2017年に日本で公開された映画『赤毛のアン』は、モンゴメリの児童文学の名作を30年ぶりに実写化したもの。
この秋続編も公開予定の映画『赤毛のアン』のレビューをするよ。
この記事で紹介する映画
2017年公開映画『赤毛のアン』とは?
1985年の映画『赤毛のアン』から30年。
2015年、カナダのテレビ局YTVで新たに制作された映画『赤毛のアン』。
カナダ以外では、イギリスやアメリカ合衆国でもテレビで放送され、オーストラリアや日本では2017年に劇場公開された。
モンゴメリ紹介
小説『赤毛のアン』あらすじと感想。大人にこそおすすめの純文学
モンゴメリ『赤毛のアン』村岡花子訳、新潮社、2008年 児童文学の名作とされている『赤毛のアン』。 じつは、大人になってから読むと味わいが倍増する作品でもあるよ。 この記事のポイント モンゴメリの小説 ...
続きを見る
監督:ジョン・ケント・ハリソン
カナダの映画監督。
多くのTVドラマを監督し、ウィリアム・フォークナー原作「Old Man」(97)でクリストファー賞作品賞受賞。脚本も多数手がけている。
代表作(監督)
キャスト
エラ・バランタイン(アン・シャーリー)
【画像解禁】アン・シャーリー役 エラ・バレンタイン ∋∞((*^▽^*))∞∈
『赤毛のアン』5月6日(土)より新宿バルト9他全国公開!#赤毛のアン pic.twitter.com/ebSVJjTAfX— 映画『赤毛のアン』公式 (@anne_movie_jp) 2017年4月28日
カナダの女優。2001年トロント生まれ。
市内で上演された「鉄道きょうだい」(11/E・ネズビット原作)で舞台デビュー。13年には「レ・ミゼラブル」トロント公演でコゼットなど2役を演じた。
映画では、『殺人の啓示 死を誘う男』(14・未)でスーザン・サランドンと共演。
TVでは、ヤング・アーティスト賞に3度ノミネート。
サラ・ボッツフォード(マリラ・カスバート)
【画像解禁】マリラ・クスバート役 サラ・ボッツフォード ∋∞(*゚ー゚)∞∈
『赤毛のアン』5月6日(土)より新宿バルト9他全国公開!#赤毛のアン pic.twitter.com/4Mjyo5Nuvq— 映画『赤毛のアン』公式 (@anne_movie_jp) 2017年4月30日
カナダの女優。1951年、カナダのオンタリオ州生まれ。
トロントのヨーク大学で演劇を学び、カナダと米国で活躍している。
劇団「49th Parallel Theatre」の創立者・共同芸術監督でもある。
代表作(出演)
マーティン・シーン(マシュウ・カスバート)
【画像解禁】マシュウ・クスバート役 マーティン・シーン ∋∞((*^▽^*))∞∈
『赤毛のアン』5月6日(土)より新宿バルト9他全国公開!#赤毛のアン pic.twitter.com/UmfITjNdBQ— 映画『赤毛のアン』公式 (@anne_movie_jp) 2017年4月29日
アメリカの俳優。1940年、米国オハイオ州生まれ。
ニューヨークの舞台でスタートし、『ある戦慄』(67)で映画デビュー。
『地獄の黙示録』(79)のウィラード大尉役で一躍世界に知られる。
核兵器反対や労働者の権利擁護のための活動でも知られている。次男ラモン・エステヴェスは本作の製作総指揮に参加。
代表作(出演)
あらすじ
引用元:映画『赤毛のアン』公式サイト
舞台は1870年代のプリンスエドワード島。
田舎の一軒家、通称「グリン・ゲイブルス」には、マシュウとマリラという老兄妹が住んでいる。
二人は、畑仕事を手伝ってくれる男の子を養子にしようと考えていた。
ところが、ちょっとした手違いからやってきたのは、やせっぽちの赤毛の女の子、アンだった。
初めは戸惑っていた二人も、想像力豊かで明るいアンのペースに巻き込まれていく。
アンが巻き起こす愉快な事件の数々。
泣いたり笑ったりしながら、いつしか3人に、深い愛情が育まれていく。
主な登場人物
アン・シャーリー・・・・痩せていて、青白く、そばかすだらけの顔をした女の子。自分の赤毛に劣等感を抱いている。想像力豊かでおしゃべり好き。
マリラ・クスバート・・・アンを引き取る老兄妹の妹。背が高く痩せており、現実主義者で働き者。
マシュウ・クスバート・・・アンを引き取る老兄妹の兄。引っ込み思案で、特に女性が苦手。心臓が悪い。
リンド夫人・・・マリラ・マシュウの近所に住む主婦で、詮索好き。10人の子供を育てたベテラン主婦。マリラの古くからの友人。
ダイアナ・バーリー・・・アンの同級生。アンの初めての親友。黒い髪と目、バラ色の頬を持つふくよかな少女。
ギルバート・ブライス・・・アンの同級生。アンが初めて学校に行ったとき、アンの髪を「にんじん」と言ってからかったため、激怒したアンに石盤でたたかれる。
映画に盛り込まれているエピソード
新潮文庫版『赤毛のアン』各章タイトル | 内容 | 映画での登場 |
第1章 レイチェル・リンド夫人の驚き | リンド夫人がマリラから、マシュウが男の子を引きとるために迎えに行ったことを聞き、驚く | 〇 |
第2章 マシュウ・クスバートの驚き | マシュウが駅に迎えに行ってみたら女の子しかおらず、連れてくる | 〇 |
第3章 マリラ・クスバートの驚き | マリラはマシュウが女の子を連れてきたことに驚く | 〇 |
第4章『グリン・ゲイブルス』の朝 | アンはグリーン・ゲイブルスで迎える朝の美しさに感動する | 〇 |
第5章 アンの身の上 | マリラはアンのかわいそうな身の上を聞き、心が揺れる | △(設定変更) |
第6章 マリラの決心 | マリラはアンをブリュエット夫人に渡さず、自分で引き取ることを決意する | なし |
第7章 アンのお祈り | マリラはアンがお祈りのしかたを知らないことに驚く | 〇 |
第8章 アンの教育 | マリラはアンに引きとることを伝え、養育が始まる | △(設定変更) |
第9章 レイチェル・リンド夫人あきれかえる | アンが初対面のリンド夫人にかんしゃくを起こす | 〇 |
第10章 アンのおわび | アンがリンド夫人に謝りに行く | 〇 |
第11章 アン日曜学校へ行く | アンは初めての日曜学校で他の子どもたちと会う | 〇 |
第12章 おごそかな誓い | アンとダイアナは「腹心の友」の誓いを立てる | 〇 |
第13章 待ちこがれるピクニック | アンはピクニックが待ち遠しい。マリラのブローチを称賛する。 | 〇 |
第14章 アンの告白 | マリラのブローチがなくなり、アンが疑われる | 〇 |
第15章 教室異変 | アンがギルバートにかんしゃくを起こし、石盤でたたく | 〇 |
第16章 ティー・パーティの悲劇 | アンがダイアナをお茶に招き、イチゴ水と間違えてぶどう酒を飲ませてしまう | 〇 |
第17章 新しい刺激 | 向学心に燃えるアン | なし |
第18章 アンの看護婦 | アンはダイアナの妹、ミニー・メイを助ける | 〇 |
第19章以降は、続編『赤毛のアン 初恋』以降に盛り込まれる可能性大。
2017年公開映画『赤毛のアン』感想
ももちんは小説『赤毛のアン』が大好き。
でも情報には疎くて、新しく制作された映画『赤毛のアン』が2017年に公開されたことは知らなかった。
たまたまDVDレンタル屋さんに行ったときに、見つけたのがこの『赤毛のアン』。
三部作の第一作とは知らずに借りて観てみたところ、89分の短さで、エピソードも途中までじゃん!とびっくり。
また、内容も、原作の小説とは異なる設定のものも多々あり、違和感を感じたというのが正直な感想。
2017年公開映画『赤毛のアン』ポイント
好印象のキャスト
アン・シャーリー
【動画解禁】∋∞(*´꒳`*)∞∈
公式サイト内にてインタビューを含む特別映像を公開中!https://t.co/yXVI6h6SXM pic.twitter.com/A6ba6Ipl0n— 映画『赤毛のアン』公式 (@anne_movie_jp) 2017年5月6日
2017年公開映画『赤毛のアン』、キャストは見事にはまっている。
アン・シャーリー役のエラ・バレンタインは、原作からそのまま抜け出したかのような、みごとなアン。
ただ、かわいいので「不器量でみっともない」感じではない。
外見という点で言ったら、Netflixのドラマ『アンという名の少女』のエイミーベス・マクナルティの方がはまってるかも。
マシュー役のマーティン・シーン、マリラ役のサラ・ボッツフォードも名演技。
マシュウは原作の役より陽気さを感じた。
Netflixドラマ『アンという名の少女』についての記事はこちら。
ダイアナ・バーリー
【画像解禁】ダイアナ・バーリー役 ジュリア・ラロンド ∋∞(*゚ー゚)∞∈
『赤毛のアン』5月6日(土)より新宿バルト9他全国公開!#赤毛のアン pic.twitter.com/hfyBgl2LAs— 映画『赤毛のアン』公式 (@anne_movie_jp) 2017年5月1日
ダイアナ役のジュリア・ラロンドは、ほんと美少女で、朗らかで、家柄の良いダイアナっぽさがよく出ていた。
原作では背が高くやせっぽちのアンと、ふくよかな黒髪の美少女ダイアナ、という組み合わせなんだけど、今作映画版では、アンは小柄で、ダイアナはほっそりしている。
ギルバート・ブライス
第1部「赤毛のアン」スターチャンネル無料放送まであと一時間💖みなさん21時からですよ~🍬予約できてますか🍎私は家に到着できるかな…🏃☔ pic.twitter.com/mT5tENJwkq
— 映画『赤毛のアン』公式 (@anne_movie_jp) 2018年9月30日
ももちんがちょっと違和感を感じたのはギルバート役のドゥルー・ヘイタオグルーくん。
ギルバートにしては幼すぎないか?
背も周りの女の子たちより低く、「ハンサム」って言われてるけど、「かわいい」の方がしっくりくる感じ。
ギルバートから感じる自立心とか、男らしさのようなものが、あまり感じられなかった。
今後続編、完結編で、どんな風に成長しているのか観るのが楽しみ。
映画ならではの魅力
【画像解禁】プリンス・エドワード島の四季 ∋∞(*゚ー゚)∞∈
『赤毛のアン』5月6日(土)より新宿バルト9他全国公開!#赤毛のアン pic.twitter.com/AHVUt0qAU3— 映画『赤毛のアン』公式 (@anne_movie_jp) 2017年5月2日
小説では味わえない今作の魅力は、やはり「映像の美しさ」だとおもう。
プリンスエドワード島の自然の美しさが、季節ごとにふんだんに映し出されている。
この豊かな自然の移り変わりの中で、アンが友だちとのびのびと遊ぶ姿は本当にキラキラしている。
原作と違って物足りない場面
今作の映画『赤毛のアン』は、今秋日本でも公開予定の続編『赤毛のアン 初恋』『赤毛のアン 卒業』との三部作。
第一作目では、小説『赤毛のアン』の前半のエピソードが盛り込まれているんだけど、設定変更や省略されているエピソードがかなりあった。
その一部を紹介する。
ブリュエット夫人の場面がない
このシーンが盛り込まれてなくて残念!なのが、序盤のブリュエット夫人のシーン。
男の子のはずだったのに女の子のアンがやってきた次の日、マリラはアンを連れて、手続きを頼んだスペンサー夫人にわけを聞きに行く。
そこに通りかかったのは女の子を欲しがっているブリュエット夫人。
ブリュエット夫人は女の子をかわいがろうというのではなく、ただこき使おうとしているのをマリラは知っていた。
アンを一目見たブリュエット夫人は引きとろうとするが、マリラは断り、それがアンを引きとる決心につながる。
この一連の場面がなかったのは、ももちんとしては残念。
アンとギルバートの距離感
原作では、アンはギルバートの頭に石盤をたたきつけて以来数年間、一切口をきかず、ギルバートを嫌いぬく。
だけど映画では、アンはギルバートにお礼を言ってちょっとはにかんでいるし、怒ってる感じがあまりない。
もっとアンがメラメラ怒って、絶対口きかない!っていう感じが、アンの頑固な性格をあらわしてて好きなんだけど。
マシュウがアンにドレスをプレゼントする場面
原作では、マシュウは、周りの女の子の中でアンだけが「ふくらんだ袖」のドレスを着ていないことに気づき、違和感を覚える。
アンは、マリラが作ってくれた服に内心満足はしていなかった。
だけどマリラに感謝しているので、最初に不満をもらして以降、ふくらんだ袖については何も言わなくなってるんだよね。
そんななか、マシュウがきづいて、試行錯誤してドレスをプレゼントするというのが原作のエピソード。
映画では、アンがマシュウに音楽会の話をしているとき、欲しい形のドレスの絵が描いてある紙を渡す。
その紙を受け取ったマシュウは、リンド夫人にドレスの縫製を依頼する。
アン、なぜあそこでマシュウに紙を渡す?
まるでこの紙のような服が欲しいの、とねだっているようではないか。
ま、でもやっぱり、アンがプレゼントを開けて喜ぶシーンは、プライスレスだなぁ。
感想おさらい
関連トピック
モンゴメリの孫が製作総指揮
今作の映画『赤毛のアン』の最大のポイントは、原作者モンゴメリの孫、ケイト・マクドナルド・バトラーが製作総指揮に参加していること。
ケイト・マクドナルド・バトラーは、1994年にモンゴメリの子孫とプリンス・エドワード島州政府が共同で設立した「赤毛のアン・ライセンス局」の理事会メンバー。
祖母であるモンゴメリの文学作品などの遺産の保全と活用にたずさわっている。
『赤毛のアン』とモンゴメリを最もよく知る人物のひとり。
食品と栄養の分野で大学の学位を持つケイト・マクドナルド・バトラーは、著書『L.M.モンゴメリの「赤毛のアン」クックブック』で、物語に登場する様々な料理のレシピを紹介している。
講談社青い鳥文庫によるインタビューがおもしろかった。
子どものころに学校の授業のスピーチで、「モンゴメリは私の祖母です」と言ったら、先生が気絶しそうなぐらいに驚いたんだって(笑)
好きな場面は初対面のリンド夫人にかんしゃくを起こすシーンと言っていて、ももちんもあの場面は大好きなのでうれしかった。
講談社青い鳥文庫公式サイト『赤毛のアン』シリーズページはこちら。
吹替版
【イベントレポート】”アン”役声優 岡田結実さん「アンの声をあてていくうちに、アンの前向きさや豊富な想像力に励まされました。何事もやることが大事なんだって。初めての吹替えがアンで本当に良かったなって今では思っています。」∋∞((*´ω`*))∞∈ #赤毛のアン #岡田結実 pic.twitter.com/N65kKFjpUV
— 映画『赤毛のアン』公式 (@anne_movie_jp) 2017年4月18日
字幕版を見た後に吹替版も観たんだけど、印象が全然違う!
字幕アンは、繊細なかわいらしい感じがよく出ていたけれど、吹替版のアンは、なんだろう、強さが出ている。
岡田結実の声は、ちょっと低めで芯の強さを感じるんだよね。
セリフも、あれ、こんななれなれしい言葉遣いかな?という感じ。
もっとも、原文で読んだことがないので、ももちん独自のイメージなんだけど、イメージに近いアンは「字幕」かなぁと思う。
続編『赤毛のアン 初恋』『赤毛のアン 卒業』
出典:映画『赤毛のアン 初恋』公式サイト 出典:映画『赤毛のアン 卒業』公式サイト2018年10月には続編『赤毛のアン 初恋』、11月には『赤毛のアン 卒業』が日本で劇場公開。
字幕監修は松本侑子
嬉しいです! この夏は第2部「赤毛のアン 初恋」第3部「同 卒業」の字幕翻訳に全力を尽くしました。カナダ製作の脚本を変えることは出来ませんが、「マニア」の一人として、アン愛読者の心は分かりますので、それに沿うように字幕を訳しました。 https://t.co/AMhBKSADxv
— 松本侑子Yuko Matsumoto (@officeyuko) 2018年8月26日
続編『赤毛のアン 初恋』の字幕を監修したのは、集英社文庫『赤毛のアン』翻訳者の松本侑子。
今作『赤毛のアン』とのテイストの違いはあるんだろうか・・・
3部作全部見たら、この映画『赤毛のアン』の印象もだいぶ変わってくるのかもしれない。
観るのが楽しみ。
『赤毛のアン初恋』感想
映画『赤毛のアン初恋』感想。恋と友情に揺れる13歳のアンを切りとる
モンゴメリの名作小説『赤毛のアン』を映画実写化した3部作の第2部『赤毛のアン初恋』を観に行ってきた。 映画ならではのみどころ、小説との違いなどを紹介するよ。 こんな方におすすめ 小説『赤毛のアン』の愛 ...
続きを見る
『赤毛のアン卒業』感想
映画『赤毛のアン卒業』感想。30年ぶり実写化の三部作、ついに完結
モンゴメリの名作小説『赤毛のアン』を映画実写化した3部作の完結編『赤毛のアン卒業』を観に行ってきた。 映画ならではのみどころ、小説との違いなどを紹介するよ。 こんな方におすすめ 小説『赤毛のアン』の愛 ...
続きを見る
まとめ
2017年公開映画『赤毛のアン』レビューまとめ。
原作をまだ読んでない人には、新鮮で面白く感じられる映画だと思う。
三部作コンプリートDVD
第一部だけ動画配信
続編『赤毛のアン 初恋』レビュー記事はこちら。
映画『赤毛のアン初恋』感想。恋と友情に揺れる13歳のアンを切りとる
モンゴメリの名作小説『赤毛のアン』を映画実写化した3部作の第2部『赤毛のアン初恋』を観に行ってきた。 映画ならではのみどころ、小説との違いなどを紹介するよ。 こんな方におすすめ 小説『赤毛のアン』の愛 ...
続きを見る
『赤毛のアン』記事一覧
- 小説『赤毛のアン』完訳比較。10人の翻訳者(出版社)の特徴まとめ!
- 子ども向け『赤毛のアン』26作品比較。完訳も多数。特徴別まとめ!
- 【まとめ】動画で楽しむ『赤毛のアン』〜映画、アニメ、ドラマ紹介〜
- 小説『アンの青春』感想。教師になったアンを描く『赤毛のアン』続編
- 小説『アンの愛情』感想。アンとギルバートが恋人に!友人ルビーの死。
- 短編集『アンの友達』感想。『赤毛のアン』シリーズの隠れた名作!
- 小説『アンの幸福』感想。縁結び役のアンと魅力的な登場人物たち!
- 小説『アンの夢の家』感想。アンとギルバートの幸福な結婚を描く傑作
- 小説『炉辺荘のアン』感想。母親になったアンと6人の子どもが登場!
- 『アンをめぐる人々』感想。『赤毛のアン』シリーズ第二の短編集。
- 小説『虹の谷のアン』感想。ブライス家と牧師館の魅力的な子どもたち
- 小説『アンの娘リラ』感想。戦争に翻弄される一家と、末娘リラの成長