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【第2話】30代主婦乳がん闘病記。初診で針生検!告知までの気持ち。

2018年8月8日

30代子なし主婦ももちんの乳がん闘病記。

第2回目は、初めての受診と針生検、告知までの気持ち。

ももちんの乳がん闘病記って?

サイト主ももちんが2013年31歳で体験した、若年性乳がん回想録です。

告知時ステージⅡリンパ節転移あり。

術前化学療法〜乳房温存手術・リンパ節郭清〜放射線〜分子標的薬。

2019年4月ホルモン療法を終え、無治療になりました。

乳がん闘病記一覧を見る

受診の日の様子

しこり発見から1週間。若干の不安を抱えながら、山梨のY病院の乳腺外科に行った。

大きな病院は、ほとんどきたことがなかった。

なんだか落ち着かないなぁと、少し緊張気味だった。

担当してくれたのは、M先生という、いかにも真面目そうで誠実そうな、男性の先生。

M先生
今日はどうされました?
先日気づいたんですけど、左わきの下にしこりがあるんです。なんだか気になって…
ももちん
M先生
そうですか。少しさわっても良いですか? (しばし触診)あ、これですね。ふーむ。。

まあ、しこりは、若い女性にはよく見られる症状なんですよ。

多分、良性のものだと思いますが、念のため、マンモグラフィとエコー検査しましょう。

私、少し安心。

場所を変えて、別の担当の方に、マンモグラフィとエコー検査をしてもらった。

 

針生検

数十分後、またM先生の元へ。

マンモグラフィーとエコーの検査結果の説明があった。

M先生
両方の画像をみても、まだ良性だと断定はできなかったです。確実に結果を出すために、しこりに針をさして調べる検査があるのですが、させてもらっていいですか。(あくまで明るい口調)
針、、、ですか?
ももちん
M先生
ちゃんと麻酔打つんで大丈夫ですよ。少し衝撃があるだけです
(麻酔打つほどの針ってどんなだよ!注射針くらいじゃないの?しかも衝撃ってなに!?なになになに!?)

痛みはないんですよね?

ももちん
M先生
麻酔打つんで大丈夫です。あとで、少し青あざになるかもしれませんけど。
(また、青あざって気になるワードでたけど。もういいや。)

じゃ、お願いします

ももちん

次の瞬間、裏で待機していた看護師さん登場。

2人がかり?と疑問に思うまもなく、私はベッドの上で看護師さんに取り押さえられ、消毒。

ここから後は、ももちん、怖くて目をつぶってた。

M先生
麻酔しまーす。・・・(麻酔)きいてきたね。じゃ、少し叩かれるような感覚ありますよ。痛かったら言ってください。
(痛かったらってなんだよー。その歯医者方式いらねー。)
ももちん

・・・

バチコン!!バチコン!!

(二回?三回?)

確かに、痛みというより、衝撃。でかいホチキスで打たれるような感じ。

後から調べたら、これは「針生検」という検査だったみたい。

その後、針の跡をしっかり完璧に、厚くガードして包帯巻いてくれた看護師さん。

包帯の上から触ってももちろん無感覚、跡がどうなってんだかわからないまま、(包帯とれたら、やっはり青あざになってた)診察終了。

M先生
結果一週間後にわかりますので、また来てください

今日で安心できると思っていたももちんは、一週間後まで待たなくてはいけないと知り、なんだか、さらに不穏な気配を感じた。

 

乳がん告知までのカウントダウン

針生検までの検査をしたことで、不安になったももちん。

不穏な気持ちの中でも、心配一色にならなかったのは、M先生の口調、態度が明るかったから。

「確実に良性といえないので、針生検をする。」

ももちんはこの言葉を、「良性と確定するために針生検をするのだ。」と解釈した。

M先生は、決して「悪性の可能性がある」とも、「少し心配なので」とも言わなかった。だから大丈夫、と思いたかった。

その夜夫に話すと、また少し顔がくもる。

「ふ~ん」と一言、言っただけだった。

結果がでるまでの一週間は、なんだか、どっちつかずの、ふわふわした感覚だった。

今思うと、奥の方には確実にあった、不穏な気持ち。

そんな気持ちを感じないように、気のせいだと思うように、自分をしむけていた。

もちろん、ふつうに仕事もいってた。

職場の同僚とも、しこりの話はふつうにしていた。

同僚
病院行った?どうだった?
んー、なんかぶっとい針さされたよ。こわかったー。結果来週だって
ももちん
同僚
ふーん。何ともなければいいね。

そんな会話を交わしながらも、 心のどこかで、この生活が終わる気配を感じていた。

なんというか、目に映る映像(現実のこと)をどこか客観的にみていて、時間が直線的でなく、一瞬一瞬に存在する。

そんな感覚。

これは、人生で何らかの変化が起こるとき、前ぶれとして感じる、説明できない予感のようなもの。

結果を聞きにいく前日。

俺も一緒に行くか?
いいよ~ひとりで。結果わかったら連絡入れるから。

(夫と一緒に結果を聞きにいく=告知をされに行くみたいじゃん!
がんと決まったわけじゃない、良性の可能性だって大いにあるんだから。)

ももちん

そして、一週間後。検査の結果を聞きに、病院に行った。

 

まとめ

ももちんの乳がん闘病記②まとめ

  • 受診の日の様子
  • 針生検
  • 告知までのカウントダウン

 

次回は乳がんを告知されたときの状況と感じたことを書いていくよ。

次回
【第3話】30代子なし主婦乳がん闘病記。告知された時の状況と気持ち

30代子なし主婦ももちんの乳がん闘病記。 第3回目は、乳がんを告知されたときの状況と感じたことを書いていくよ。 告知の日 初めての乳腺外科受診&針生検から一週間後。2013年5月22日。 ふわふわした ...

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  • この記事を書いた人

ももちん

夫と猫たちと山梨在住。海外の児童文学・絵本好き。 紙書籍派だけど、電子書籍も使い中。 今日はどんな本読もうかな。

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