズ『10歳までに読みたい世界名作』の『長くつ下のピッピ』。
学研教育出版の「10歳までに読みたい世界名作」シリーズは、子どもが自分で読みたくなる名作にするために、オールカラーのイラストにこだわっている。
巻頭には物語をわかりやすく紹介する「物語ナビ」を掲載し、主人公のプロフィール紹介、キャラクター相関図など作品を理解する手助けとなっている。
編訳は、同シリーズ『フランダースの犬』や角川つばさ文庫『飛ぶ教室』の翻訳もてがけた那須田淳。
電子書籍版あり。総ルビ、小学校低中学年向け。
ここは自由の国なんでしょ。だから、すきに歩いてるの。
出典:『長くつ下のピッピ (10歳までに読みたい世界名作)』 リンドグレーン作、那須田淳編訳、学研、2020年
ポプラ世界名作童話(ポプラ社)
ポプラ社の「ポプラ世界名作童話シリーズ」は、小学校に入って、はじめて世界名作に出会う子どもたちのためのシリーズ。
翻訳は、自身も児童文学作家として活躍する、角野栄子。
絵本『くまのがっこう』シリーズで有名なあだちなみのカラーイラストがちりばめられ、子どもが読み進めやすくなっている。
小学校低学年向け。133ページ。
セット
子どものための世界文学の森(集英社)
集英社「子どものための世界文学の森」は、子どものうちに、ぜひ読んでおきたい世界の名作40編を精選。
作品理解を深めるために、ページの余白にコラムや用語解説などをふんだんに掲載。
『長くつ下のピッピ』は、全40巻のうち第13巻。
『赤毛のアン―少年少女世界名作の森〈14〉☆レビュー☆』の挿絵も手がける田中槇子の挿絵。
144ページ。
『5分で読む!名作&文豪ビジュアル大事典』
『5分で読む! 名作&文豪ビジュアル大事典』では、日本と世界の名作48作品のあらすじや魅力をオールカラーイラストで解説している。
1作品あたり見開き1ページで、作品ごとに担当イラストレーターが違い、見ていて飽きない。
また「主人公年表」では7人の主人公の生涯を解説し、自分に似ているキャラクターチャートもおもしろい。
「文豪図解」では、25人の作者のミニ伝記が掲載され、作品への理解をより深めることができる。
コラムも充実していて、作品を読むだけではわからない豆知識も学べる。
『長くつ下のピッピ』は「あらすじ図解」で紹介されている。
漢字にはふりがながないものもあるが、イラスト主体なので低学年から対応。
「あらすじだけを知りたい!」「次に読む作品を選ぶための情報がほしい」というときにおすすめ。
児童書はココがおすすめ
- イラストがたくさんある
- 解説やコラムつき
- 大きな字
- あらすじとみどころがわかりやすい
まとめ
『長くつしたのピッピ』まとめ。
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絵本・ハードカバー『長くつ下のピッピ』
出版社名 | 翻訳 | 挿絵 | シリーズ |
『決定版 長くつ下のピッピの本』 徳間書店 | 石井 登志子 | ニイマン | 3作が1冊に(抄訳) |
リンドグレーン・コレクション 岩波書店 | 菱木 晃子 | ニイマン | ◎ |
リンドグレーン作品集 岩波書店 | 大塚 勇三 | 桜井誠 | ◎ |
大型絵本 岩波書店 | 菱木 晃子 | ローレン・チャイルド | ー |
絵本シリーズ 徳間書店 | 石井 登志子 | ニイマン | オリジナルストーリー全4冊 |
児童文庫『長くつ下のピッピ』
文庫名 | 翻訳 | 表紙絵/挿絵 | シリーズ |
岩波少年文庫 | 大塚 勇三 | 桜井誠 | ◎ |
角川つばさ文庫 | 冨原 眞弓 木村由利子(船にのる) | もけお | 船にのる |
偕成社文庫 | 下村隆一 | 山田三郎 | ー |
講談社青い鳥文庫 | 尾崎義 | 和地 あつお | 3作が1冊に(抄訳) |
ポプラポケット文庫 | 木村由利子 | ー |
児童書
シリーズ・出版社名 | 翻訳 | 挿絵 |
10歳までに読みたい名作 学研教育出版 | 那須田淳 | kaworu |
ポプラ世界名作童話 ポプラ社 | 角野栄子 | あだちなみ |
子どものための世界文学の森 集英社 | 須藤 出穂 | 田中槇子 |
名作&文豪ビジュアル大事典 学研プラス | ー | ー |
あなたのとっておきの1冊を見つけてね!
『長くつ下のピッピ』内容についてのレビューは、こちらの記事をどうぞ。
『長くつ下のピッピ』本の感想。スウェーデン発の世界的な児童文学。
「長くつ下のピッピの世界展」が面白かったので、さっそく本を読んでみた。 初めて読んだけど、子どもの時に読んでもピンとこなかっただろう「ピッピ」の魅力を感じることができた。 どの出版社の『 ...
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『長くつ下のピッピ』記事
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