『公園のメアリー・ポピンズ』は、児童文学の名作『メアリー・ポピンズ』シリーズの4作目。
メアリー・ポピンズの過去3度の訪問中に起こった出来事をつづった短編集。
今回は、児童文学『公園のメアリー・ポピンズ』を紹介するよ。
この記事で紹介する本
こんな方におすすめ
- 1作目『風にのってきたメアリー・ポピンズ』を読んで面白かったので、2作目以降も読んでみたい。
- 『公園のメアリー・ポピンズ』のだいたいの内容を知りたい。
『公園のメアリーポピンズ』とは?
『公園のメアリー・ポピンズ』(原題”Mary Poppins Opens The Door”)は、イギリスの女流作家P.L.トラヴァースが1952年に発表した児童文学。
日本では、1975年、林容吉の翻訳で岩波書店より刊行された。
P.L.トラヴァースによる「メアリー・ポピンズ」関連書籍は全8作品。『公園のメアリー・ポピンズ』は第4作目にあたる。
トラヴァース、林容吉紹介
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主な登場人物
メアリー・ポピンズ・・・東風にのってバンクス家にやってきた不思議な乳母兼家庭教師。
バンクス一家
ジョージ・バンクス・・・桜町通17番地に住むバンクス家のお父さん。銀行で働き、短気で陽気。
バンクス夫人・・・バンクス家のお母さん。
ジェイン・・・バンクス家の長女。優しく弟・妹想い。メアリー・ポピンズのことを慕っている。
マイケル・・・ジェインの弟で、バンクス家の長男。知りたがりでよくメアリー・ポピンズに怒られている。
ジョンとバーバラ・・・バンクス家の双子の兄妹。今作では赤ちゃんで、鳥や風とお話ができる。
アナベル・・・今作で生まれる、バンクス家の5人目の子ども。
ブリルばあや・・・バンクス家の料理番。
エレン・・・バンクス家の小間使い。花粉症でいつもくしゃみをしている。
ロバートソン・アイ・・・バンクス家の使用人。暇さえあれば寝ていて、あまり仕事をしない。
ご近所さん・友人
ラークおばさん・・・バンクス家のお隣さん。アンドリューとウィロビーいう2匹犬を飼っている。
ブーム提督・・・桜町通に住み、まるで船のような形の家に住む。
バート・・・マッチ売り兼絵描き。メアリー・ポピンズの親しい友達。
公園番・・・桜町通にある公園の管理をしている。『風にのってきたメアリー・ポピンズ』に登場した「鳥のおばさん」の息子。
お巡りさん・・・町の交通を取り締まっている。エレンのことが好き。
鳥のおばさん・・・セント・ポール寺院でハトのえさを売っているおばさん。
コリーおばさん・・・双子の娘、ファニーとアニーと、不思議なお店でジンジャーパンを売っている。
あらすじ
前作『とびらをあけるメアリー・ポピンズ』で、別の扉から空へ旅発ち、最後の訪問を終えたメアリー・ポピンズ。
今作では過去3度のバンクス家滞在中に起こった不思議な出来事が短編形式でつづられる。
6つのお話は全て桜町通の公園で起きたお話。
エピソード一覧
『公園のメアリー・ポピンズ』エピソード | 内容 |
1.どのガチョウも白鳥 | 子どもたちが想像で遊んでいると、メアリー・ポピンズがガチョウ番の女の子の物語を話し始める |
2.まことの友 | お巡りさんの三つ子の兄弟の本当の友だちはライオンだった |
3.幸運の木曜日 | ある朝起きてみると、メアリー・ポピンズが変に優しく、いいことばかりが起こる世界だった |
4.物語のなかの子どもたち | 公園で本を読んでいると、本のなかの兄弟が実際に現れた |
5.公園のなかの公園 | 公園で、小さな公園をつくって遊んでいると、子どもたちはいつの間にかその中に入っていた |
6.ハロウィーン | ハロウィーンとメアリー・ポピンズの誕生日が重なった日、影たちが一人歩きして集い始める |
『公園のメアリー・ポピンズ』感想
前作までの『風にのってきたメアリー・ポピンズ』『帰ってきたメアリー・ポピンズ』『とびらをあけるメアリー・ポピンズ』の感想記事はこちら。
児童文学『風にのってきたメアリーポピンズ』感想。有名映画の原作本
児童文学『帰ってきたメアリー・ポピンズ』感想。名作シリーズ2作目
『とびらをあけるメアリーポピンズ』感想。メリーポピンズ最後の訪問
今作『公園のメアリー・ポピンズ』に書かれているのは、前作までよりもちょっと長めの6つの物語。
すべての物語が、これまでの三作でメアリー・ポピンズと子どもたちが何度も行った、桜町通にある公園で起こる。
前作でストーリーは終わりだけど、その間の描かれてこなかった物語を、改めて読むことができるのはうれしい。
全話登場の公園番
今作で全部の物語に登場し、主人公ではないにしても、欠かせない存在となっているのが「公園番」。
公園番は、知ってのとおり、桜町通にある公園を管理している人なんだけど、憎めないキャラクター。
精神年齢が子ども
公園番の好きなところは、仕事熱心なのに、すぐ子どもと同じ目線になるところ。
いつも「規則を守りなさい!」と言って回っているのに、マイケルやジェインが面白そうなことをやっていると、われ先にやろうとするんだよね。
『帰ってきたメアリー・ポピンズ』の凧あげや、『とびらをあけるメアリー・ポピンズ』の花火もそうだった。
今作でも、そんなこどもっぽい一面は健在。
- マイケルやジェインと一緒に「自分ではないもの」になりたがって、メアリー・ポピンズに注意される
- メアリー・ポピンズのお話を子どもたちと一緒に聞く
- 雨が降ったとき、ついメアリー・ポピンズのこうもり傘をつかもうとする
- メアリー・ポピンズにおじけづいて、落ちていた海賊帽を自分の帽子と間違えてかぶって家へ帰る
- めずらしく静かなお昼に、つい昼寝をする
- メアリー・ポピンズにお茶が欲しいことをにおわせるが、メアリー・ポピンズはお茶をくれない
おっちょこちょいなんだけど、肝心なところにはいつも居合わせるところが、公園番の憎めないところなんだよね。
メアリー・ポピンズに見せる優しさ
公園番はしょっちゅうメアリー・ポピンズに注意するんだけど、毎回やりこめられてるんだよね。
そのたびに、メアリー・ポピンズに対してひとり言で愚痴を言っているんだ。
だけど、メアリー・ポピンズにとっても優しいときもある。
今作「公園のなかの公園」では、公園番は母親のためにつくったヒナギクの首飾りを、メアリー・ポピンズにプレゼントするんだ。
公園番に優しくされたときのメアリー・ポピンズ、言葉はそっけないけれど、拒否することなくいつも受け入れるんだよね。
お互いの性格は合わないんだけど、合わない者同士、そのままでいることを許している、そんな関係。
母親への愛
公園番は『風にのってきたメアリー・ポピンズ』で登場する「鳥のおばさん」の息子。
公園番、このお母さんへの愛がときどきにじみ出ているんだよね。
公園番は、公園を見まわして、おかあさんの腕をとりました。(中略)
「ほら、あすこに星がある。」と、公園番が指さして、いいました。
引用元:『公園のメアリー・ポピンズ』P.L.トラヴァース(作)メアリー・シェパード(絵)林容吉(訳)岩波書店、2003年
いつも命令調で注意しているばかりなのに、こんな優しい面を見るとぐっとくる。
『さくら通りのメアリー・ポピンズ』は、公園での夏至の夜の物語なんだけど、ここでも公園番は準主役級で登場。
鳥のおばさんへの優しさも描かれていてほっこりする。
どのガチョウも白鳥
ここからは、物語を一つずつ紹介する。
「どのガチョウも白鳥」は、おなじみのメアリー・ポピンズが遠くを見て語る物語。
1作目では「踊る牝牛」、2作目では「ロバートソン・アイの物語」、3作目では「王さまを見たネコ」。
ジェインとマイケルは、メアリー・ポピンズにお話してもらうのが大好きだから、その気配を感じたらすぐにおとなしくなるところもかわいい。
何か他のものになりたがる私たち
物語には、お互いの存在が気になっているんだけど、気のないふりをしている、ガチョウ番の娘とブタ飼いの若者が登場。
娘は、「自分は本当は姿を変えた王女なんだ。王女にブタ飼いの若者なんてふさわしくない」って思ってる。
若者は、「自分は本当は姿を変えた王子なんだ。王子にガチョウ番の娘なんてふさわしくない」って思ってる。
この二人だけでなく、そこに住むブタやガチョウ、ロバやヒキガエルも同じように、自分ではない何かに憧れて、「本当はこんな自分ではない」って思い込んでるんだよね。
この心のからくりって、決して物語のなかだけの話じゃないんだよね。
現代に生きる私たちだって、同じようなことをやってると思わない?
たいていの人は、ありのままの自分に「取るに足らない存在、つまらない存在」ってラベルを貼っているんじゃないかな?
「もっといい自分」を無意識にイメージして、そこにむかって一生懸命進んでいく。
これは一見いいことのように見えるかもしれない。
だけどその裏には、いつまでたってもみとめてもらえず、疲れたり寂しさを感じている「等身大の自分」がいるんだよね。
ありのままの自分をみとめる
それぞれがみんな「自分ではない何か」だと思ってる不思議な村。
そこへ通りかかったのが、ひとりのみすぼらしい男。
自分の身なりなど全く気にせず、むしろ楽しんでいる様子の男は、娘や若者、動物たちに話しかける。
話しているうちに、娘はわかってくるんだ。
自分は、「王女」のうわべばかりを見たり聞いたりして、憧れていただけだってこと。
「王女」って実は、すごく大変なのかも・・・って。
ここで初めて、「そのままの自分で、何かになろうとしなくてもいいのかも?」っていうアイデアがわくんだよね。
自分ではない何かを目指さなくていい。このままの自分を認めて、愛してあげればいい。
そんなシンプルなことに、みんなが気づくんだ。
娘と若者は、お互い素直な自分で知り合い、仲良くなった。
メアリー・ポピンズのまんま
物語を語り終え、家に帰ってきたとき、マイケルはメアリー・ポピンズに言うんだ。
あなたは、どこからどこまで、メアリー・ポピンズだよ! なかも、そとも。まわりじゅうも。すっかり、メアリー・ポピンズなんだ。だから、ぼく、あなたがすきなんだよ!
引用元:『公園のメアリー・ポピンズ』P.L.トラヴァース(作)メアリー・シェパード(絵)林容吉(訳)岩波書店、2003年
メアリー・ポピンズは、決して自分以外の何かになろうとしない。
自分がメアリー・ポピンズであることを100%肯定しているんだよね。
うそのない、矛盾のない姿が、たとえ不機嫌だったとしても、子どもたちをひきつけるし、愛される理由なんだよね。
まことの友
「まことの友」というお話では、前作まででもたびたび登場した、お巡りさんが主人公。
これまで登場してきたお巡りさんはエグバートという名前で、実は三つ子のうちの一人なんだ。
あとのふたりはアルバートとハーバートっていうんだけど、この二人もお巡りさん。
アルバートが、わけあってはなればなれになった「まことの友」のライオンと再会する、というお話。
お巡りさんとエレンの恋
このお話の中でキュンとするのが、お巡りさんとバンクス家の小間使い、エレンの関係。
前作まででも、二人の恋心は描かれていたんだけど、今作でもほっこりする。
エレンはいつもくしゃみをしていて、マイケルには嫌われているし、子どもたちからの人気はいまいちなんだけど、お巡りさんはエレンにぞっこんなんだよね。
このお話で、エレンは最愛のエグバートが置物になってしまったと思い込んで、取り乱してしまうんだ。
エグバートがそこに現れ、エレンに優しく接するんだよね。
取り乱したエレンの手を取り、やさしく連れ出すお巡りさん、かっこいい。
メアリー・ポピンズがめずらしく優しい
心があたたまるのが、このお話の最後。
いつも、子どもたちのいうことには取り合わないメアリー・ポピンズだけど、このお話では、両腕にジェインとマイケルがつかまって、ぐるぐる回って遊ぶんだ。
子どもたちへの愛情を素直に表現するメアリー・ポピンズはあまりみないので、とっても新鮮。
最後には、メアリー・ポピンズのピシャリと一言がついてくるけど、気にしない子どもたちもかわいい。
幸運の木曜日
「幸運の木曜日」というお話では、マイケルが一番星におかしなお願いをして、ネコの星に連れていかれる。
ジェインやマイケルが、反抗的な気分になったあげくこわいおもいをするお話は、これまでにもあった。
1作目の「わるい火曜日」というお話では、不機嫌なマイケルがメアリー・ポピンズの方位磁石を勝手に使って、こわい思いをした。
2作目の「わるい水曜日」というお話では、不機嫌なジェインがお皿の絵の中に入り、あやうく戻ってこれないところだった。
今回の「幸運の木曜日」では、マイケルは一番星に次のようなお願いをするんだ。
- 幸運にめぐまれたい
- ひとりで、ほっといてもらいたい
- だれからも何キロも離れていて、どこか、楽しみの多いところにゆきたい
翌朝起きてみると、たしかに幸運なことがたくさん起こる。
メアリー・ポピンズはいつになく優しいし、ずっとかぶってみたかったブーム提督の海賊帽子をもらったりもした。
初めはマイケルも喜んでたんだけど、しまいには、ネコの星に連れていかれるんだよね。
「おネコさま」の世界
ネコの星はとっても遠くて、1分間が60秒ではなく、200年という世界。
ネコたちが君臨していて、王さまだったり、王女様だったりするんだ。
そこで召使いとしてつかわれているのが、なんとたくさんの子どもたちなんだよね。
マイケルと同じように、反抗的な気分のときに「遠くへ行きたい」と願った子どもたち。
人間とネコの立場が逆転した世界は、なんとも奇妙でシュール。
1作目の「満月」というお話では、動物園で人間と動物たちが逆転していたのが印象的だったけど、今回は子どもたちがしたがえられているというところがさらにブラック。
マイケルも働かされそうになるんだけど、最後はやっぱりメアリー・ポピンズが助けてくれるんだ。
メアリー・ポピンズが怖い
このお話の中で不気味なのが、マイケルがお願い事をした次の日から、いやに優しいメアリー・ポピンズ。
いつもはピシパシきびしいことを言うのに、このときはマイケルがむちゃを言っても、とても愛想がいいんだよね。
最後にマイケルがメアリー・ポピンズに助けられてもなお、メアリー・ポピンズが優しいままだったから、マイケルも不安になる。
いつものように怒ってほしい、そう願うんだよね。
メアリー・ポピンズがひとしきり怒ったところを見て、やっとマイケルは安心して、眠りにつくんだ。
物語の中の子どもたち
「物語の中の子どもたち」では、公園で、子どもたちが読んでいる童話集の中から、三人の王子さまと一角獣が現れる。
『とびらをあけるメアリー・ポピンズ』の「大理石の少年」と少し似ている。
物語から突然キャラクターたちが飛び出してきて、初めはびっくりするけど、すぐになじんでしまうのがジェインやマイケルなんだよね。
大人たちの身勝手さ
大人たちは、突然現れた一角獣を前にさまざまな反応をする。
見せ物にしてお金を稼ごうとする人もいれば、はくせいにして博物館に展示しようとする人もいる。
一角獣は王子たちと一緒にいるのに、勝手に自分たちのものにしようとする大人たちの身勝手さにいらいらする。
そんな大人たちのなかにあらわれるのが、メアリー・ポピンズ。
メアリー・ポピンズは、大人たちに対してどんな反応をしたと思う?
大人たちを叱ることなく、むしろあわれんでいるんだよね。
ほかに、なにをあてにできるのーあの人たちから? それは、あの人たちの不幸なのよ、フロリモンド。あなたがわるいんじゃありません!
引用元:『公園のメアリー・ポピンズ』P.L.トラヴァース(作)メアリー・シェパード(絵)林容吉(訳)岩波書店、2003年
もはや叱るほどの値打ちもない、と思ったのかもしれないね。
そのうち、何人かの大人たちはだんだん思い出すんだ。
昔読んだ物語のなかに、この一角獣と王子たちがいたことを。
かつて仲良しだった友だちのことをすっかり忘れて、自分勝手だったと気づくんだよね。
一方で、最後まで目が覚めず、一角獣を自分のものにしようとしつづけた大人たちもいた。
一角獣と王子たちはやがて本の中に戻っていった。
友だちと出会うこともできたけど、ひどい目にも合って、またこっちの世界に来たいとは思わなかったかもしれないね。
公園のなかの公園
「公園のなかの公園」では、公園でジェーンが箱庭のような小さな公園をつくっているんだ。
いつのまにかその小さな公園の中に入って体験するお話。
ここで印象的なのは、あのいじわるキャラ、ミス・アンドリューのごとく、徹底的にいじわるな継母、マチルダ・モウ。
メアリー・ポピンズのいとこで優しいモウおじさんの2番目の妻で、3人の息子イーニー、ミーニー、マイニーの継母なんだ。
マチルダ・モウは、とにかくケチで、いつも怒っている。
お客としておとずれたメアリー・ポピンズを手伝わせようとしたり、泥棒扱いしたりするんだよね。
そんなマチルダ・モウ、無事で済むはずがないよね・・・。
最後にはインディアンにつかまって、お嫁にされて、連れていかれてしまうんだ。
善人と悪人がはっきりしていてわかりやすいお話。
マザー・グースも引用されている。
『公園のメアリー・ポピンズ』で登場するマザーグースをチェックする(引用まとめページへ)
ハロウィーン
今作最後のお話は「ハロウィーン」。
ハロウィーンの夜には、影たちが集まって、メアリー・ポピンズの誕生日の前夜祭が開かれるんだ。
楽しいのが、『メアリー・ポピンズ』シリーズのキャラクターが勢ぞろいするのはもちろんなんだけど、「マザー・グース」のキャラクターもたくさん登場するんだよね。
前作『とびらをあけるメアリー・ポピンズ』の「末ながく幸福に」でも、マザー・グースのキャラクターはたくさん登場した。
「ハロウィーン」でも、同じキャラクターもいれば、今回新しく登場するキャラクターもいる。
よく知っている歌のキャラクターが物語に登場するって、とてもわくわくするよね。
このあと、引用されているマザー・グースを紹介をしているよ。
『公園のメアリー・ポピンズ』で登場するマザーグースをチェックする(引用まとめページへ)
まとめ
『公園のメアリー・ポピンズ』あらすじと感想まとめ。
- 登場人物とあらすじ
- 各エピソードの感想
- マザーグース引用
『公園のメアリー・ポピンズ』では過去3作で描かれなかった珠玉の物語たちを楽しめる。
ひとつひとつにメアリー・ポピンズの魅力がつまっているので、ぜひ読んでみてね。
メアリー・ポピンズの記事
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