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【体験談】ロシアに初めて旅行する女性が、治安で注意する7つのこと

2018年4月6日

初めてロシアに旅行しようと思っている!

だけど、ロシアって謎すぎる!治安どうなの?って思った方へ。

ももちんがロシアにいたとき実際に体験して困ったこと、怖かったこと、まとめました。

トラブルに遭わないための対策や遭ったときの対処法も書いたので、確認してね。

記事の内容はももちんが2003〜2004年・2015年に体験したもので、記事を書いたのは2018年4月です。

現在の状況は記事内容と異なる場合があります。

こんな方におすすめ

  • ロシアに初めて行くので情報が欲しい
  • 治安面での不安があり、日本でできる対策を知りたい

ロシアの治安事情

ももちんは、2003年から1年間ロシアに留学していたよ。2015年にロシアに旅行にいったよ。

12年の間に変わっていたこともたくさんあったし、変わっていないこともあった。

ロシアって、素敵な国だよ。ぜひ行ってみてほしい。

ただし、日本と同じような感覚では、あぶない思いをする可能性大。

ロシアの危険レベルは「1」

外務省の海外安全ホームページによると、ロシアの危険度は「レベル1:十分注意してください」って書いてある。(2018年11月現在)

これは、テロとかの治安情勢をふまえてのレベル。

モスクワ・サンクトペテルブルグなどの大都市では、過去に多数の死傷者を出したテロ事件が起こっている。

テロ事件は、人が集まりやすい空港や地下鉄、スーパーや大型商業施設で起こる可能性が高い。

観光客が集まりやすい場所と重なっていることも多いので、注意が必要。

ちなみに、同じレベル1の国で言うと、インド・インドネシア・サウジアラビア・イランとか。

北米・ヨーロッパ・オーストラリア・中国・韓国とか、日本人がよく行く国はレベル0。

観光で行く場合には、レベル0の国でも危ないこともある。

ロシアだから、ということではなく、海外に渡航するときは、気をつけておきたいことだと思ってほしいな。

ロシアの安全情報/外務省の海外安全ホームページ

 

【体験と対策】ロシアで遭遇した7つのこと

ここからは、ももちんの体験談をあげていくよ。

基本的には、モスクワで体験したことが多いけど、旅行先の地方都市で体験したこともある。

どの町が安全とか危ないとかの情報は、あまり関係ないので、どこにいっても注意は必要。

 

ハグを求められてスリに合った!

ムルマンスクという北極圏の街に旅行した時のこと。

ひとりのロシア人の男性が、すっごいフレンドリーに近づいてきた。

「日本人は珍しい、ハグしてくれ」って両手を広げてきたので、思わずハグ。

そのあと、コートのポケットに入れていた、財布がすられていたことが発覚。

幸い、その財布は小銭しか入れてなかったのでよかった。

パスポートとか、大きいお金は、ちゃんと首から下げて服の中に入れていたからね。

他にも友だちは、ショルダーバッグを後ろにしたまま、エスカレーターに乗っていたら、開けられて、もう少しで取られちゃうところだったこともあった。

スリとはちょっと違うけど、チェブラーシカの着ぐるみが「一緒に写真撮ろう」と近づいてきたので、一緒に写真をとったら料金を請求されたこともあります。

 

スリに合わないために注意すること

  • 妙にフレンドリーに話しかけてくるロシア人には近づかない。観光スポットや、人がたくさんいる地下鉄や空港では気をつけよう。
  • ロシアではパスポートの携帯義務があるので必ず携行する。盗難も多いので、ネックポーチを利用して、しっかりと身に付けておく。
  • 現金は少額ずつ分けて持ち歩く
  • 歩行中、手荷物があるときは、バッグ等を体の前にして手で押さえる
  • 席を一時的に離れるときは貴重品が入っているバッグは短時間でも放置しない

 

ネックポーチは必ず用意!

首から下げておけるちいさいバッグ(ネックポーチ)は、必ず用意しておこう。

ネックポーチには、パスポートだけではなく、クレジットカード類などの貴重品も入れておくと安心。

 

白タクにぼったくられた!

ぼったくりも、います。

特に、観光客が利用する可能性があるのは、タクシーです。

ももちんが、友だちとムルマンスクへ旅行に行ったとき。

飛行機が遅れて、夜遅くて、空港からホテルまでの足がなかったんだ。

唯一いたのは、空港で「タクシー、タクシー、」と声をかけてきたおじさん。(通称白タク)

白タクは、正規登録されているタクシーじゃないから、自分で値段交渉しなくちゃいけない。

慣れない日本人の女の子が、ロシア人のおじさん相手にそんなことできると思う?

怖くてできなかったよ・・・

結局、相場の3倍くらいの値段を請求されて、払っちゃった…。

でも、相場がいくらかすらもわかってなくて、後からぼったくられたって分かったんだけどね。

そのあとから、もう白タクにぼったくられないぞ!っていきごんでたんだよね。

ある時モスクワで、観劇の帰りに、夜遅くて電車がなくて、白タクに乗る機会がやってきた!

そのとき、ももちんが予想して、運転手のおじさんに吹っかけた料金が安すぎたみたい。

運転手がブチ切れて、どなられて、走り去っていってしまったこともあったよ。

 

安全なタクシーの乗り方

  • ロシア旅行でタクシーに乗るとしたら、空港~ホテル間が多いよね。一番楽なのは、日本にいるうちに手配してしまうこと。
    宿泊するホテルを決めるときに、旅行会社やホテルのサイトから、タクシーを予約できる。
  • 空港や大きな駅で、「タクシー、タクシー」と話しかけてくるようなおじさんたちのタクシー(通称白タク)には、乗らないこと
    これらのタクシーはたいてい無許可で、タクシー表示がない。
  • ホテルから乗るタクシーは、ホテルで手配してもらえば安全
    事前にホテルのフロントの人に、料金も聞いておくとさらに安心。一度乗ったけど、日本のタクシーと同じような設備と料金でした。

 

配車専用アプリ

最近では、Yandex Taxiという配車専用アプリも人気みたい。

アプリで目的地指定でき、値段もあらかじめ決められている。

値段交渉する必要もなく、行き先を口頭で伝える必要もないので楽ちん。

ただし、主要都市のみでの利用。地方都市に行く予定のある人は、公式サイトでYandex Taxiが利用できるのかをきちんと確認しておこう。

Yandex Taxiの使い方については、こちらの記事が参考になりました。→→ロシアでタクシー配車アプリ Yandex taxiを使ってみた 使用方法を徹底解説/Endless Journey

Yandex.Taxi Ride-Hailing Service

Yandex.Taxi Ride-Hailing Service

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自動販売機にだまされた!

2015年に、夫婦でロシア旅行に行った時の話。

モスクワの空港で、いよいよ日本に帰ろうとしてるとき。

最後の最後に、プーチンTシャツの自動販売機にぼったくられました。

お土産に1枚Tシャツを買おうとして、お金が入れたら、商品が出てこない、お金も戻ってこない。

あわてて、書いてある電話番号に電話しても、誰も出ない。

空港のサービスカウンターに訴えても、相手にしてくれない。。

しょうがないので、あきらめました。夫は怒り心頭で、ロシア旅行のイメージがた落ち。。

空港という公共の場に、堂々と設置されている、というところがロシアだなあ。

 

自動販売機にだまされないために

自動販売機では、お金が戻ってこない、商品が出てこない例もあります。

使うときは、万が一失ってもいい額にとどめておこう。

 

警察官にカツアゲされた!

今では少なくなっていると聞きますが、10数年前の留学時代は、一部のくさった警察官によるカツアゲが起こっていました。

道路で警察官に呼び止められ、パスポートの提示を求められる。

パスポートを渡すと、「パスポートに不備がある。罰金払え」といわれる。

言われるままに、お金を渡すと返してくれる。

このような事件は、私が知っている日本人留学生だけでも数件ありました。

ある程度の金額を渡せば、パスポートをあっさり返すので、あまり怖い、という印象がなかったのですが。

今思えば、言語道断で、断るべきことでしたね。当時は、トラブルを長引かせることが怖かった。

 

悪徳警察官にであったときの対処法

 

酔っぱらいにからまれた!

ウラジーミルに旅行行ったときのこと。

長距離バスを降りて友だちとうろうろしていたら、後ろからなんか気配が・・・。

真っ昼間だったのに、酒くさい酔っぱらいの若者がすぐ後ろにいて、抱きつかれそうになった。

走って逃げたけど、怖かったなぁ。

あと、モスクワ中心地の地下通路で遭遇したこと。

地下通路には窓でやりとりするちいさいお店がたくさん並んでるんだけど、そこで買い物してたとき。

明らかに酔っぱらって千鳥足のおじさんが近づいてきた。

やばい、からまれる!と思った時、お店の人が「あっち行け!!」ってどなってくれて、助かった。

夜の一人歩きはやめようと思ったよ。

 

ネオナチって本当にいるの?

一昔前は、ネオナチと呼ばれる、スキンヘッドのロシア人による外国人排斥運動が流行っている、というような話を聞いた。

しかし、当時も現在も、実際に被害にあったという留学生の友人には出会わなかった。

モスクワに限っていうと、たくさんの国や地方からさまざまな人種が流れ込んでいる。

そのような社会の中で、ネオナチのようなグループはごく少数。

可能性がゼロではない、くらいの感覚でいいと思う。

もちろん、夜遅くに出歩かない、クラブなどに行かない、それっぽい集団がいたら近づかないなど、ある程度の注意は必要。

ネオナチというより、ふつうに悪そうな若者や酔っぱらいはたくさんいるので。

 

ネオナチや酔っぱらいにからまれないために

  • 目立つ服装は避け、外出先での派手な行動は慎もう。
  • いわゆるネオナチはもちろん、コンサート帰りの集団、若者の集団には近づかないようにしよう。
  • 人通りの少ない場所、裏通りや、たまり場となるおそれのある広場、公園等には近づかない。
  • ヒトラーの誕生日(4月20日)や「民族統一の日」(11月4日)の前後は外国人排斥運動が活発化することがある。外出する際には、車の利用や複数人での行動を心掛けよう。

 

ジプシーにたかられた!

これは、2015年のロシア旅行で感じた、留学時代とのギャップ。

留学当時は、地下鉄の駅の構内に、かなりの数の物乞いの人がいた。

戦争で負傷した元兵士とか、赤ちゃんをだっこした若いお母さんとか。

これらは、ロシアでは、組織ぐるみでやっているビジネスであることが多い。

12年ぶりに旅行に行ったときは、地下鉄でそのような人はあまり見かけなかった。

留学当時は、ストリートチルドレンとか、ジプシーにたかられるといったことも起きていましたが、そのような場面にも遭遇しなかった。

 

渡航中テロが二回あった!

日本にもときどき入ってくる、海外のテロのニュース。

ももちんがモスクワに住んでいた期間中にも、モスクワ市内で、二回テロがあった。

確実にテロにあわないようにする対策は、「行かない」以外、選択肢がない。

事前に情報をチェックしておこう。

特に、大きなイベントのときは、要注意。

 

事前に安全情報をチェック!

  • 在日ロシア大使館のHPなどで、事前に安全情報をチェックしておこう。
  • 外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」への登録をしておこう。
    外務省「たびレジ」公式サイト
  • 外務省が公開している「海外安全アプリ」をダウンロードしておくと、自分が行く国の安全情報や緊急連絡先をチェックできるよ。

外務省 海外安全アプリ

外務省 海外安全アプリ

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まとめ 注意するのは基本的なこと

女性が初めてロシアに行くとき、注意する7つのこと

  1. スリ
  2. 白タク
  3. 自動販売機
  4. 悪徳警察官
  5. 酔っぱらい、ネオナチ、フーリガン
  6. 物乞い、ジプシー
  7. テロ

挙げてしまうと、元も子もないものばかりですが・・・日本人が海外旅行するとき注意したい、基本的なことでもある。

ロシアって、先入観で、なんか怖いイメージがあるよね。それはあながち間違ってはいない。

けれど、あまり治安の悪さをあおりすぎる情報も、いかがなものかと思う。

実際、今より明らかに治安が悪かったであろう15年前も、ももちんはロシアでの一人旅もしたけど、無事だった(笑)

怖い思いはしなかったし、現地の人の親切さに感動した。

ロシアならではの芸術や、ロシア料理など、体験してもらいたいことがたくさんある。

注意点を心得たうえで、ぜひ、ロシア旅行を楽しんでください。

 

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  • この記事を書いた人

ももちん

夫と猫たちと山梨在住。海外の児童文学・絵本好き。 紙書籍派だけど、電子書籍も使い中。 今日はどんな本読もうかな。

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