ゆるゆると、ヨガを続けて3年半。
ここ1年は、ヨガ哲学も学んでいるよ。
あんなにヨガ苦手だったももちんが、続けていることだけでもすごいのに、お勉強まで始めちゃった。
今日は、ヨガ哲学に抵抗あった私が、自分から学ぼうと思うまでになった流れを書いていくね。
ポイント
ももちんは、地元のヨガの先生が個人で開講しているヨガ哲学クラス(対面)を受講している。
オンラインのヨガ哲学クラスは、定額制でヨガレッスン受け放題のサービス「ヨガ放題」で学ぶことができる。
講師は『やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ (YOGA BOOKS)(※Amazon商品ページ)』著者の向井田みお先生。
こんな方におすすめ
- スピリチュアル苦手だけど、ヨガ哲学を学んでみたい
- ヨガ哲学を学ぶとどんな変化があるのか知りたい
ヨガ哲学とは?
あなたは「ヨガ」と聞くとどんなイメージが思い浮かぶ?
ももちんは、初め「ヨガ=ポーズをとること」だと思っていたんだよね。
ポーズのヨガのことをアーサナっていうよ。
だけど、アーサナや瞑想はヨガの一つの側面に過ぎない。
大切なのは、アーサナや瞑想の土台にある「哲学」なんだよね。
日本でも、武道はスポーツという意味合いだけではなく、内面を磨くことに重きをおいている。
ヨガ哲学を学ぶことは、ふだん取り組んでいるアーサナや瞑想の土台、心の側面を知ること。
ヨガ哲学を学ぶことで、アーサナや瞑想の目的を知ることができ、しっかりした理解を持って取り組むことができるんだよね。
教科書は「ヨーガ・スートラ」と「バガヴァット・ギーター」
ヨガ哲学の代表的な教典とされているのが、「ヨーガ・スートラ」と「バガヴァット・ギーター」。
「ヨーガ・スートラ」は、ヨガ哲学がどんなものなのか、ヨガの道筋を明快に解説してくれている。
「バガヴァット・ギーター」は、神々の対話が詩のようにつづられている。
どちらも原文だけでは解釈がむずかしく、多くは研究者・修行者による解説が加えられている。
本を買ってただ読むだけでは理解がなかなか進まないので、できれば信頼できるヨガ教室などの先生の元で学ぶのが良い。
ももちんが読んでいるヨーガ・スートラ
ももちんが読んでいるバガヴァット・ギーター
ヨガ哲学はどこで学べる?
ももちんは、地元のヨガの先生が個人で開講しているヨガ哲学クラス(対面)を受講している。
月に1回、3年間かけて『ヨーガ・スートラ』を学んでいった。
2020年9月現在は、『バガヴァット・ギーター』を学んでいる。
オンラインのヨガ哲学クラスは、定額制でヨガレッスン受け放題のサービス「ヨガ放題」で学ぶことができる。
「ヨガ放題」は、老舗ヨガスタジオ「アンダーザライト」が2020年7月から始めたサービス。
ヨガ哲学クラスの講師は『やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ (YOGA BOOKS)』著者の向井田みお先生。
ポーズや瞑想のレッスンも、哲学も、値段を気にせず受け放題なのはうれしい。
やさしく学ぶヨガ哲学by向井田みお[アンダーザライト]YouTubeチャンネル
やさしいヨーガ・スートラ
ヨガ哲学を学び始めたきっかけ
ももちんは、2年半くらい、教室に通って、アーサナ(ポーズのヨガ)を続けていた。
アーサナを続けることで、だんだん、精神面で効果を実感するようになってきていた。
気持ちの切り替えが早くなったり、心が安定したり。
だから、なんだか次のステップに行きたいな、と思うようになった。
ヨガ教室では、アーサナの他に、ヨガ哲学を学ぶクラスもあった。
ヨガの精神的な面を深めたいなら、ヨガ哲学を学ぶのはとっても大事なこと。
でも、ももちんの性格は、頑固でプライド高いから、自分の心のことを、人から学びたくないわけ。
あなたもそう思わない?
「私の心のこと、だれかにわかってたまるかい!上からなんだかんだ言われるのが一番いやなんだい!」
↑基本このスタンスで生きてきた(笑)
ヨガ哲学についても、そういう抵抗感が出てきた。
けどこのときは、その抵抗感とか、自分でつくっている壁みたいなものを、ぶっ壊したくなって、ヨガ哲学のクラスに通い始めたんだ。
精神的な変化
ヨガ哲学のクラスに通い始めたけど、初めから内容を受け入れられたわけではなかった。
初めから抵抗感
クラスで学び始めたはいいものの、めっちゃ失敗したー!って思った(笑)
だって、いきなり、「禁戒(日常生活で控えたほうがいいもの)」「勧戒(日常生活で行ったほうがいいもの)」 から始まったから。
誰かに、あーした方がいい、これがダメって言われるのは、ももちんが一番嫌いなこと。
しかも、ぱっと資料をみたら、「非暴力」とか、「正直」とか、教訓めいたにおいがプンプンする。
あかん、これは、ももちんのやることじゃない・・・
一瞬で逃げようかと思ったけど、逃げるのも、プライドが許さない。めんどくさい性格。。
もう始まってしまったもんはしょうがない。とりあえずは、月1回1年間、やってみようと思った。
月1回のヨガ哲学クラス、通うこと10回。
やっぱり、何度も、抵抗感は出てくる。
説教くさいのは嫌い。
こんなの徹底できる神みたいな人間いるわけない。
人間って迷惑かけて生きてんのかよ。
欲、あったらダメなんですか。
好きなもの好きに食べていーでしょうよ。
一時的な快楽で何が悪い!
とにかく、そんないらだちやもやもやばっかりわいてきてた。
きっと、こんな状態でヨガ哲学学んでる人、いないよね。。。
周りはもっと素直に受け入れてるんだろうな。。。
反応に気づいて離れられるようになる
今、ちょうど1年くらい経つんだけど、いまだにそんな気持ちは出てくるよ。
けど、いい変化もでてきた。
それは、イライラやもやもやが起こったら、すぐに気づいて、離れられるようになったこと。
ヨガ哲学の一つ一つの知恵が、その反応に、自分で気づいていく助けにもなってくれるんだ。
例えば、非暴力っていうのをクラスで学んだとする。
心では、ガンジーとか思い浮かべて、聖人になるつもりねーし!とか、もやっとしたりもする。
けど、ちょっと時間がたって、日常の別の場面で、心の中で悪態ついたりすると、気づく。
これ、この前習った「暴力」じゃん!いたるところで暴力やっているんだなあ、自分。
だからと言って、責めるわけでもなく、ただ発見、観察していく。
こんな感じで、ちょっとずつ、学びを進めていった感じかな。
生活の変化
ヨガ哲学を学びはじめて1年が経った。
生活の中でも、少しずつ変化が出てきたよ。
自宅でヨガするようになった
教室でヨガ哲学を学びながら、自宅でもやり始めたこと。
家で、毎日5ポーズだけ、アーサナをするようにした。
これは、日常で頭が疲れたときだったり、朝起きたときや、夜寝る前だったり、日によって違う。
3ヶ月くらい前に始めたよ。
瞑想は急に集中できないけど、アーサナなら、意識を向けやすい。
頭を切り換えたいときに、よくやってるよ。
瞑想するようになった
瞑想は、日によってやったりやらなかったり。やっても1回15分とか。
日常生活から切り替えて瞑想に入るって、やってみると、意外と難しい。
静かに座っていても、心の中は忙しく考えごとをしていること、しょっちゅうある。
けど、考えごとをやめられなくても、気づいてその都度、呼吸に意識向けるのに戻る。
それだけ。アーサナとセットで、5分だけでも瞑想すると、うそみたくすっきりする。
ふだん、ももちんは、なかなか考えごとがとまらなくて、頭がヒートアップすることも多い。
だから、アーサナと瞑想で、考えから離れる時間が、とても大切。
これなくしては、書いたり読んだりする学びも、頭の中の知識で終わってしまうんだ。
決して体感で理解することがない。
瞑想では、うまくいけば、集中モードに入ることもあるけど、そうならなくても、十分効果はある。
呼吸に意識を向ける他にも、ため息を吐いてみたり、イメージしてみたり、いろんな瞑想の方法がある。
自分が気持ちよく取り組める方法が必ずあるから、見つけてみよう。
日記の書き方が変わった
これは、ももちんが毎日続けていること。
ヨガ哲学を学びながら、日記を書いていると、書いている内容がどんどん変わっていくことに気づく。
初めは、外側の誰かや何かに不満をぶつける内容しか書けなかった。
それでもストレス解消には充分なる。
けど、気づくんだよね。その不満を感じている自分を見ていった方がいいってことに。
周りのせいにすることから一歩進んで、そう感じる理由を自分の中に探しに行くために、ノートに書くようになったよ。
自分を知るための日記の書き方って?って思ったら、この記事をどうぞ。
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ヨーガ・スートラを読み始めた
ヨガ哲学を学び始めて、1年。
あんなに抵抗感じてたヨガ哲学なのに、とうとう、本まで買ってしまったー。
で、本読んでみた。
本からは、全然抵抗感じなかった。
むしろ、もっと知りたい!読み込みたい!っていう気持ちがわいてきた。
きっと、これ、ももちんの性格なんだろうな。
自分のタイミングでっていうところにすごいこだわってる。
まだタイミング来てないのに、外側からやんや言われるのが嫌っていう(笑)
でも、そういうのが苦手ってわかったから、避ける必要もないんだよね。
まだ教室での学びもやめるつもりないし。
ヨーガ・スートラは、まだ、さらっと1回読んだだけだけど、どんどん深めていきたいな。
ヨーガ・スートラは何を読む?
ヨガ哲学の教典と言われる「ヨーガ・スートラ」は、日本語訳で複数刊行されている。
ももちんが読んでいるのはめるくまーるから1993年に刊行された『インテグラル・ヨーガ パタンジャリのヨーガ・スートラ』。
インドの覚者ラマナ・マハルシの元で修行したスワミ・サッチダーナンダによるヨーガ・スートラの解説書。
1節ずつの原文と訳文の合間に、スワミ・サッチダーナンダの明快な解説が差し込まれ、初心者が触れやすくなっている。
2020年3月には、巻末に「サンスクリット語句の英語訳注」などが掲載された新版が刊行。
本文の内容はほぼ一緒で、日本語の言い回しや句読点に若干の改訂が加えられている。
ももちんが読んでいるヨーガ・スートラ
新版
まとめ
ヨガ哲学に抵抗あった私が、自分から学ぼうと思うまで。
- ヨガ哲学を学び始めたきっかけ
- 初めから抵抗感
- 反応に気づいて離れられるようになった
- 自宅でヨガするようになった
- 瞑想するようになった
- 日記の書き方が変わった
- ヨーガ・スートラを読み始めた
ももちんは、地元のヨガの先生が個人で開講しているヨガ哲学クラス(対面)を受講している。
オンラインのヨガ哲学クラスは、定額制でヨガレッスン受け放題のサービス「ヨガ放題」で学ぶことができる。
ポーズや瞑想のレッスンも、哲学も、値段を気にせず受け放題なのはうれしい。
興味があったらチェックしてみてね。
やさしく学ぶヨガ哲学by向井田みお[アンダーザライト]YouTubeチャンネル
ポーズをとるヨガを続けるだけでも、変化は出てくるよ。
詳しくは次の記事をどうぞ。
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