ムーミン展2019感想。本を読んでてよかった!物語を思い原画を楽しむ

投稿日:2019年4月11日 更新日:


東京・六本木で開催中の「ムーミン展」に行ってきた。

ムーミン小説・絵本ファンの大人がたっぷり楽しめる、ぜいたくな展示。

原画が充実しているので、ぜひ、本を読んでから行くのをおすすめするよ。

こんな方におすすめ

  • 「ムーミン展」の見どころを知りたい
  • 「ムーミン展」を楽しむポイントと注意点を知りたい
  • グッズ情報を知りたい

目次

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1.「ムーミン展」概要

引用元:『ムーミン展』内覧会 館内の様子をチラ見せ/ガジェット通信(GETNEWSJP)

世界中のファンを魅了するムーミンとそのなかまたち。

本展は、その多彩なアートと奥深い物語の魅力を、約500点の展示品で体感できる展覧会です。

世界で唯一の「ムーミン美術館」と、作者であるトーベ・ヤンソンのコレクションからよりすぐりの作品を紹介します。

引用元:森アーツセンターギャラリー公式サイト

「ムーミン展」見どころ

  • 小説ファン必見!ムーミン小説9作すべての原画やスケッチが見れる!
  • フィンランドで制作されたムーミンのフィギュアや広告、舞台設定の原画など、日本初公開の展示が盛りだくさん!
  • トーベ・ヤンソンが愛した日本を写真資料やスケッチで紹介
  • ムーミン展オリジナルグッズも充実!
ムーミン展公式サイトをチェック

「ムーミン」とは?

上段左から『ムーミン谷の彗星』下村隆一訳
『たのしいムーミン一家』山室静訳
『ムーミンパパの思い出』小野寺百合子訳
『ムーミン谷の夏まつり』下村隆一訳
下段左から『ムーミン谷の冬』山室静訳
『ムーミン谷の仲間たち』山室静訳
『ムーミンパパの海へいく』小野寺百合子訳
『ムーミン谷の十一月』鈴木徹郎訳
『小さなトロールと大きな洪水』冨原眞弓訳
いずれもヤンソン作、講談社、2011年

「ムーミン」シリーズは、フィンランドの作家・トーベ・ヤンソンが発表した児童文学。

第一作は1945年発表の『小さなトロールと大きな洪水』(原題:Småtrollen och den stora översvämningen)で、以後1970年までに全9冊が発表された。

他に、トーベ・ヤンソン自身が関わったムーミンの作品には絵本・コミックがある。

ムーミンは、アニメや映画、関連本も多数発表されており、世界的人気を誇るキャラクターとして親しまれている。

参考:Wikipedia

ムーミン作品まとめ

「ムーミン」原作シリーズ本・絵本・アニメなど18シリーズまとめ!

「ムーミン」シリーズは、アニメやキャラクターだけ知っている人も多いけど、原作は児童文学。 児童文学シリーズや絵本・アニメなど、いろんな形の「ムーミン」をまとめてみた。 こんな方におすすめ アニメやキャ ...

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トーベ・ヤンソン

トーベ・ヤンソン(1956年)[public domain]

フィンランドの作家・画家。

1914年ヘルシンキ生まれ。

両親とも芸術家の家庭に生まれ、幼いころから絵を描いて育つ。

1966年に国際アンデルセン賞作家賞、1984年にはフィンランド国民文学賞を受賞。

2001年没。

参考:Wikipedia

主な作品(小説・ムーミンシリーズ以外)

ムーミン美術館

世界で唯一の「ムーミン美術館」は、フィンランドのタンペレ市に2017年6月にオープンした。

1987~2012年に開館していたタンペレ市立図書館内(2013~2016年はタンペレ市立美術館内)のムーミン谷博物館がリニューアルしたもの。

ムーミンの原画をじっくり見られるだけでなく、ムーミン屋敷を3Dアプリで探検できる立体模型など、体感型の展示も充実している。

参考:『MOE』2017年12月号(白泉社)、「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」図録

『MOE』2017年12月号ムーミン美術館特集

ムーミン美術館公式サイト

【東京会場】森アーツセンターギャラリー

開催期間:2019年4月9日(火)~2019年6月16日(日)※会期中無休

開館時間

10:00~20:00 ※火曜は17:00まで 入館は閉館の30分前まで

入場料金

当日料金前売料金
一般1,800円1,600円
中学生・高校生1,400円1,200円
4歳~小学生800円600円

※3歳以下入館無料

交通アクセス

住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階 森アーツセンターギャラリー

ももちん
森美術館(53階)ではないよ。52階だよ。
  • 東京メトロ日比谷線 「六本木駅」1C出口 徒歩3分(コンコースにて直結)
  • 都営地下鉄大江戸線 「六本木駅」3出口 徒歩6分
  • 都営地下鉄大江戸線 「麻布十番駅」7出口 徒歩9分
  • 東京メトロ南北線 「麻布十番駅」4出口 徒歩12分
  • 東京メトロ千代田線 「乃木坂駅」5出口 徒歩10分

「ムーミン展」巡回情報

東京会場

場所:森アーツセンターギャラリー https://macg.roppongihills.com/jp/

開催期間:2019年4月9日(火)~2019年6月16日(日)※会期中無休

大分会場

場所:大分県立美術館 http://www.opam.jp/

開催期間:2019年6月29日(土)~2019年9月1日(日)※会期中無休

名古屋会場

場所:松坂屋美術館 https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/

開催期間:2019年12月7日(土)~2020年1月19日(日)

※以降も全国巡回予定

2.「ムーミン展」をみたいと思った理由

ヘルシンキからスオメンリンナに向かう海。

ももちんが初めにムーミンに興味を持ったのは、数年前、フィンランドに旅行に行くことにしたとき。

フィンランドと言えばムーミンだよね!って思って、旅行行く前に読んでみようと思って、『ムーミン谷の彗星』を買ってみた。

でも、初め読んだとき、まったくおもしろさがわからなかったんだよね。

結局、たった1冊すら読み通すことなく、今まで来ちゃった。。

2019年に入って、ムーミンバレーパークができたり、新しいアニメができたり、何かとムーミンが話題。

それで再び、フィンランドやムーミン熱が高まってきて、本棚におきっぱなしだった本をもう一度読み始めた

そこに、「ムーミン展」開催のニュース。

これはもう、ムーミン祭りだ!ムーミンの魅力をわかりたい!と思って、ムーミン展に行くことにしました。

しっかり予習!

『MOE』2019年5月号(白泉社)

ももちんは、2月に「クマのプーさん展」にも行ったんだけど、肝心の『クマのプーさん』を読まずに行ってしまったんだよね。

せっかくたくさんの原画を見れたのに、ストーリーを知らなかったので不完全燃焼だった。

だから、「ムーミン展」は、行く前にできるだけ本を読もう!って決めた。

ムーミンシリーズの小説、絵本、コミックを一通り読んだ。

ヤンソンの描くムーミンの世界を堪能して、さらにムーミン展が楽しみになった。

あと、定期購読している絵本雑誌『MOE』の特集が「ムーミン」だったので、展示の見どころなどを予習することもできた。

ムーミン特集の『MOE』を集めてみた。

絵本雑誌『MOE』は、特にムーミンへの情熱がすごい。

図書館でバックナンバーを借りることができたので、集めてみたら、過去5年間で6回特集している。

読み込んで記事に反映していきたい。

絵本雑誌『MOE』レビュー

絵本雑誌『MOE』定期購読を6ヶ月続けた感想。早く確実に届いてお得!

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予習したこと

  • ムーミンの小説・絵本を図書館で借りて読んだ
  • 絵本雑誌『MOE』2019年5月号で「ムーミン展」のみどころをみておいた
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3.「ムーミン展」感想

ムーミン展の全体的な感想は次のとおり。

ココがよかった

  • 原画の豊富さ。ムーミン小説の世界を存分に堪能できた
  • 「ムーミン」前の風刺雑誌の挿絵を見ることができた
  • グッズがめっちゃ可愛い
  • 会期初日にもかかわらず、空いていてゆっくり見れた(平日午前中)

原画をじっくり楽しめるので、大人のムーミン小説ファンにぴったりの展示。

第1章 小説の原画をじっくり見れる!

初めの「ムーミン谷の物語」エリアでは、ムーミン小説9作すべての原画を見ることができる。

第1作目『小さなトロールと大きな洪水』から順番に展示されている。

1冊ごとのあらすじや背景を知れる

展示では、1冊ごとの展示前に、物語のあらすじや背景がおおまかに紹介されている。

これを読むことで、物語の内容を復習できたり、物語が書かれた背景をざっくり知ることができた。

  • 第二次世界大戦中に執筆された『小さなトロールと大きな洪水』
  • 1968年に大幅な手直しをされた『ムーミン谷の彗星』
  • 世界的に有名になっていくきっかけとなった『たのしいムーミン一家』
  • 入れ子構造で書かれた『ムーミンパパの思い出』
  • 刊行同年にコミック連載も始まった『ムーミン谷の夏まつり』
  • パートナーがモデルとなったキャラクター「おしゃまさん」が登場する『ムーミン谷の冬』
  • 同時進行で描いていた『ホビットの冒険』挿絵の手法も取り入れた『ムーミン谷の仲間たち』
  • トーベの父への思いが込められた『ムーミンパパ海へいく』
  • トーベの母へのオマージュのようにもとれる『ムーミン谷の十一月』

トーベ・ヤンソンが生み出した「ムーミン」の魅力は、絵やキャラクターを見るだけでは感じきれない。

「物語のもつ奥深さや思い」にも注目することの大切さを感じた。

水彩からペン画へ

トーベ・ヤンソンは第1作目『小さなトロールと大きな洪水』では挿絵を水彩で描いていたんだけど、途中からはペン画に変更したんだよね。

その過渡期の第2作目『ムーミン谷の彗星』では、初版の頃の水彩バージョンと、改訂後のペン画バージョンが並べてあった。

絵の構図は全く同じなのに、かもし出す雰囲気がここまで違うと知っておどろいた。

ペン画の方が、背景の暗さが強く伝わってきて、圧倒的に不気味なんだよね。

画風の変化

順を追ってみていくと、1冊ごとの絵の変化がわかりやすかった。

ムーミントロールのフォルムも、1作目『小さなトロールと大きな洪水』では、ほっそりして鼻が長い。

2作目以降では丸みを帯びて、目鼻の描き方も変化している。

短編集『ムーミン谷の仲間たち』では、それまでのムーミンシリーズと画風が変わっているのもおもしろかった。

荒々しく大胆な印象の絵は、そのとき描いていた『ホビットの冒険』挿絵の影響もあるみたい。

絵だけを楽しむぜいたく空間

今回、ムーミン展のすべての展示のうち半分以上が、このムーミン小説の原画となっている。

その数約250点。

見ていて感じたのが、「ここは絵だけをじっくり楽しむ空間なんだな」ということ。

なぜかって、原画ごとの場面説明がほとんどないんだよね。

シンプルに原画を一つずつ見ながら、場面を思いだして味わっていた。

これ、もし本読んでなかったら、味わえるかわからなかったな、と思う。

ムーミン小説の感想

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第2章 風刺雑誌の挿絵を見れる!

トーベ・ヤンソンの絵にムーミンの原型である生き物が登場し始めたのは、1940年代初め、スウェーデン語の風刺雑誌『ガルム』でのことだった。

トーベは15歳のとき初めて『ガルム』に挿絵を掲載されて以来、20年以上にわたり『ガルム』のための挿絵を描きつづけた。

「ムーミンの誕生」エリアでは、風刺雑誌『ガルム』の挿絵をたくさん見ることができた。

戦争真っただ中の時代、さまざまな問題を痛烈に批判する絵や、過酷な状況の中でもくすっと笑いを呼ぶブラックジョークの絵が印象的だった。

小さなムーミントロールのような生き物も、ところどころに姿を現しているのがおもしろかった。

冨原眞弓さんの翻訳と注釈があったおかげで、絵が意味する風刺の部分まで理解できたのがとてもよかった。

参考:『MOE』2014年1月号(白泉社)

参考書籍

第3章 トーベの創作生活を垣間見れる

「トーベ・ヤンソンの創作の場所」エリアでは、トーベ・ヤンソンの創作の場であったアトリエやクルーヴ島が写真で紹介されていた。

また、トーベの愛用品や残されていたスケッチの展示があった。

ヘルシンキのアトリエ

トーベ・ヤンソンが1944年以降、60年近く過ごしたアトリエがヘルシンキ中心部にある。

展示ではアトリエでくつろぐトーベ・ヤンソンの写真があった。

アトリエの改装は、パートナーであるトゥーリッキの弟で、フィンランドを代表する建築家、レイマ・ピティエラが手がけたとのこと。

有名な文化人ってつながってるんだよね。。不思議。。

壁に映ってたのが、トーベ・ヤンソンがさらっと描くムーミンの映像

簡単に、だけど迷いのないラインで描かれるムーミンを見て、その技術と経験のすごさを感じた。

一瞬うつりこむ手に持っていたタバコが、愛煙家のトーベ・ヤンソンらしいな、と思った。

参考:「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」図録

参考書籍

クールヴ島での生活

引用元:トーベ・ヤンソン - 「HARU-the Island of the Solitary」「Tove and Tooti in Europe」/ Victor Entertainment

1964年から25年以上にわたり、トーベ・ヤンソンがパートナーのトゥーリッキと夏を過ごしたのが、フィンランドの孤島、クールヴ島

ふたりが島の小屋で一緒に過ごす写真もあった。

この小屋でふたりはムーミン屋敷の立体模型や人形などの制作も楽しんだ。

模型や人形は、1980年に刊行された絵本『ムーミンやしきはひみつのにおい』につかわれた。

だれでも出入り自由

クールヴ島の小屋のエピソードで印象的だったのが、鍵をいつも見えるところに吊るしてあったということ。

窓辺に「鍵は扉の上です。窓を壊さずに扉を開けてください」と書かれたカードを置いていました。(中略)小屋は常に開かれていました。

引用元:ムーミンキャラクターズ社ソフィア・ヤンソンのメッセージ/「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」図録

ムーミンの小説では、鍵のかかっていないムーミン屋敷にいろんな人が入ってくる。

物語だからこんなにオープンでいられるんだよね、って思ってたけど、トーベ自身がそのように過ごしてたんだね。。

クールヴ島の写真を見て、ムーミンの小説に登場する、荒々しくも美しい海とつながるものも感じた。

参考書籍

ホビットの冒険挿絵

トーベ・ヤンソンは、世界的に有名な児童文学のスウェーデン語版の挿絵も手がけた。

展示では、イギリスの作家トールキンの児童文学『ホビットの冒険』(スウェーデン語版)の挿絵を見ることができた。

『ホビットの冒険』を読んだことはないんだけど、トーベ・ヤンソンの描く挿絵で読めるって素敵だなとおもった。

なんと挿絵を描くように説得をしたのは、『長くつ下のピッピ』のリンドグレーンとのこと。

リンドグレーンは、トーベ・ヤンソンの7つ年上。

同じ時代に、スウェーデンとフィンランドから二人の大作家が活躍していたって、なんかすごいなぁ。

参考:「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」図録

リンドグレーン紹介記事

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第4章 絵本の原画を見れる!

ムーミン展では、トーベ・ヤンソンが描き下ろした絵本『ムーミン谷へのふしぎな旅』の原画展示もあった。

ももちんは、絵本『ムーミン谷へのふしぎな旅』を前に読んでいて、物語は入りこめなかったんだけど、絵の壮大さと美しさにひかれていたんだよね。

その絵本の原画を見れてうれしかった。

原画と印刷後の絵を並べて置いてあって、色味や模様の有無などの違いがよく分かった。

小説の原画展示とは違い、物語の内容とともに絵が展示されているので、絵本を読んでいなくても楽しめる

絵本『ムーミン谷へのふしぎな旅』って?

『ムーミン谷へのふしぎな旅』トーベ・ヤンソン作・絵、渡部翠訳、講談社、1991年

絵本『ムーミン谷へのふしぎな旅』(原題:Den farliga resan )は、1977年刊行の絵本。

1970年発表の小説『ムーミン谷の十一月』を最後にムーミンシリーズからはなれていたトーベ・ヤンソンが、絵本という形で再びムーミンの世界へもどってきた作品。

気むずかしやの女の子スサンナが、不思議なめがねをかけ、出会った仲間とムーミン谷を目指すお話。

ムーミン一家は最後のシーンに登場するのみ。

ムーミン絵本紹介記事

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コトリンゴの音楽

「絵本になったムーミン」エリアで心に残ったのが、コトリンゴさんの音楽

絵本の世界観とすごくマッチしていて和んだ。

他のエリアでも音楽なってたか覚えてないけど、このエリアは覚えてる。

第5章 ポスターやフィギュアでムーミンを楽しめる!

「本の世界を飛び出したムーミン」のエリアは、ムーミンを読んでなくても、キャラクターそのものをたくさんの形で楽しめる

  • スウェーデンの新聞にムーミン・コミックスが連載することを告げるイラスト
  • フィンランドのソーシャルバンク(環境や社会的活動に投資する銀行)のために描かれたイラスト
  • カラフルな環境保全ポスター

などなど、見ごたえたっぷり!

風刺雑誌の挿絵でみがいたトーベ・ヤンソンの表現力が活きて、スパイスのきいたムーミンたちを見ることができる。

中でも、ももちんがひかれたのは、アドベント・カレンダーとファブリック

かわいすぎて、ため息がもれました。

参考:「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」図録、『MOE』2014年1月号(白泉社)

アトリエ・ファウニ

1955年から革や布などでつくられたムーミンの人形の販売を始めたのは、ヘルシンキの工房アトリエ・ファウニ

今ではコレクターもいる、アトリエ・ファウニ社のムーミンフィギュアをいくつか見ることができた。

かわいすぎて、くぎづけになりました。

当初は無許可で作られていたが、トーベ自身がこの愛らしい人形たちを気にいって、後にライセンス契約を結んだとのこと。

まじでかわいいので、必見です。

参考:「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」図録

第6章 舞台になったムーミン

ムーミンの物語は、トーベ・ヤンソンの脚本により二度舞台化されている。

  • 舞台『ムーミントロールと彗星』(1949年):子ども向けのクリスマス劇。脚本はトーベ・ヤンソン、監督はヴィヴィカ・バンドレル。
  • 舞台『舞台袖のムーミントロール』(1958年):脚本はトーベ・ヤンソン、監督はヴィヴィカ・バンドレル。

舞台監督のヴィヴィカ・バンドレルは、トーベ・ヤンソンのかつての恋人でもあった。

展示では、舞台用のスケッチや、上演のときの写真などがあった。

1974年にはオペラにもなったが、トーベ自身が描いたハンドバッグデザインのパンフレットは斬新。

引用元: Muumiooppera/Jaakko Haapaniemi

ムーミンオペラは、2017年にヘルシンキで再演されたみたい。

予告動画があったので見てみたら、めっちゃシュール・・・!

笑っていいのか、いやまじめなのか。

参考:『Pen』2015年2月15日号、カフェの誕生、オペラの再演、冬のヘルシンキを楽しくするムーミンたち。/ムーミン公式サイト

影絵がかわいい!

開場のところどころで壁に現れたムーミンの影絵がかわいかった。

この影絵は、タンペレのムーミン美術館のワークショップで、フィンランドの子どもたちがつくったものだそう。

子どもたちがつくったものがトーベ・ヤンソンがつくったものたちの中に差し込まれているって、なんかいい。

会場にいた子どもたちも影絵に反応してて、国境を越えた子ども同士の共感力を感じた。

参考:『MOE』2019年5月号(白泉社)

第7章 日本とトーベとムーミン

トーベ・ヤンソンは二度来日している。

「日本とトーベとムーミン」エリアでは、来日時のスケッチや、トーベの絵と日本の浮世絵との共通点が紹介されていた。

来日時にサインを求められて丁寧にムーミンの絵まで描いている様子は、トーベ・ヤンソンの人柄を感じさせる。

日本の子どもからの日本語のファンレターに、手書きの返事をくれることもあったそう。

参考:『Pen』2015年2月15日号

トーベと浮世絵紹介

日本の翻訳者詳しく紹介

ムーミンの小説を読んいると気づくのは、翻訳者が何人もいること。

山室静、下村隆一、小野寺百合子、鈴木徹郎、冨原眞弓。

それぞれの翻訳者の写真と略歴を読めて興味深かった。

この中でも、トーベ・ヤンソンが仲が良かったのが小野寺百合子で、手紙なども展示されていた。

4.これから行く人への注意点

全体を通して、静かにじっくり楽しむ雰囲気のムーミン展。

展示全体で気づいたこと、注意点は次のとおり。

ココに注意

  • アニメ関連の展示がない
  • 撮影ゾーン少ない
  • 作品リストがない
  • 入る前にトイレとロッカー
  • そんなに混んでない

注意①アニメの展示がない

ムーミンのアニメファンには残念なお知らせだけど、今回のムーミン展では、アニメに関する展示は全くなかった

トーベ・ヤンソンによるムーミンの原画(小説・絵本)がメインなので、そのつもりで行くこと。

前もって小説や絵本を読んでから行くと、味わいが深まるよ。

注意②撮影ゾーン少ない

唯一の撮影ゾーン。

楽しみにしていた撮影エリアはほとんどなく、展示最後のところだけだった。

写真撮りたかったり、子どもが楽しむような展示ではない。

ムーミン展の良さをかなかなビジュアルで伝えづらいんだけど、ぜひ、直接行ってみて堪能してね。

注意③作品リストがない

ムーミン展2019図録。2,200円(税別)

たいていの展示のとき、無料でもらえる作品リスト、ムーミン展ではなかった

だから、後で思いだして繰り返し楽しみたいなら、図録の購入は必須。

装丁もおしゃれで、読み飛ばしていた解説ももう一度読めるし、とても重宝。

ももちんは図録をめっちゃ読んでこのブログ書いてるので、買ってよかった(笑)

注意④再入場NG!入る前にトイレとロッカー

ムーミン展の会場は、六本木ヒルズ森タワーの52階。

3階のチケットコーナーからエレベーター、エレベーター降りてから会場まで、係員さんがスタンバイしてスムーズに案内してくれる。

そのまま流れに乗ると、何の準備もなくムーミン展会場内に入っちゃうので注意。

ムーミン展は、再入場NG

エレベーター降りたら、会場に入る前にトイレとコインロッカー(無料、要百円玉)に荷物預けておこう。

グッズショップも会場内にあるので、お財布は忘れずに持っておこう。

注意⑤平日午前中は混んでなかった

3階チケット受付待ちの列。

ももちんがムーミン展に行ったのは、会期初日の4月9日(火)開場時間の10時ちょっと前に到着した。

3階のチケット受付のところでは列ができてたけど、会場に入ってからはだいぶゆったり見れた。

平日午前中は、わりと空いてる模様。

2月のクマのプーさん展(渋谷)は、会期初日(土曜)に行って大混雑だったので、覚悟してたんだけど。

じっくり見て、出てきたのは12時前なので、この混雑具合なら、所要時間は2時間見ておけば十分かと思う。

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5.グッズ・関連情報

ムーミン展のグッズ、コラボ情報を紹介するよ。

会場限定ショップ

ムーミン展、やっぱりグッズがめっちゃかわいかった

会場限定グッズは、文房具、お菓子、マグなど、種類も豊富。

ムーミン関連の書籍もたくさんあって、スウェーデン語の原書も置いてました。

ももちんが買ったのは、図録とコーヒーとタンブラー。

猿田彦珈琲オリジナルブレンド5杯分。980円(税別)

コーヒー好きのももちんは、こちらのドリップパックコーヒーを購入。

コーヒーは、なんと1杯分12gも入ってるんだよ。

もったいなくてまだ飲んでないけど、ムーミン読書しながらゆったりコーヒータイム、楽しみだなぁ。

ニョロニョロのタンブラー。800円(税別)

夏に向けて、欲しかったタンブラー。

ニョロニョロの模様のを1つ購入しました。

これでアイスティー飲もう。

袋がかわいい。

ショップバッグもめっちゃ可愛い。

大きさによってバッグの色が違う。

グッズをチェック(ムーミン展公式サイトへ)

カフェ THE SUNでコラボメニューを楽しむ

カフェTHE SUNの壁にもムーミンたちが!

ムーミン展会場と同じ52階にあるカフェTHE SUNでは、ムーミンコラボメニューを楽しめる。

ランチもスイーツもどれもかわいい。

詳しくはこちら(六本木ヒルズ公式サイトへ)

3階ショップでプチマルシェ!

3階のショップでも、ムーミングッズたくさん並んでいたよ。

ムーミン公式ショップや通販でしか買えないグッズを、手に取ってみれるのはうれしい。

ムーミン展限定グッズは52階でしか買えないので注意。

まとめ

「ムーミン展」みどころまとめ。

ムーミン展見どころ

  • 小説ファン必見!ムーミン小説9作すべての原画やスケッチが見れる!
  • ムーミンのフィギュアや広告、舞台設定の原画など、日本初公開の展示が盛りだくさん!
  • トーベ・ヤンソンが愛した日本を写真資料やスケッチで紹介!

よかったこと

  • 原画の豊富さ。ムーミン小説の世界を存分に堪能できる
  • 「ムーミン」前の風刺雑誌の挿絵を見ることができる
  • グッズがめっちゃ可愛い
  • 会期初日にもかかわらず、空いていてゆっくり見れた(平日午前中)

ココに注意

  • アニメ関連の展示は一切ない
  • 撮影ゾーン少ない
  • 作品リストない
  • 入る前にトイレとロッカー行っておく

原画が充実しているので、ぜひ、小説を読んでから行くのをおすすめするよ。

グッズもめっちゃ可愛いので、雑貨好きのあなたもぜひ行ってみてね。

ムーミン展公式サイトをチェックする

「ムーミン」シリーズ小説の感想はこちらの記事をどうぞ。

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