小学生の頃読んだので、ふと、思い出して読んでみたのだが、懐かしくもあり新しくもあった。自分が親となった今、保護者目線もくわわった事が面白く嬉しい発見だった。
自然描写は幼い頃読んだ時は退屈だったが、園芸好きになった今は細かい描写に感動できる。昔より心に作品が寄り添ってきてくれる気がした。作者の年齢にちかづいたからなのか。
を購読しました。 続刊の配信が可能になってから24時間以内に予約注文します。最新刊がリリースされると、予約注文期間中に利用可能な最低価格がデフォルトで設定している支払い方法に請求されます。
「メンバーシップおよび購読」で、支払い方法や端末の更新、続刊のスキップやキャンセルができます。
エラーが発生しました。 エラーのため、お客様の定期購読を処理できませんでした。更新してもう一度やり直してください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
秘密の花園 (光文社古典新訳文庫) Kindle版
インドで両親を亡くしたメアリは、英国ヨークシャーの大きな屋敷に住む叔父に引きとられ、そこで病弱な従兄弟のコリン、動物と話ができるディコンに出会う。3人は長いあいだ誰も足を踏み入れたことのなかった「秘密の庭」を見つけ、その再生に熱中していくのだった。『小公女』の作者が、淡々としかし力強く綴った、大人が読んでこそ胸に響くアメリカ児童文学の傑作。
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2007/5/20
- ファイルサイズ695 KB
Amazon 新生活SALE (Final) 開催中
期間限定!人気商品がお買い得。最大5,000ポイント還元ポイントアップキャンペーン
Amazon 新生活SALE (Final) を今すぐチェック
Amazon 新生活SALE (Final) を今すぐチェック
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- ASIN : B00H6XBGRA
- 出版社 : 光文社 (2007/5/20)
- 発売日 : 2007/5/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 695 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 352ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 28,892位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 78位光文社古典新訳文庫
- - 112位英米文学研究
- - 566位評論・文学研究 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作と言うと、いま読まなくていいかな、と思いますが、読んで本当に良かった。
15年前に読みましたが、その時とはまた違う素晴らしさを感じました。
訳も誠実さがよくわかります。
それにしても設定は古くなっても、決して古くならない「何か素晴らしいもの」があります。
と言ってもかたくるしくなく、すらすら読むことができます。私はもっと長く書いてほしいとまで思ってしまいました。
少し孤独を感じてる人や、自分の人生に何か違和感を感じてる方に、個人的におすすめします。
15年前に読みましたが、その時とはまた違う素晴らしさを感じました。
訳も誠実さがよくわかります。
それにしても設定は古くなっても、決して古くならない「何か素晴らしいもの」があります。
と言ってもかたくるしくなく、すらすら読むことができます。私はもっと長く書いてほしいとまで思ってしまいました。
少し孤独を感じてる人や、自分の人生に何か違和感を感じてる方に、個人的におすすめします。
2021年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小公子、小公女、秘密の花園の順に面白かったです。
2018年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『秘密の花園』を原作としたミュージカル『シークレット・ガーデン』の日本でも上演されるということで、小学生以来ぶりに光文社古典新訳文庫で読みんでみました。
物語の原型のような『巻き毛のリケ』の話しは岩波のジュブナイル版にあったかな…とか全英オープンのリンクスコースで有名なハリエニシダは「針金雀枝」なのかとか、色々感動していたんですが、個人的にも思い出すことが多い作品でした。
著者の後書きを読むと、『秘密の花園』はフェミニズム運動によって、主人公メアリのふるまいが「女の子らしさの規範を破るもの」として再評価されたとのことで、1991年につくられたミュージカル『シークレット・ガーデン』も女性ばかりのスタッフで製作されたそうです。
そういうのはおいておいても、『秘密の花園』は昔から単語としても素敵だな、と思っていて、二子玉の駅前にオープンスペースのお店があった時は、お気に入りの場所を『秘密の花園』と呼んで、野球やサッカーの後、よく確保していました。河川敷で野球、サッカーをやった後、ペットの犬も連れてきてビールを呑んで、周りのお店からおつまみを頼んでダラダラと過ごしていた場所は、個人的な「秘密の花園」でした。
物語の原型のような『巻き毛のリケ』の話しは岩波のジュブナイル版にあったかな…とか全英オープンのリンクスコースで有名なハリエニシダは「針金雀枝」なのかとか、色々感動していたんですが、個人的にも思い出すことが多い作品でした。
著者の後書きを読むと、『秘密の花園』はフェミニズム運動によって、主人公メアリのふるまいが「女の子らしさの規範を破るもの」として再評価されたとのことで、1991年につくられたミュージカル『シークレット・ガーデン』も女性ばかりのスタッフで製作されたそうです。
そういうのはおいておいても、『秘密の花園』は昔から単語としても素敵だな、と思っていて、二子玉の駅前にオープンスペースのお店があった時は、お気に入りの場所を『秘密の花園』と呼んで、野球やサッカーの後、よく確保していました。河川敷で野球、サッカーをやった後、ペットの犬も連れてきてビールを呑んで、周りのお店からおつまみを頼んでダラダラと過ごしていた場所は、個人的な「秘密の花園」でした。
2017年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本でこの本を原作としたミュージカルが上演されると知り興味を持って拝読しました。
日本語翻訳でKindle化されているものの中で一番読みやすそうでしたので選びました。
愛されず愛を知らない子どもが様々な愛に触れ希望を得て真っすぐ花のように感性を開花させて幸せを掴む姿を追うのが楽しくて楽しくて、ここ数日眠る間も惜しんで一気に読みました。
子どもや大人の描写や感情が簡素で率直で的確で、とても分かりやすかった。最近はこうした夢のようなストーリーは中々お目にかかれない為、悪意のある大人が入り込んで子どもが挫折しての幸せへの歩みを止めてしまうのではないかとラストシーンまでずっとハラハラしていた自分が居たのだけれど、全くもって順調な足取りで自然や愛に包まれ成長していく子ども達。決して主人公の子ども達の生い立ちは幸せではないのだけれど、その子ども達が大人顔負けの気の強さや長けた能力や落ち着きを持っているから安心して面白いのかもしれませんね。
読んでいるだけで花や動物、風景や風の匂いや感触まで感じられて映像が頭に自然と流れてくるようでした。普段小説はあまり読まないものですから一般的な事は分からないけれど、これほど美しい小説はあまり無いのではないかと。
これがどうやってミュージカルになるのか楽しみで仕方ないのですが、はてさて何方がどんな役なのか今のところ皆目見当が付きません。でも読んで良かった。また落ち着いたらゆっくり読み直したいと思います。
素敵な時間を有難うございました。
日本語翻訳でKindle化されているものの中で一番読みやすそうでしたので選びました。
愛されず愛を知らない子どもが様々な愛に触れ希望を得て真っすぐ花のように感性を開花させて幸せを掴む姿を追うのが楽しくて楽しくて、ここ数日眠る間も惜しんで一気に読みました。
子どもや大人の描写や感情が簡素で率直で的確で、とても分かりやすかった。最近はこうした夢のようなストーリーは中々お目にかかれない為、悪意のある大人が入り込んで子どもが挫折しての幸せへの歩みを止めてしまうのではないかとラストシーンまでずっとハラハラしていた自分が居たのだけれど、全くもって順調な足取りで自然や愛に包まれ成長していく子ども達。決して主人公の子ども達の生い立ちは幸せではないのだけれど、その子ども達が大人顔負けの気の強さや長けた能力や落ち着きを持っているから安心して面白いのかもしれませんね。
読んでいるだけで花や動物、風景や風の匂いや感触まで感じられて映像が頭に自然と流れてくるようでした。普段小説はあまり読まないものですから一般的な事は分からないけれど、これほど美しい小説はあまり無いのではないかと。
これがどうやってミュージカルになるのか楽しみで仕方ないのですが、はてさて何方がどんな役なのか今のところ皆目見当が付きません。でも読んで良かった。また落ち着いたらゆっくり読み直したいと思います。
素敵な時間を有難うございました。
2019年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰もが知っている名作です。両親を亡くして叔父に引き取られたメアリが、ディコンやコリンと一緒に花園を生き返らせ、自分や回りも幸せにしていくお話です。とても情感溢れるお話。バーネットには、小公女小公子等もあるけれど、どれも人間愛溢れた、女性ならではの作品だと思います
2010年7月13日に日本でレビュー済み
児童文学には、「純粋に子供を楽しませる為のもの」と、
「”子供向け”というタテマエで大人が楽しむ為のもの」がある。
平成の今読むことを考える場合、本書は後者に入るだろう。
昔は前者の役割も果たしていたのかもしれないが、今を生きるお子様に殊更薦めたい気はしない。大人向けである。
あらすじは、インド生まれの少女:メアリ・レノックスが、
イギリスのヨークシャーにあるおばの夫:クレイヴン氏(=義理のおじ)の家に引き取られ、
その家の禁忌とされていた花園にふとしたことから足を踏み入れて……というものである。
キャラクターは魅力的であったし、ややぶっきらぼうな文体で物語られるイギリスの田舎の情景も面白かったが、
構成上のバランスの悪さが気になった。
巻末解説でも少し触れられているが、途中までは主人公だったメアリが、
最後に近づくにつれて急速に存在感を失っていったのには違和感を禁じ得なかった。
彼女のいとこのコリンが登場してから、狂言回し的な役割になってしまったのが残念。
また終章の締め方も強引で、急ぎ足で、物足りない感じが残った。
なお、タイトルから誤解する方がおられるかもしれないが、この小説は耽美主義的少女小説ではない。
文体はややぶっきらぼうで、耽美主義に付き物の湿潤で薄暗くて生温かい雰囲気は一切ない。
気取ったような遠回しな表現も、終盤の一部を除いて一切見られない。
物語の締め方はイマイチであるものの、描き出されるヨークシャーの人々の表情はとても温かい。
個人的にはお屋敷の庭師:ベン・ウェザースタッフが良かった。
「”子供向け”というタテマエで大人が楽しむ為のもの」がある。
平成の今読むことを考える場合、本書は後者に入るだろう。
昔は前者の役割も果たしていたのかもしれないが、今を生きるお子様に殊更薦めたい気はしない。大人向けである。
あらすじは、インド生まれの少女:メアリ・レノックスが、
イギリスのヨークシャーにあるおばの夫:クレイヴン氏(=義理のおじ)の家に引き取られ、
その家の禁忌とされていた花園にふとしたことから足を踏み入れて……というものである。
キャラクターは魅力的であったし、ややぶっきらぼうな文体で物語られるイギリスの田舎の情景も面白かったが、
構成上のバランスの悪さが気になった。
巻末解説でも少し触れられているが、途中までは主人公だったメアリが、
最後に近づくにつれて急速に存在感を失っていったのには違和感を禁じ得なかった。
彼女のいとこのコリンが登場してから、狂言回し的な役割になってしまったのが残念。
また終章の締め方も強引で、急ぎ足で、物足りない感じが残った。
なお、タイトルから誤解する方がおられるかもしれないが、この小説は耽美主義的少女小説ではない。
文体はややぶっきらぼうで、耽美主義に付き物の湿潤で薄暗くて生温かい雰囲気は一切ない。
気取ったような遠回しな表現も、終盤の一部を除いて一切見られない。
物語の締め方はイマイチであるものの、描き出されるヨークシャーの人々の表情はとても温かい。
個人的にはお屋敷の庭師:ベン・ウェザースタッフが良かった。
2011年6月4日に日本でレビュー済み
有名な作品なので、小学生の時に一度読んでいました。
たまたま、古典新訳シリーズというのが目に留まり本書
を手にとってみると、子供の頃に読んだものと内容が違う。
おそらく以前読んだものは抄訳だったのだと思いますが、
それよりも子供では理解できない部分が、今読むと理解で
きるようになっていることが大きいようです。
孤児となった我儘な少女メアリが親戚の屋敷に引き取
られ、屋敷に住む母親を亡くした病弱な従兄弟のコリン
ともども成長して行くのがメインストーリーですが、大
人になってから読むと、二人よりもコリンの父親や周り
の大人達の気持ち・態度に感じるものがあります。
子供の時に読んでも良いですが、大人になってから読む
と、また違った味わいがありますので再読をお勧めします。
たまたま、古典新訳シリーズというのが目に留まり本書
を手にとってみると、子供の頃に読んだものと内容が違う。
おそらく以前読んだものは抄訳だったのだと思いますが、
それよりも子供では理解できない部分が、今読むと理解で
きるようになっていることが大きいようです。
孤児となった我儘な少女メアリが親戚の屋敷に引き取
られ、屋敷に住む母親を亡くした病弱な従兄弟のコリン
ともども成長して行くのがメインストーリーですが、大
人になってから読むと、二人よりもコリンの父親や周り
の大人達の気持ち・態度に感じるものがあります。
子供の時に読んでも良いですが、大人になってから読む
と、また違った味わいがありますので再読をお勧めします。