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『不思議の国のアリス』大人向け28作品比較。文庫・絵本特徴まとめ

2019年9月5日


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『不思議の国のアリス』は、誰もが知るイギリス児童文学の傑作。

この記事では、上質な夢と幻想の世界を味わえる、大人におすすめの「アリス」を特徴別にまとめたよ。

子ども向けアリスはこちら。

子ども向け『不思議の国のアリス』34作品比較。児童書、絵本まとめ

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こんな方におすすめ

  • 『不思議の国のアリス』を読んでみたいけど、どれを選んだらいいか迷っている。
  • 挿絵、ハードカバー、電子書籍など、特徴で選びたい。

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『アリス』新刊情報

 

『不思議の国のアリス』とは?

『不思議の国のアリス』初版本挿絵(テニエル絵、1865年刊)[public domain]

『不思議の国のアリス』(原題”Alice's Adventures in Wonderland”)は、1865年にイギリスの作家ルイス・キャロルによって発表された児童文学。

ルイス・キャロルが知人の娘に贈った手書きの本『地下の国のアリス』に加筆・修正を加えた物語。

1871年、続編として『鏡の国のアリス』(原題”Through the Looking-Glass, and What Alice Found There”)が刊行。

1889年、『不思議の国のアリス』を幼児向けに脚色した『子供部屋のアリス』(原題”The Nursery "Alice"”)が刊行。

『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『子供部屋のアリス』いずれも初版の挿絵はジョン・テニエル。

参考:Wikipedia

一言あらすじ

ある昼下がり、7歳の少女アリスがうたた寝中に見た、夢の物語。

不思議な白ウサギの後を追って巣穴に飛び込むと、そこには不思議な世界。

アリスは、姿が大きくなったり小さくなったりしながら、青虫やチェシャーネコのアドバイスを受け、冒険する。

三月ウサギと帽子屋との「おかしなお茶会」、トランプの国でのクロッケーなどを経て、ついには裁判で女王と対決する。

ルイス・キャロルとジョン・テニエル紹介

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『不思議の国のアリス』感想

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文庫でお気に入りの訳を見つけよう

『不思議の国のアリス』は文庫版で複数刊行されている。

それぞれ電子書籍も出ているので、読書スタイルに合わせて読める。

自分に合った翻訳を1冊を見つけてみよう。

 

河合祥一郎訳(角川文庫)

角川文庫より2010年に刊行されたのは、河合祥一郎訳の『不思議の国のアリス』。

シェイクスピア作品の新訳(角川文庫)でも知られる河合祥一郎の訳文は、「です、ます」調を用いた読みやすさと格調の高さが特徴。

ももちんは新潮文庫(矢川澄子訳)のあとにこの河合祥一郎の訳を読んで、とても読みやすく感じた。

巻末では、物語が生まれた経緯、言葉の響きを翻訳に反映させたこだわり、マザーグースの引用などを解説している。

原文そのままのアリスの世界をジョン・テニエルの挿絵とともに味わえる、ベーシックな1冊。

ももちん

河合祥一郎訳の『不思議の国のアリス』は、小中学生向けの「角川つばさ文庫」でも読むことができる。

字が大きくイラストもかわいいので、テニエルの絵にこだわらなければおすすめ。

『鏡の国のアリス』も刊行。電子書籍あり。

「へんてこりんがどんどこりん!」アリスはさけびました。

引用元:『不思議の国のアリス』キャロル著、テニエル絵、河合祥一郎訳、角川文庫、2010年

『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』収録(電子書籍のみ)

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矢川澄子訳(新潮文庫)

左『不思議の国のアリス』右『鏡の国のアリス』
いずれもルイス・キャロル著、矢川澄子訳、金子國義絵、新潮文庫、1994年

新潮文庫より1994年に刊行されたのは、矢川澄子訳の『不思議の国のアリス』。

福音館文庫『ハイジ』や『若草物語』など、児童文学名作の翻訳を手がけた矢川澄子の訳文は、「してね」「してさ」などの話しかけ口調。

大人がこどもに読み聞かせするときはこんな口調になるかも?

ももちん的には、この口調がいまいちなじめなかった。

スタイリッシュなリトグラフの挿絵は金子國義。

『鏡の国のアリス』も刊行。『不思議の国のアリス』のみ電子書籍あり。

「へんてこんて、へんてこんてえ!」アリスはわめきだした。

引用元:『不思議の国のアリス』キャロル著、金子國義絵、矢川澄子訳、新潮文庫、1994年

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柳瀬尚紀訳(ちくま文庫)

『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル著、柳瀬尚紀訳、佐藤泰生絵、ちくま文庫、1987年

ちくま文庫より1987年に刊行されたのは、柳瀬尚紀訳の『不思議の国のアリス』。

原文特有の語呂合わせや韻なども、文語も交えながら表現する柳瀬尚紀の訳文は大人向け。

ももちんは柳瀬尚紀の訳文を絵本『聖ニコラスがやってくる!』(西村書店、2011年)で初めて読んだけど、おもしろかった。

洋画家の佐藤泰生の挿絵も幻想的で素敵。

『鏡の国のアリス』も刊行。

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北村太郎訳(集英社文庫)

集英社文庫より1992年に刊行されたのは、北村太郎訳の『ふしぎの国のアリス』。

詩人でもある北村太郎の訳文は、「〜だよ」「〜のさ」などの男の人の話しかけ口調。

アリスのセリフは、解説で「故意に上品さを打ち消した」と述べているように、「〜だな」「〜のさ」など、どことなく少年っぽい。

設定をしっかり頭に入れて読むと違和感を感じないかも。

表紙画を手がけたのは、『ワンパンマン』でも知られる漫画家、村田雄介。

中の挿絵はジョン・テニエル。

巻末にはルイス・キャロルの年譜を写真付きで紹介している。

同じ北村太郎訳の『鏡の国のアリス』は、王国社より1997年に刊行されている。挿絵はテニエル。

「てこへん、へんてこ!」アリスは大声でこう叫んだんだけど、あんまりびっくりして、つい正しい英語を忘れちゃったのさ。

引用元:『ふしぎの国のアリス』キャロル著、テニエル絵、北川太郎訳、集英社文庫、1992年

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芦田川祐子訳(集英社文庫ヘリテージシリーズ)

集英社文庫ヘリテージシリーズより2016年に刊行されたのは、翻訳家・鴻巣友季子が編集・解説を手がけ、芦田川祐子が翻訳を手がけた『 ルイス・キャロル ポケットマスターピース 11』。

「ポケットマスターシリーズ」は、19世紀を中心とした海外文学を作家ごとに1冊の文庫にまとめたシリーズ。

分厚い文庫本には、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』『子ども部屋のアリス』『シルヴィーとブルーノ(抄訳)』など7つのルイス・キャロルの作品がおさめられている。

芦田川祐子の訳文は「です、ます」調を用いていて、癖がなく読みやすい。

挿絵はテニエル。

巻末にはルイス・キャロルの年譜や著作目録もあり、資料としても使える1冊。

ももちん
分厚いので、『不思議の国のアリス』だけ読むには読みづらい。。

「へんてこりんすぎ!」と、アリスは叫びました。

引用元:『ルイス・キャロル ポケットマスターピース 11』キャロル著、テニエル絵、芦田川祐子訳、集英社文庫、2016年

ポケットマスターピース公式サイト

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高橋康也/迪訳(河出文庫)

『不思議の国のアリス : ヴィジュアル・詳註つき (河出文庫)』ルイス・キャロル著、高橋 康也・迪 訳、河出書房新社、2022年

河出文庫より2022年8月に刊行されたのは、高橋康也・迪の共訳『不思議の国のアリス: ヴィジュアル・詳註つき』。

1988年に同じく河出文庫より刊行された『不思議の国のアリス』の新装版。

夫婦でもある高橋康也・迪は、共訳でルイス・キャロルの少女愛を伝える『少女への手紙 (平凡社ライブラリー) 』も刊行している。

訳文は「です・ます」調で読みやすい。挿絵はテニエル。

同じ高橋康也・高橋迪の共訳の『不思議の国のアリス』は、新書館からも2005年にハードカバーで刊行されている。挿絵はアーサー・ラッカム。

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山形浩生訳(文春文庫)

『不思議の国のアリス (文春文庫)』ルイス・キャロル著、山形 浩生訳、文春文庫、2012年

文春文庫より2012年に刊行されたのは、山形浩生訳の『不思議の国のアリス』。

山形浩生は、著作権の切れた作品の翻訳をインターネットで公開する「プロジェクト杉田玄白」を主宰している。

文庫版の『不思議の国のアリス』は、「プロジェクト杉田玄白」で公開されているものを改訂したもの。

訳文は、「チョーへん!」「むだよーん」など、現代的にアレンジされたセリフが印象的。

古典の堅苦しさが苦手な人にはおすすめ。

挿絵は、シュールで昭和レトロな作風が魅力のカズモトトモミ。

同じ山形浩生訳の『鏡の国のアリス』は、朝日出版社からソフトカバーで刊行されている。挿絵はスソアキコ。

「チョーへん!」とアリスはさけびました。

引用元:『不思議の国のアリス』キャロル著、カズモトトモミ絵、山形浩生訳、文春文庫、2012年

ももちん
山形浩生訳の『不思議の国のアリス』は、ネットでも無料で読むことができるよ。
『不思議の国のアリス』(プロジェクト杉田玄白)

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文庫はココがおすすめ

  • 手頃なサイズと値段
  • 翻訳で選べる
  • 電子書籍で読めるものもある

 

愛蔵版にしたいハードカバー

名作『不思議の国のアリス』は愛読書!

特別感のある1冊を持っておきたい!

そんなあなたにおすすめの、ハードカバーの単行本を紹介するよ。

 

アリスの完全決定版『詳注アリス』

『詳注アリス 完全決定版』マーティン・ガードナー/ルイス・キャロル著、高山宏訳、亜紀書房、2019年

2019年12月に亜紀書房より刊行されたのが、全640ページにもわたる『詳注アリス 完全決定版』。

原書は2015年に刊行された”The Annotated Alice:150th Anniversary Deluxe Edition”。

特徴は次の通り。

『詳注アリス 完全決定版』ポイント

  • 高山宏による完全新訳の『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。
  • 数学者マーティン・ガードナーによる300以上の資料付き注釈。
  • テニエルのみならず、世界中の画家の「アリス」挿絵を精選収録。
  • 公には削除された挿話「かつらをかぶった雀蜂」も収録。

アメリカを代表する数学者であり「アリス専門家」でもあるマーティン・ガードナーによる注釈が見ごたえたっぷり。

ページの下部に物語と平行する形で注釈や数種類のイラストが掲載されているのも、読みながら理解しやすく工夫されている。

翻訳はこれまでに『不思議の国のアリス』を4回、『鏡の国のアリス』を5回も訳しているという(本書訳者あとがきより)高山宏。

高山訳はこの記事でも数冊紹介しているけれど、「一回毎ゼロからの新訳(本書訳者あとがきより)」というのだからすごすぎる。

物語の文体は「です、ます」調。

ももちん

とにかく資料が豊富。

「アリス」を知識の面からも理解したいなら、手に取るべき1冊。

「チョーヘン、チョーヘン!」アリスは大声を出しました。

引用元:『詳注アリス 完全決定版』マーティン・ガードナー/ルイス・キャロル著、高山宏訳、亜紀書房、2019年

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芥川龍之介・菊池寛共訳『完全版 アリス物語』

『完全版 アリス物語』ルイス・キャロル著、芥川龍之介・菊池寛共訳、グラフィック社、2023年

芥川龍之介・菊池寛共訳の『完全版 アリス物語』は、2023年2月グラフィック社より刊行された。

1927年に興文社・文芸春秋社刊の「小学生全集」の1冊として刊行された「アリス物語」に、脱落していた部分の補訳・注釈をつけ、「完全版」として刊行された。

訳文は、漢字も含め当時のまま掲載されているので、現代語と比べると読みづらいところもあるが、その分趣があって読みごたえがある。

ももちん

睡(ねむ)くなる、厭(あ)き厭(あ)きなど、漢字は読みづらいが、もともと小学生向けの訳文なので難しくはない。

読みづらい感じにはふりがなもある。

挿絵は同時代のイラストレーター、マーガレット・タラントのカラー挿絵を採用していて、レトロな文体と絶妙に合っている。

巻末には、菊池寛・芥川龍之介ならではの訳のみどころなどがわかる注釈・解説もついていて、20世紀初頭の日本の時代背景や、作家・菊池寛、芥川龍之介だからこそのエピソードも知ることができる。

現代の他の『不思議の国のアリス』とは別物の作品として読んでみたい。

 

「変ちきりん、変ちきりん。」アリスは叫びました。

引用元:『完全版 アリス物語』ルイス・キャロル著、芥川龍之介・菊池寛共訳、グラフィック社、2023年

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高橋 康也・迪(訳)アーサー・ラッカム(絵)新書館

上:『地下の国のアリス』ルイス・キャロル絵、安井泉訳
左下:『不思議の国のアリス』アーサー・ラッカム絵、高橋 康也・高橋 迪訳
右下:『鏡の国のアリス』ジョン・テニエル絵、安井泉訳
いずれもルイス・キャロル著、新書館、2005年

アーサー・ラッカムによる『不思議の国のアリス』挿絵(1907年)[public domain]

新書館より2005年に刊行されたのは、アーサー・ラッカム挿絵による『不思議の国のアリス』。

アーサー・ラッカムの挿絵による『不思議の国のアリス』は1907年に刊行され、テニエルのものについで人気が高いとされている。

翻訳は河出文庫と同じく高橋康也・高橋迪の共訳。

新書館からはルイス・キャロル自身による挿絵の『地下の国のアリス』、テニエル挿絵の『鏡の国のアリス』も刊行されている。

この2冊の翻訳は、日本ルイス・キャロル協会会長でもある安井泉。

「ますます、妙だわ、ちきりんよ!」とアリスは叫びました。

引用元:『不思議の国のアリス』キャロル著、アーサー・ラッカム絵、高橋康也・高橋迪訳、新書館、2005年

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北澤平祐(イラスト)高杉一郎(訳)講談社

『不思議の国のアリス 鏡の国のアリス』ルイス・キャロル 作、高杉一郎訳、北澤平祐絵、講談社、2022年

『不思議の国のアリス 鏡の国のアリス』ルイス・キャロル 作、高杉一郎訳、北澤平祐絵、講談社、2022年

北澤平祐がイラストをてがけた『不思議の国のアリス 鏡の国のアリス』が講談社より2022年11月に刊行された。

このシリーズは2019年に『若草物語 1&2』、2022年に『赤毛のアン』が刊行されている。

ずっしりとしたハードカバーの重量感に、美しくもポップで親しみやすい装画・挿絵がしっくり合う。

訳文は、1983年に刊行された講談社文庫のもの。

小説家としても活動した高杉一郎が手掛ける訳文は「です」「ます」調で、ひらがなが多く読みやすい。

中学生以上で習う漢字にはふりがなつき。

「だんだん、へんちきりんになっていくわ!」

と、アリスはさけびました。

引用元:『ふしぎの国のアリス』キャロル著、高杉一郎訳、講談社文庫、1983年

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高山宏(訳)建石修志(絵)青土社

青土社より2019年に刊行されたのは、 建石修志挿絵による『新訳 不思議の国のアリス 鏡の国のアリス』。

1冊の中に『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』がおさめられている。

挿絵は、精巧なのに幻想的な作風が特徴の画家、建石修志によるカラーイラストの描きおろし。

挿絵を見るだけでも一読の価値あり。

翻訳は、亜紀書房より刊行されている佐々木マキ挿絵の『不思議の国のアリス』と同じ、高山宏の新訳。

「です、ます」調の中に、古風で趣のある言い回しが特徴で、大人が楽しめる。

「ふぎしったら、ふぎしっ!」とアリスは大声で言いました。

引用元:『新訳 不思議の国のアリス 鏡の国のアリス』キャロル著、建石修志絵、高山宏訳、青土社、2019年

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高山宏(訳)佐々木マキ(絵)亜紀書房

左『不思議の国のアリス』2015年
右『鏡の国のアリス』2017年
いずれもルイス・キャロル著、高山宏訳、佐々木マキ絵、亜紀書房

亜紀書房より刊行されたのは、佐々木マキの挿絵による『不思議の国のアリス』(2015年)と『鏡の国のアリス』(2017年)。

村上春樹作品の挿絵でも知られる佐々木マキの挿絵は、まるでファミコンの画面の中に迷い込んだような、懐かしくも新しい『不思議の国のアリス』の世界。

高山宏の訳文は「です・ます」調で読みやすい。

「あれえっれれれっ!」と、アリスは大声を出しました。

引用元:『不思議の国のアリス』キャロル著、佐々木マキ絵、高山宏訳、亜紀書房、2015年

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村山由佳(訳)トーベ・ヤンソン(絵)KADOKAWAメディアファクトリー

『不思議の国のアリス(トーベ・ヤンソン版)』ルイス・キャロル著、村山由佳訳、トーベ・ヤンソン絵、メディアファクトリー、2006年

KADOKAWAメディアファクトリーより2006年に刊行されたのは、トーベ・ヤンソン挿絵による『不思議の国のアリス』。

トーベ・ヤンソンは、言わずとしれた「ムーミン」シリーズの作者。

アリスそのものよりも、人間でないキャラクターや夢の世界の描き方がどこか影があり、ムーミンの世界に共通するものがある。

ムーミンが好きな人にはぜひ手にとってほしい。

自身も作家として活躍する村山由佳の訳文は、「キャロル自身がアリスに語り聞かせる」とあとがきにもあるように、「のさ」「にね」などの語り口調。

「ヤンソンのアリスだからこそ新訳に挑戦した」という村山訳は味わい深い。

「何これ、どんどん、ヘンテコりょん!」とアリスは叫んだ。

引用元:『不思議の国のアリス』キャロル著、トーベ・ヤンソン絵、村山由佳訳、KADOKAWAメディアファクトリー、2006年

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楠本君恵(訳)ブライアン・パートリッジ(絵)論創社

『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル 作、楠本君恵 訳、ブライアン・パートリッジ 絵、論創社、2006年

楠本君恵 訳、ブライアン・パートリッジ 絵による『不思議の国のアリス』(2006年)『鏡の国のアリス』(2021年)が論創社より刊行。

イギリス人画家ブライアン・パートリッジによる描き下ろし挿絵がみどころ。

日本ルイス・キャロル協会会員であり草間彌生版『不思議の国のリス』の翻訳も手掛けている楠本君恵による完全新訳。

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アリスを原文とともに味わう

『不思議の国のアリス』、日本語だけで読んでもピンとこない・・・

原文の魅力をもっと知りたい・・・

そんなあなたは、日本語と英語を並行して読める対訳本がおすすめ。

 

安井泉(訳)テニエル(絵)研究社

『対訳・注解 不思議の国のアリス』ルイス・キャロル著、安井泉訳、研究社、2017年

研究社より2017年に刊行されたのは、『不思議の国のアリス』を英語の原文と照らし合わせながら読むための『対訳・注解 不思議の国のアリス』。

2005年に『地下の国のアリス』(新書館)、『鏡の国のアリス』(新書館)、2015年に『子ども部屋のアリス』(七ツ森書館)の翻訳を手がけた安井泉の『不思議の国のアリス』が、満を持して登場。

丁寧な訳文と注釈で、日本語だけでは理解するのが難しい「言葉遊び」もより深く味わうことができるようになっている。

挿絵はテニエル。

ももちん

『不思議の国のアリス』の対訳本はたくさんでているけど、本書は最も新しく丁寧なおすすめ本。

「へんこてりん、へんこてりん!」アリスは思わずそう叫んでいました。

引用元:『対訳・注解 不思議の国のアリス』キャロル著、テニエル絵、安井泉訳、研究社、2017年

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対訳本はココがおすすめ

  • 英語の原文と日本語を照らし合わせられる
  • 原文の言葉遊びを理解しやすい
  • 英語の勉強になる

 

アリスをアートとともに味わう

『不思議の国のアリス』を名だたるアーティストの挿絵で楽しみたい!

大人だけど味わい深い絵本で読みたい!というあなたにぴったりの絵本を紹介。

ミナリマ(アート)小松原宏子(訳)静山社

『不思議の国のアリス&鏡の国のアリス〈ミナリマ・デザイン版』ルイス・キャロル 作、小松原宏子訳、ミナリマ絵、静山社、2022年

2022年8月、イギリスのデザインスタジオ・ミナリマの仕掛け絵本『不思議の国のアリス&鏡の国のアリス』が静山社より刊行された。(原書刊行は2019年)

ミナリマは、映画「ハリー・ポッター」シリーズのグラフィックデザインを手がけたことでも知られている。

”minalima classic”では、誰もが知っている児童文学を仕掛け絵本シリーズとして刊行している(邦訳は『不思議の国のアリス&鏡の国のアリス』のみ。)

フルカラーイラストと仕掛けが最大の魅力。

そのデザイン性の高さは大人のファンにもおすすめ。

小松原宏子による「大胆でポップな」日本語訳も読んでみたい。

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ミナリマ・デザイン公式サイト

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クリス・リデル(絵)長友恵子(訳)文化出版局

『不思議の国のアリス Alice's Adventures in WONDERLAND』ルイス・キャロル 作、長友恵子 訳、クリス・リデル絵、文化出版局、2022年

2022年3月、南アフリカ出身のイラストレーター、クリス・リデル絵の『不思議の国のアリス』が文化出版局より刊行。原書の刊行は2020年。

政治風刺画家としても活躍するクリス・リデルは絵本も多くてがけ、ケイト・グリーナウェイ賞なども受賞している。

その絵はオリエンタルな雰囲気もありながら緻密。

ジョン・テニエル版のアリスとは違い、今作のアリスは黒髪のショートボブ。

これは、ルイス・キャロルが撮影したアリス・リデル(主人公のモデルになった少女)を参考にしている。

巻頭にはクリス・リデルによる「不思議の国」マップがあり、イメージを掻き立てられる。

また、ルイス・キャロルのアリスに捧げる詩も掲載されている。

児童書の翻訳を多く手がける長友恵子による新訳。

完訳でつくりもしっかりしているので、大人にもおすすめ。

「なんだか、むんずむんずしてきたわ!」

引用元:『不思議の国のアリス Alice's Adventures in WONDERLAND』ルイス・キャロル 作、長友恵子 訳、クリス・リデル絵、文化出版局、2022年

参考:『不思議の国のアリス Alice's Adventures in WONDERLAND』ルイス・キャロル 作、長友恵子 訳、クリス・リデル絵、文化出版局、2022年

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ロバート・イングペン(絵)杉田七重(訳)西村書店

左『不思議の国のアリス』右『鏡の国のアリス』
いずれもルイス・キャロル著、杉田七重訳、ロバート・イングペン絵、西村書店、2015年

ロバート・イングペンによる『不思議の国のアリス』挿絵。「不思議の国のアリス展」にて。

西村書店より2015年に刊行されたのは、ロバート・イングペンの挿絵による『不思議の国のアリス』。

国際アンデルセン賞も受賞しているロバート・イングペンが描くアリスは、柔らかく繊細なアリス。

たくさんの児童書の翻訳を手がける杉田七重の訳文は、淡々とした「した」「である」の語り口のなかに、アリスのかわいらしいセリフが光る。

絵の世界に溶けこむような自然な訳文で、大人も読みやすい。

『鏡の国のアリス』も刊行。

「うっひゃあ!最超におどろいた!」アリスはすっとんきょうな声を張りあげた。

引用元:『不思議の国のアリス』キャロル著、ロバート・イングペン絵、杉田七重訳、西村書店、2015年

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リスベート・ツヴェルガー(絵)石井睦美(訳)BL出版

『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル著、リスベート・ツヴェルガー絵、石井睦美訳、BL出版、2008年

BL出版より2008年に刊行されたのは、リスベート・ツヴェルガー挿絵による『不思議の国のアリス』。

古典のお話を独自の表現で絵本にしているリスベート・ツヴェルガーのイラストは繊細で斬新。

児童文学作家でもある石井睦美の訳は、「ある、である」調の癖がない語り口。

どことなく静けさを感じるリスベート・ツヴェルガーのイラストとぴったり合っている。

「ヘンテコリンのコンテコリン!」とアリスは叫んだ。

引用元:『不思議の国のアリス』キャロル著、リスべート・ツヴェルガー絵、石井睦美訳、BL出版、2008年

ツヴェルガーの絵本

絵本『賢者のおくりもの』感想。貧しい若夫婦のクリスマスイブの物語

『賢者の贈り物』は、アメリカの作家オー・ヘンリーが生んだ有名なクリスマスの短編。 ある若い貧しい夫婦がお互いに発揮する思いやりに、自分自身を見直させられるお話。 どの出版社の『賢者のおくりもの』を読め ...

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ヤン・シュヴァンクマイエル(アート)久美里美(訳)国書刊行会

『不思議の国のアリス』キャロル著、ヤン・シュヴァンクマイエル絵、久美里美訳、国書刊行会、2011年

国書刊行会より2011年に刊行されたのは、映像作家ヤン・シュヴァンクマイエルがアートを手がけた『不思議の国のアリス』。

短編映画『ジャバウォッキー』(1971)や長編映画『アリス』(1989)も制作したヤン・シュヴァンクマイエルのアートは、「子どもはお断り」と言わんばかりの魔術っぽい不気味さと奇妙さを感じる。

久美里美の訳文は「ある、である」調。

正直アートに目が行き過ぎて、訳文がほとんど印象に残ってない・・・。

『鏡の国のアリス』も刊行。

「なんこれはなの、なんこれはなの!」アリスは叫んだ。

引用元:『不思議の国のアリス』キャロル著、ヤン・シュヴァンクマイエル絵、久美里美訳、国書刊行会、2011年

映画『アリス』

短編『ジャバウォッキー』

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草間彌生(絵)楠本君恵(訳)グラフィック社

『不思議の国のアリスWith artwork by 草間彌生』ルイス・キャロル著、楠本君恵訳、草間彌生アート、グラフィック社、2013年

松本市美術館常設展出口にある『不思議の国のアリス』の拡大オブジェ。

グラフィック社より2013年に刊行されたのは、草間彌生挿絵による『不思議の国のアリス』。

水玉模様をモチーフとした作品が有名な草間彌生の挿絵たちを中心に、物語が展開されていく。

『翻訳の国の「アリス」―ルイス・キャロル翻訳史・翻訳論』を書いたイギリス児童文学研究者、楠本君恵の訳文は「ある、である」調。

草間彌生のアートを味わう要素の強い『不思議の国のアリス』。

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絵本はココがおすすめ

  • こだわりのカラーイラスト(アート)
  • 大きな字のものもある

 

原点『地下の国のアリス』

手書き本『地下の国のアリス』[public domain]

ルイス・キャロルによる『地下の国のアリス』挿絵。[public domain]

『不思議の国のアリス』の原点は、ルイス・キャロルがアリス・リデルへのプレゼントとして作った本『地下の国のアリス』。

1886年に『地下の国のアリス』複製版が刊行された。

『地下の国のアリス』の特徴は次の通り。

『地下の国のアリス』ココがポイント

  • ルイス・キャロル自身が描いた挿絵と、手書きの文章
  • 全4章からなる。『不思議の国のアリス』(12章)の約半分の長さ
  • 『不思議の国のアリス』最大の特徴である「言葉遊び」がない
ももちん

物語の筋は『不思議の国のアリス』と大体同じ。

あらすじを短い物語で知りたいときにもおすすめ!

日本では次の2作品が刊行されている。

 

『不思議の国のアリス・オリジナル』書籍情報社

『不思議の国のアリス・オリジナル』ルイス・キャロル原著、高橋宏訳、書籍情報社、2002年

書籍情報社より2002年に刊行されたのは、『不思議の国のアリス・オリジナル』。

キャロル直筆の挿絵・原文を掲載した本と、全訳や解説を掲載した本の2冊セット。

絵のみならず文章も、キャロルの筆跡をそのまま掲載しているところが特徴。

全訳の方の挿絵はテニエル。

高橋宏の翻訳は「です、ます」調の優しい語り口。

 

『地下の国のアリス』新書館

『地下の国のアリス』ルイス・キャロル著、安井泉訳、新書館、2005年

新書館より2005年に刊行されたのは、安井泉訳の『地下の国のアリス』。

こちらは『地下の国のアリス』の日本語訳に、キャロルの挿絵を組み込んだ形。

1886年版にあるキャロルの「序文」と「復活祭の挨拶状」「クリスマスの挨拶状」を収録した完全版。

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『地下の国のアリス』ココがおすすめ

  • 『不思議の国のアリス』の原点に触れられる
  • ルイス・キャロル自身による挿絵を見られる
  • 短い物語であらすじを知ることができる

 

電子書籍だけで読める

名作『不思議の国のアリス』は、電子書籍でしか読めないものもある。

レアな名訳を読めるので、電子書籍未体験の人も、これを機にチャレンジしてみては?

多田幸蔵訳(旺文社文庫)

1975年に刊行された旺文社文庫の『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。

現在は絶版になっているが、電子書籍で読むことができる。

多田幸蔵の訳文は「です」「ます」調で、お行儀の良い言葉づかいのアリスが良家っぽい。

挿絵はない。

「いよいよもって奇妙きてれつだわ!」とアリスは叫びました。

引用元:『不思議の国のアリス』キャロル著、多田幸蔵訳、グーテンベルク21、2012年

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高杉一郎訳(講談社文庫)

1983年に刊行された講談社文庫の『ふしぎの国のアリス』『鏡の国のアリス』。

現在は絶版になっているが、電子書籍で読むことができる。

高杉一郎の訳文は「です」「ます」調で、ひらがなが多く読みやすい。

挿絵はテニエル。

「だんだん、へんちきりんになっていくわ!」

引用元:『ふしぎの国のアリス』キャロル著、高杉一郎訳、講談社文庫、1983年

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現代に蘇る「洋古書」翻訳シリーズ

洋書翻訳協会より2022年に出版開始された”現代に蘇る「洋古書」翻訳シリーズ”は、協会で所蔵している貴重な欧米の古書を電子書籍化している。

ジョン・テニエルの絵をスキャナーで読み取り、原書の雰囲気を再現している。

訳文は最新技術のAIで翻訳したものを、人間が確認・手直ししている。

「大人の読者を想定して日本語化」とあるように、漢字も多く使われテンポよく読み進められる。

「さらなるへんちくりんだわ!」

引用元:『不思議の国のアリス 現代に蘇る「洋古書」翻訳シリーズ』キャロル著、洋書翻訳協会訳、ジョン・テニエル絵、洋書翻訳協会、2022年

 

最初の邦訳『アリス物語』

”Alice's Adventures in Wonderland”の最初の邦訳とされているのは、須磨子(永代静雄)訳で1908年から『少女の友』誌に掲載された『アリス物語』。

単行本としては1912年、紅葉堂書店より刊行。

現在は「国立国会図書館デジタルコレクション」で無料で読むことができる。

Kindle本は有料なので注意。

古書原本をそのままスキャンした電子書籍のため、読みづらいところもたくさんある。

ももちん
菊池寛と芥川竜之介の共訳版『アリス物語』も「国立国会図書館デジタルコレクション」で読むことができるよ。

参考:Wikipedia

国立国会図書館デジタルコレクション

 

電子書籍はココがおすすめ

  • スマホで読めるのでかさばらない
  • 紙の本より安い
  • 電子書籍でしか読めないめずらしいものを読める

 

まとめ

大人向け『不思議の国のアリス』出版社別まとめ!

※画像をクリックするとAmazon商品ページに飛びます。

 

文庫版『不思議の国のアリス』

文庫名翻訳挿絵同じ翻訳者の
『鏡の国のアリス』

角川文庫
河合祥一郎テニエル◯

新潮文庫
矢川澄子金子國義◯

ちくま文庫
柳瀬尚紀佐藤泰生◯

集英社文庫
北村太郎テニエル◯
(王国社)

集英社文庫
芦田川祐子テニエル◯
(1冊に両方収録)

河出文庫
高橋康也・迪テニエルなし

文春文庫
山形浩生カズモトトモミ◯
(朝日出版社)
ももちん
角川文庫は読みやすい河合祥一郎訳、ジョン・テニエルの挿絵ではじめての1冊にぴったり。

 

ハードカバー&絵本『不思議の国のアリス』

出版社名翻訳挿絵同じ翻訳者の
鏡の国のアリス

詳注アリス
(亜紀書房)
高山宏テニエル他◯
(1冊に両方収録)

アリス物語
(グラフィック社)

菊池寛
芥川龍之介

マーガレット・タラントなし

新書館
高橋康也・迪アーサー・ラッカムなし

講談社
高杉一郎北澤平祐◯
(1冊に両方収録)

青土社
高山宏建石修志◯
(1冊に両方収録)

亜紀書房
高山宏佐々木マキ◯

KADOKAWA
メディアファクトリー
村山由佳トーベ・ヤンソンなし

研究社
安井泉テニエル◯
(新書館/対訳ではない)

文化出版局
小松原宏子ミナリマ◯
(1冊に両方収録)

文化出版局
長友恵子クリス・リデルなし

西村書店
杉田七重ロバート・イングペン◯

BL出版
石井睦美リスベート・ツヴェルガーなし

国書刊行会
久美里美ヤン・シュヴァンクマイエル◯

グラフィック社
楠本君恵草間彌生なし
ももちん
どれも挿絵に特徴があるので、あなたの好きなアートで選んでみるのもおもしろいよ。

 

『地下の国のアリス』

出版社名翻訳挿絵

書籍情報社
高橋宏キャロル
テニエル

新書館
安井泉キャロル
ももちん
ルイス・キャロル自身の挿絵が見られ、アリスの物語誕生秘話もわかるよ。

 

電子書籍

翻訳挿絵同じ翻訳者の
鏡の国のアリス

多田幸蔵
なし◯

高杉一郎
テニエル◯

洋書翻訳協会
テニエルなし

永代静雄
不明なし
ももちん
お手頃価格でかさばらない電子書籍のなかにも名訳あり。

 

あなたにとって一番ぴったりくる「アリス」を手にとって見てね。

 

児童文庫や『子ども部屋のアリス』など、子ども向けのアリスについては、こちらの記事をどうぞ。

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子ども向け『不思議の国のアリス』34作品比較。児童書、絵本まとめ

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  • この記事を書いた人

ももちん

夫と猫たちと山梨在住。海外の児童文学・絵本好き。 紙書籍派だけど、電子書籍も使い中。 今日はどんな本読もうかな。

-まとめ記事, 『不思議の国のアリス』
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