映画『ピーターラビット』は、2018年に公開された英・米・豪合作映画。
原作は誰もが知っているビアトリクス・ポターの絵本「ピーターラビット」シリーズ。
絵本と映画では雰囲気もストーリーもまったく違うので、映画の特徴と見どころを紹介するよ。
この記事で紹介する映画
この記事でわかること
- 映画『ピーターラビット』感想と、映画ならではの見どころ
- 原作絵本とのリンクや違い
映画『ピーターラビット』とは?
『ピーターラビット』(原題”Peter Rabbit”)は、2018年制作の映画。アメリカ・オーストラリア・イギリス合作。
原作はイギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターが1902〜1930年で23冊発表した絵本「ピーターラビット」シリーズ。
2021年、続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』が公開予定。
ポター紹介
絵本『ピーターラビットのおはなし』感想。世界一有名なうさぎの絵本
『ピーターラビットのおはなし』は、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターが1902年に発表した絵本。 子ども向けの小型絵本だけど、大人が楽しめる要素もいっぱいの絵本だよ。 この記事でわかること 絵本『 ...
続きを見る
このあとは監督・キャスト紹介。
感想(ネタバレあり)から読みたいならこちら(後ろへとびます)→→映画の感想
監督/ウィル・グラック
取材中に🐰📸
本日 たくさんの取材を受けられたウィル・グラック監督と #千葉雄大 さん🐇💨
ピーターと一緒に📸監督、千葉さん、おつかれさまでした👏#ピーターラビット pic.twitter.com/StbhgcN4N9
— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) May 10, 2018
アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、映画プロデューサー。
『小悪魔はなぜモテる?!』や『ステイ・フレンズ』、『ANNIE/アニー』などを監督している。
参考:Wikipedia
代表作(監督)
キャスト
ローズ・バーン(ビア)
🐇キャラクター紹介🎶
👩ビア
心優しい画家🖌画家として認めてもらえるようになるために都会の生活を捨ててイギリス 湖水地方の小さなコテージに引っ越してきた🌳
ふわふわなウサギたちが友達✨中でもお気に入りはピーター🐰💓#ピーターラビット pic.twitter.com/X32WwJjrsG
— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) April 11, 2018
1979年、オーストラリア・シドニー生まれ。1999年本格的な映画デビューを果たし、翌年に出演した『The Goddess of 1967』でヴェネツィア国際映画祭の主演女優賞を獲得。
2014年には、本作を手掛けたウィル・グラック監督による『ANNIE/アニー』にも出演している。
参考:Wikipedia
代表作(出演)
ドーナル・グリーソン(トーマス・マグレガー)
🐇キャラクター紹介🎶
👨🏽マクレガー
潔癖症で動物嫌い💥大都会ロンドンからビアの隣の家に引っ越してくる🌳
庭に忍び込んでくるピーターたちを追い出そうと日々奮闘する💨マクレガーが引っ越してきたことでピーターたちの暮らしに変化が… ⁉#ピーターラビット pic.twitter.com/uNN6h9ZKqD
— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) April 12, 2018
1983年、アイルランド・ダブリン生まれ。映画、TVドラマや舞台など、マルチに活躍。
『ハリー・ポッター』シリーズ最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝』(10,11)でビル・ウィーズリー役を演じたのち、多くの話題作に出演。
2015年には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で悪役ハックス将軍を演じ、続く『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)にも出演している。
参考:Wikipedia
代表作(出演)
サム・ニール(ジョー・マグレガー)
Spent this morning listening to the excellent @JKCorden as Peter, voicing the Badger for #PeterRabbit2. I couldn't be Old Mr. McGregor again because ...well...he died . Peter Rabbit's fault. No idea why HE's the hero & not old Mr.McG. Peter Rabbit MURDERER ! pic.twitter.com/ubx5jV9U1A
— Sam Neill (@TwoPaddocks) July 18, 2019
ニュージーランドの俳優。1947年生まれ。
1991年に大英帝国勲章、2006年にニュージーランド・メリット勲章を授与される。
映画『ジュラシック・パーク』シリーズのグラント博士役でも知られる。
参考:Wikipedia
代表作(出演)
ジェームズ・コーデン(ピーターラビット)
🎶 レンタル開始📀 🎶
このウサギ、
かわいいだけじゃない💥劇場に会いに行けなかった方もぜひご覧ください✨#ピーターラビット
\ミテネ!/ pic.twitter.com/tzKt5jxorn
— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) October 3, 2018
日米の大人気コメディアン渡辺直美とジェームズ・コーデンが出演した動画シリーズを深ぼり。 #ピテラエッセンス #sk2https://t.co/b2dQRiZ5T8 pic.twitter.com/KCs7XdEoTW
— VOGUE JAPAN (@voguejp) October 2, 2019
1978年、イギリス生まれ。1996年に俳優としてのキャリアをスタートさせ、映画やTVドラマ、舞台、ミュージカルなどマルチに活躍。
2012年に舞台『One Man, Two Guvnors』でトニー賞演劇主演男優賞を受賞。
声優としては『絵文字の国のジーン』(17)でメインキャラクターを演じた。
参考:Wikipedia
代表作(出演)
マーゴット・ロビー(フロプシー)
🐇キャラクター紹介🎶
🐰モプシー
🐰フロプシー
🐰カトンテール長女として威張るモプシーと争うフロプシー💨
そして、我が道をゆくカトンテール❗
個性豊かなピーターの三つ子の妹たち💕#ピーターラビット pic.twitter.com/wBBDJ4rPpD— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) April 14, 2018
#MargotRobbie announces break from social media by dropping a happy photo with her girl squad https://t.co/ZDK3q1fzns pic.twitter.com/1CLNG2Dnah
— Pinkvilla (@pinkvilla) June 14, 2021
1990年、オーストラリア生まれ。
2017年映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー主演女優賞ノミネート。
2018年映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』でシアーシャ・ローナンとW主演をつとめ、英国アカデミー賞助演女優賞にノミネート。
マグレガー役のドーナル・グリーソンとは、2017年映画『グッバイ・クリストファー・ロビン』で夫婦役で共演している。
参考:Wikipedia
代表作(出演)
エリザベス・デビッキ(モプシー)
注目女優エリザベス・デビッキのレッドカーペットスタイル。 https://t.co/534BNbkOQc pic.twitter.com/v9KROSDYwL
— VOGUE JAPAN (@voguejp) August 25, 2020
オーストラリアの女優。1990年、パリ生まれ。
幼い頃からバレエダンサーとして教育を受ける。
参考:Wikipedia
代表作(出演)
デイジー・リドリー(カトンテール)
ナチュラルメイクのこだわりは、まつ毛!輝くヒロイン、デイジー・リドリーのビューティーTips7。 https://t.co/1JP7fX0HYe pic.twitter.com/Vec4KYETwZ
— VOGUE JAPAN (@voguejp) January 4, 2020
イギリスの女優。1992年生まれ。
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で、主人公のレイを演じた。
参考:Wikipedia
代表作(出演)
コリン・ムーディ(ベンジャミン)
🐇キャラクター紹介🎶
🐰ベンジャミン
ピーターのいとこ🐇優しく誠実✨
ピーターとその三つ子の妹たちと暮らしている🌳時にやりすぎなピーターには警告をする役割も🚨#ピーターラビット pic.twitter.com/mwsblMCDZl
— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) April 13, 2018
オーストラリアの俳優。
テレビドラマで活躍している。
2010年映画『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』などに出演。
参考:IMDb
代表作(出演)
作品紹介
引用元:世界中で愛されるピーターラビット™が初の実写映画化!千葉雄大ほか豪華声優陣が話題に!『ピーターラビット™』デジタル配信/ブルーレイ&DVD発売中!/ソニー・ピクチャーズ 公式チャンネルピーターは世界で一番幸せなウサギ。たくさんの仲間に囲まれ、画家のビアという心優しい大親友もいる。
ところがある日、大都会ロンドンから潔癖症で動物嫌いのマグレガーが隣に引っ越してきたことで、ピーターの生活は一変!
今までの幸せを守りたいピーターと、あの手この手で動物たちを追い払おうとするマグレガーとの争いはエスカレート。
さらにビアへの“恋心”も絡まって思わぬ大事件に発展!
主な登場人物
ピーターラビット(声:ジェームズ・コーデン):今作の主人公。もみの木の下に妹たちと住んでいる。いたずら好き。
トーマス・マグレガー(ドーナル・グリーソン):ジョー・マグレガーの甥。ロンドンのおもちゃ屋に勤めているが、大叔父のマグレガーの屋敷を相続する。
ビア(ローズ・バーン):ピーターの近所に住む画家の女性。やさしく美人で、ピーターが母親のように慕っている。
ジョー・マグレガー(サム・ニール):ピーターの近所に住むおじいさん。ピーターたちうさぎを「害獣」とみなし嫌っている。
ベンジャミン(声:コリン・ムーディ):ピーターのいとこで親友のうさぎ。
フロプシー(声:マーゴット・ロビー)モプシー(声:エリザベス・デビッキ)カトンテール(声:デイジー・リドリー):ピーターの三つ子の妹。
映画の感想
映画『ピーターラビット』を観た感想は次の通り。
映画『ピーターラビット』ポイント
原作を見る前と見た後では感想が180度変わる
ももちんは、この映画が2018年に公開されたとき、映画館で吹替版を観た。
その時感じたのは次の通り。
原作の絵本を読んだことがなかったので、シンプルに映画として楽しめたんだよね。
その後原作絵本シリーズを読んで、3年ぶりに映画を見たら印象が180度変わっていた。
あらためて映画を見ると、絵本で大切にされている部分が、映画では根底から変えられている感じがしたんだよね。
ざっくりいうとこんな感じ。
絵本と映画のギャップ
- ストーリーが絵本とぜんぜん違う。『ピーターラビットのおはなし』の部分ですら違う
- ビアとトーマス・マグレガーという映画オリジナルのキャラクターが主人公
- ピーターラビットのキャラクターが原作と違う
そもそもストーリーが絵本と違うので、比較もできないんだよね。
「絵本の映画化作品」としてではなく、「原作絵本から登場キャラクターだけ借りてきて新しく作った作品」として観る方が良い。
原作とは違う種類の「毒」
引用元:映画『ピーターラビット』TVスポット【Remember the Name編】/ソニー・ピクチャーズ 映画映画のピーターラビットたちは、いたるところでたちの悪いいたずらをしかける。
どんないたずらかというと、次の通り。
ピーターラビットたちのいたずら
- マグレガーさんの死を喜んでパーティーする
- ウサギ用の罠をトーマス・マグレガーにしかける
- アレルギー持ちのトーマス・マグレガーの口にブラックベリーを放り込み、マグレガーが死にかける
- 電線に細工し、トーマス・マグレガーや家を見に来た人まで感電させる
- 木を爆発させる
限度を知らないいたずらにちょっと引くレベルなんだけど、にぎやかでコミカルなので『ホーム・アローン』ぽく楽しめる。
実際ももちんも1回目観たときはおもしろいと思ったし、原作を知らないコメディ好きな人は好きだと思う。
一方で、原作絵本の方は「かわいく平和」というイメージが強い。
動物たちは映画にあるようないたずらはないし、そもそも人間がそこまで登場しない。
だけど絵本には、映画とは違う種類の怖さもある。
映画では動物どうし仲良く描かれてるけど、絵本ではキツネどんはあひるのジマイマを狙うし、アナグマのトミーはフロプシーの子どもたちを食べようとする。
現実の動物界に存在する「弱肉強食」のリアルが、絵本では静かに描かれているんだよね。
絵本シリーズ紹介
絵本ピーターラビットシリーズ5つの特徴。全24冊一言あらすじ紹介も
左から『ピーターラビットのおはなし』『ベンジャミン バニーのおはなし』『フロプシーのこどもたち』いずれもビアトリクス・ポター作、いしいももこ訳、福音館書店、2019年 絵本「ピーターラビット」シリーズ ...
続きを見る
ピーターVSマグレガーのバトル
引用元:映画『ピーターラビット』TVスポット【ストーリー編】/ソニー・ピクチャーズ 映画映画の大きな見どころとなっているのが、ピーターラビットとトーマス・マグレガーのバトル。
トーマス・マグレガーはジョー・マグレガーおじいさんの甥で、ロンドンのハロッズで働いているという映画オリジナルのキャラクター。
このトーマス・マグレガーのキャラがいい。
神経質で不器用だけど仕事に誇りを持っている、という憎めないキャラクターなんだよね。
そんなマグレガーが大好きなビアと恋に落ちたからなお、ピーターラビットの闘争心をかきたてる。
現実なら圧倒的に人間が勝ってしまう戦いだけど、映画の中ではがっつり対等にバトルする。
ビアにはその敵対心を隠すところも、ピーターラビットとマグレガーにだけ通じる奇妙な連帯感みたいなものを感じる。
マグレガーはいろいろしかけるけど、動物たちが死ぬ展開にはならないので安心して見られる。
ビアとマグレガーのロマンス
🌳#みどりの日🌳
映画『#ピーターラビット』みどりが豊かなイギリス湖水地方が舞台です💓😌
自然とかわいい動物たちに癒される🐰🎶 pic.twitter.com/LJfo49wtOc
— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) May 4, 2018
映画の中で、バトルの合間に見られるビアとマグレガーのロマンスに心あたたまる。
ビアはビアトリクス・ポターをモデルにした映画オリジナルキャラクター。
動物と田舎が好きで、絵を描き、独立心にとんでいるところがポターに通じるものを感じる。
誰にも理解されない抽象画を描いたり、踊りながら描いたり、ちょっと変わっているところも魅力的。
ビアとマグレガーが惹かれあっていく過程を、美しい湖水地方の自然の中で描いているのもさわやかで素敵。
動物たちの歌とダンス、森の風景が楽しい
引用元:映画『ピーターラビット』ミュージカル編特別映像「I Promise You」/ソニー・ピクチャーズ 映画映画では、動物たちが歌ったり踊ったりする場面がたくさんあって、かわいくてきゅんとくる。
結局いくら悪さをしても、この動物たちのかわいさを見たら「OK」になっちゃうんだよね。
初めの住人マグレガーがいなくなって、誰もいなくなった家で動物たちがどんちゃん騒ぎ。
だけど、人間が姿を現すと、とたんに動物たちは「人間からみた動物」に早変わり。
人間の目が届かない世界では、本当にこのようないきいきとした世界が広がっているのかも?と想像してしまう。
主題歌の『I Promise You』がさわやかで、合わせて踊るウサギたちがめっちゃかわいい!
原作に登場する動物たち
//
🐰🥕 映画『#ピーターラビット』
日本公開から今日で3年🍅✨
\\そしていよいよ6月25日(金)
『#ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』公開👏お楽しみに🐇✨ pic.twitter.com/Ffx3Obyl2P
— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) May 18, 2021
映画では主役の「ピーターラビット」だけど、実は原作絵本シリーズでは、たくさんいる動物のうちの一つのキャラクターにすぎない。
シリーズ23冊中、ピーターラビットがメインで登場するのは3冊。
他の絵本では、違うキャラクターがそれぞれ主役をはっている。
映画には絵本でもおなじみのキャラクターがたくさん登場するので、紹介するよ。
ピーターラビット
/) /)
*・×・) 地上波 初放送📺決定❗️
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
🐰映画『#ピーターラビット』🥕
6/25(金)21:00〜22:54
日本テレビ #金曜ロードショー@kinro_ntv 本編ノーカット🎬番組後半では『#ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』冒頭 約7⃣分をノーカットでテレビ初公開❗️
お楽しみに💥 pic.twitter.com/rdK2Kexqhx— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) May 24, 2021
まずは、言わずとしれたピーターラビット。
映画ではリーダーシップあふれ負けん気が強いうさぎとして描かれているけど、絵本ではちょっと違う。
たしかにいたずらはするけど、怖がりで泣くときもあるかわいらしいうさぎ。
主役のおはなし
絵本『ピーターラビットのおはなし』感想。世界一有名なうさぎの絵本
『ピーターラビットのおはなし』は、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターが1902年に発表した絵本。 子ども向けの小型絵本だけど、大人が楽しめる要素もいっぱいの絵本だよ。 この記事でわかること 絵本『 ...
続きを見る
ベンジャミン バニー
ピーターのいとこで
よき理解者🐰ベンジャミン🤎
(🗣声優:#吉田ウーロン太)💫💫💫
目印はたれたお耳と
ブラウンのシャツ🟤穏やかな性格ゆえ
何かと巻き込まれがちだけど💦#うさグレ るピーターを
助けてあげてね😣❣️#ピーターラビット2 pic.twitter.com/P0kR5mfxw7— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) May 31, 2021
ピーターラビットのいとこのベンジャミン バニーは、映画ではピーターに振り回されがち。
絵本ではベンジャミンはピーターと一緒に上着を取り返しに行き、早く帰りたいピーターにおかまいなくゆうゆうと畑に残る。
子どもがさらわれたり、事件に巻き込まれることも多い。
主役のおはなし
絵本『ベンジャミンバニーのおはなし』感想。絵本ピーターラビット続編
『ベンジャミン バニーのおはなし』は、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターが1904年に発表した絵本。 絵本『ピーターラビットのおはなし』の続編としても知られている絵本だよ。 この記事でわかること ...
続きを見る
フロプシー
📽#ピーラビ2劇場🎞
🐇地上最強のウサギたち⁉️
モプシー🌽 フロプシー🍅 カトンテール🥬
この三姉妹、可愛いだけじゃない❗
『#ピーターラビット2』エンジェル級の大活躍⁉️#清水理沙 #木下紗華 #下田レイ pic.twitter.com/xav7EINUMb— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) June 10, 2021
ピーターの三つ子の妹の一人フロプシーは、絵本ではベンジャミン バニーと結婚し母親になる。
子どもたちが二度もさらわれ、苦労も多い。
主役のおはなし
モプシー
ピーターの三つ子の妹の一人モプシーは、絵本ではフロプシー・カトンテールと一緒に数回登場するだけ。
特に目立つことはないが、映画ではフロプシーと長女争いをしているのがおもしろい。
カトンテール
ピーターの三つ子の妹の一人カトンテールは、映画ではわざと高いところから落っこちてあばらを折る不思議キャラ。
絵本では、岩山に暮らすクロウサギと結婚し、子どもも生まれる。
『キツネどんのおはなし』でその様子が少し描かれ、『アプリイ・ダプリイのわらべうた』では夫のクロウサギの姿も見ることができる。
登場するおはなし
キツネどん
映画ではピーターラビットと一緒にどんちゃん騒いでいたキツネどんは、絵本ではあひるのジマイマを食べようとする怖い存在。
見た目が紳士なのも詐欺っぽくて怖い。
主役のおはなし
アナグマのトミー
📽#ピーラビ2劇場🎞
🚘家族で作戦遂行🚘
デカい仕事はファミリーで💥
🚗『#ピーターラビット2』には
ワイルドなカーチェイスも登場⁉️ pic.twitter.com/tp3lZfbbYh— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) June 7, 2021
映画ではピーターラビットの仲間で、ちょっとまぬけなキャラのアナグマのトミー。
絵本ではみんなの嫌われ者で、キツネどんの永遠のライバル。
『キツネどんのおはなし』では、フロプシーとベンジャミンの子どもたちをさらって食べようとする。
登場するおはなし
ジェレミー・フィッシャーどん
映画で釣りをしていたカエルのジェレミー・フィッシャーどん。
絵本でも似たような姿で釣りをし、マスに食べられそうになり、危機一髪で助かる。
主役のおはなし
ティギーおばさん
📽#ピーラビ2劇場🎞
🏉 五郎丸ポーズ!🏉
ゴールキック前の五郎丸選手さながら
真剣な顔つきのピーター🙏このシーンについて #ウィル・グラック 監督は「オーストラリアの制作陣のラグビー愛を象徴するシーン!」と明かしています❗#ピーターラビット2 pic.twitter.com/An0er2sRTH
— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) June 15, 2021
映画では電線に感電し針がとぶ、ハリネズミのティギーおばさん。
絵本では洗濯屋さんで、動物たちの洋服の洗濯を一手に引き受ける世話好きのおばさん。
主役のおはなし
あひるのジマイマ
映画ではどんちゃん騒ぎをしている動物たちに「人間が来た!」と警告するあひるのジマイマ。
絵本ではちょっと抜けていてキツネどんに狙われてしまう。
主役のおはなし
こぶたのピグリン・ブランド
映画ではこじゃれた服装で見た目にも気をつかうおしゃれこぶたのピグリン・ブランド。
絵本では市場に行く旅の途中で女の子のブタと逃避行。
主役のおはなし
まちねずみのジョニー
都会派
まちねずみジョニー🐀
(🗣声優:#鈴木達央)🎩🎩🎩
🐀ファンのみなさま
お待たせしました✨前作ではピーターに、
ロンドンの道案内をしてくれたジョニー
今作でも登場☝どんな場面で登場するのか
お楽しみに…🏙✨#ピーターラビット2 pic.twitter.com/xfikCdwgZo— 映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 (@PeterRabbit_JP) June 3, 2021
映画では、ピーターラビットたちのロンドン案内をするまちねずみのジョニー。
絵本でも街に住み、田舎ねずみの暮らしを体験しに行く冒険をする。
主役のおはなし
感想おさらい
吹替版の魅力
引用元:千葉雄大 / I promise you/mama woodyももちんはふだん映画は字幕派なんだけど、『ピーターラビット』に関しては吹替の方が好き。
特に、ピーターラビット役の千葉雄大の声。
ウサギだからといってかわいすぎず、いたずらっぽさや若い青年な感じも出てて、なにより主題歌「I promise you」の歌声が最高だった。
字幕では欧米ならではのユーモアがちょっとわかりづらかったりするけど、吹替では日本語のニュアンスでくすっと笑えるように上手に訳されている。
映画『ピーターラビット』関連書籍
映画『ピーターラビット』関連書籍を紹介するよ。
映画をノベライズ!『ピーターラビット (角川つばさ文庫)』
『ピーターラビット (角川つばさ文庫)』(原題”PETER RABBIT BASED ON THE MAJOR NEW MOVIE”)は、映画『ピーターラビット』のノベライズ。
2018年Puffin Booksより刊行され、日本では同年、小浜 杳(こはまはるか)訳で角川つばさ文庫より刊行された。
映画の世界観を読み物として楽しみたいならおすすめ。
文章は「です・ます」調、漢字にはふりがなつきで、児童文庫ならではの読みやすさがある。
原作絵本「ピーターラビット」シリーズ
映画を好きになったら、原作になったビアトリクス・ポターの絵本シリーズを読んでみるのもおすすめ。
絵本シリーズは1902〜1930年に刊行され、23作の絵本からなる。
日本では1971年、『ピーターラビットのおはなし』『ベンジャミン バニーのおはなし』『フロプシーのこどもたち』が福音館書店より刊行され、2019年には未刊だった1冊を含め全24冊でシリーズ刊行されている。
キャラクターとしての「ピーターラビット」が登場するのはシリーズ24作品中6作品。
原作絵本紹介
絵本ピーターラビットシリーズ5つの特徴。全24冊一言あらすじ紹介も
左から『ピーターラビットのおはなし』『ベンジャミン バニーのおはなし』『フロプシーのこどもたち』いずれもビアトリクス・ポター作、いしいももこ訳、福音館書店、2019年 絵本「ピーターラビット」シリーズ ...
続きを見る
「ピーターラビット」やポター関連作品を次の記事でまとめているよ。
「ピーターラビット」原作絵本・電子書籍・アニメ等24作品まとめ
絵本「ピーターラビット」シリーズは、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターが生んだ絵本シリーズ。 絵本シリーズだけで24冊あるんだけど、他にも関連する絵本や電子書籍、映画があるのでまとめてみた。 この ...
続きを見る
【続編】映画『ピータラビット2/バーナバスの誘惑』
引用元:映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』予告2/ソニー・ピクチャーズ 映画今作の続編映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』(原題”Peter Rabbit 2: The Runaway”)が、2021年に公開された。
こちらも1作目と同じく、ウィル・グラックが監督をつとめ、主演をドーナル・グリーソン、ローズ・バーンがつとめる。
1作目のコメディテイストはそのままに、ピーターラビットが「ワル」のバーナバスと起こす物語。
原作絵本にはないストーリーなので、絵本とは別物として楽しみたい。
『ピーターラビット2バーナバスの誘惑』感想。ポター原作の映画続編
映画『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』は、2018年に公開された映画『ピーターラビット』の続編。 原作は誰もが知っているビアトリクス・ポターの絵本「ピーターラビット」シリーズ。 絵本と映画では雰 ...
続きを見る
まとめ
映画『ピーターラビット』みどころまとめ。
原作絵本とは雰囲気もストーリーもまったく違う作品なので、別物として観ることをおすすめするよ。
2021年6月に公開された続編『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』感想は次の記事へどうぞ。
『ピーターラビット2バーナバスの誘惑』感想。ポター原作の映画続編
映画『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』は、2018年に公開された映画『ピーターラビット』の続編。 原作は誰もが知っているビアトリクス・ポターの絵本「ピーターラビット」シリーズ。 絵本と映画では雰 ...
続きを見る
ピーターラビット関連記事
書籍の表紙画像について、各出版社/著者ご本人から許諾を得るか、版元ドットコム等許諾申請不要の確認のもと掲載しています。表紙画像掲載不可または可否不明の書籍については、Amazonアソシエイトの商品画像リンクを掲載しています。