絵本雑誌『MOE』は、絵本や児童文学の最新情報を知れる月刊誌。
特集や付録が充実していて後で読み返してもおもしろいので、定期購読して毎号読んでいるよ。
今回は、2020年『MOE』1冊ずつの内容と付録、感想を紹介するよ。
2019年『MOE』の感想はこちらからどうぞ→→2019年『MOE』感想まとめ記事
こんな方におすすめ
- 『MOE』各号の内容や付録を知りたい
- 『MOE』バックナンバーの好きな号を探したい
2020年『MOE』全体の感想
『MOE』2020年の全体のまとめ。
2020年『MOE』
巻頭特集
『MOE』2020年の巻頭特集は次の通り。
下の特集名をクリックすると、各号の特集(記事後半)に飛びます。
2020年各号特集/付録
公開映画の特集
『MOE』では、児童文学や作家を原作とする新作映画を特集することもある。
映画の魅力だけでなく、原作本の紹介もきっちりしてくれるのがうれしい。
2020年『MOE』で映画の特集は次の通り。
2020『MOE』映画の特集
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12月号:『アーニャは、きっと来る』
11月号:『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
4月号:『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
1月号:『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
1月号:『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
描きおろし作品
『MOE』のお楽しみのひとつが、人気絵本作家の描きおろし作品を読めること。
知らなかった絵本作家さんの魅力を知れたり、描きおろし作品と作家インタビューを両方読めるのがうれしい。
2020『MOE』に掲載された描きおろし作品は次の通り。
2020『MOE』描きおろし絵本
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11月号:阿部結「ねたふりゆうちゃん」
6月号:コンドウアキ「ゆめぎんこう」/マスダカルシ「おおぐいタローいっちょくせん」
4月号:キューライス「ドン・ウッサ ダイエットだいさくせん!」
3月号:ヨシタケシンスケ「あつかったら ぬげばいい」
〇〇の絵本
『MOE』では毎号、その時期のテーマにぴったりな絵本を紹介するコーナーがある。
それぞれのテーマの中にも小テーマが設定されていて、毎号構成がすばらしい。
丁寧に紹介されている絵本、全て読みたくなる。
2020『MOE』〇〇の絵本
12月号:おうちで楽しむ旅の絵本
11月号:ハロウィンの絵本
9月号:カレーの絵本
7・8月合併号:灯台の絵本
4月号:ねずみの絵本
3月号:絵本店の人たちが泣いた絵本
2月号:絵本で愛を贈る
1月号:科学の絵本
お楽しみ連載
毎号楽しみなのが、『MOE』の連載。
人気作家のエッセイや写真つきコラムなど、見ていて飽きない。
ヒグチユウコ×大島依提亜「映画のはなし」
『MOE』2020年4月号より新しく始まったのが、絵本作家ヒグチユウコ×グラフィックデザイナー大島依提亜「映画のはなし」。
大人気のおふたりが、毎月テーマを一つの映画に絞って対談し、映画ポスターを共作。
映画そのものの感想のみならず、同監督の過去の映画・出演俳優の他の映画にまで話題が広がっていておもしろい。
2020『MOE』〇〇の絵本
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12月号:『風の谷のナウシカ』
11月号:『キャロル』
10月号:『マティアス&マキシム』
9月号:『ムーンライト』
7・8月合併号:『サスペリア』
6月号:『ギャラクシー★クエスト』
5月号:『ダウン・バイ・ロー』
4月号:『ミッドサマー』
布川愛子「ひみつがあります」
『MOE』の連載で、美しい絵物語に感嘆するのが布川愛子氏の「ひみつがあります」。
見開き2ページで、毎号違う動物たちの生活を鮮やかに美しく描いている。
動物たちは服を着ていて人間みたいに生活をしている。
食べ物、音楽、風景、インテリア、すべてが可愛らしく見入ってしまいます。
子どものころ「シルバニアファミリー」が好きだったなら、間違いなく好きな世界。
連載は2020年3月号で終了、2020年5月に絵本として刊行、2020年6月号にインタビュー掲載されている。
絵本『ひみつがあります』感想。動物達の「好きなこと」を丁寧に描く
絵本『ひみつがあります』は、森の動物たちの「ひみつ」を丁寧に描いた絵本。 絵の可愛らしさと、動物たちが「好きなこと」にとことん愛を込める姿に癒やされる。 こんな方におすすめ 森の動物たちが登場する絵本 ...
続きを見る
川浦良枝「しばわんこの和のおもてなし」
あけましておめでとうございます。2020年もMOEをどうぞ宜しくお願い致します。
MOE2月号は新・季節連載「しばわんこの和のおもてなし 冬」を掲載。「和」のイベントが盛りだくさんのお正月、川浦良枝さんのしばわんこやみけにゃんこと一緒に由来を楽しく学んでみませんか。https://t.co/X89eodvj0J pic.twitter.com/zAcqhXOM2y
— 月刊MOE (@MOE_web) December 31, 2019
「しばわんこの和のおもてなし」は、春夏秋冬の和の行事を絵と文で伝える連載。
絵と文を手がけるのは絵本作家の川浦良枝。
「しばわんこ」と「みけにゃん」が茶道の先生の「おばあちゃん」のところで季節の行事のお手伝いをする。
絵のやわらかな美しさはもちろん、花やお茶にかかわる用語も詳しく描かれていて勉強になる。
「しばわんこの和のおもてなし」掲載号
- 2020年2月号「お正月は晴れやかに」
- 2020年5月号「どうぞお花を」
- 2020年9月号「夏の花遊び」
- 2020年12月号「炉開きへようこそ」
milky pop.「絵本のようなお菓子」
5/2(土)発売のMOE6月号
巻頭大特集はピーターラビット!
そしてmilky pop.の季節連載『絵本のようなお菓子』の第1回目がはじまります✨とても大人気な3冊の絵本の世界をクッキーにさせていただきました。もうすぐ発売でドキドキ💓
たくさんの方に見ていただけますように・・・https://t.co/6kC6cuLrev pic.twitter.com/vWZBiBKJ0w— 🐏milky pop.🐏 (@pastellamb) April 30, 2020
「絵本のようなお菓子」はお菓子作家・milky pop.さんによる季節連載。
さまざまな絵本の世界をお菓子で表現し、お菓子だけど「食べるのがもったいない!」と思うような可愛さ。
milky pop.さんは2020年1月号MOEで特集され、2020年6月号より季節連載スタート。
「絵本のようなお菓子」掲載号
- 2021年4月号:インタビュー・作品紹介・アイシングクッキーの作り方
- 2021年1月号:食べ物が登場する絵本
- 2020年9月号:ディック・ブルーナの絵本
- 2020年12月号:憧れのお菓子のおうち
甲斐みのり「にっぽん全国おみやげおやつ」
ただいま発売中のMOE1月号巻頭特集は「絵本で愛を贈る」大切な人に贈りたい絵本130冊を一挙ご紹介!https://t.co/p3Rg2bJW9P
BOOK in BOOK「甲斐みのりの にっぽん全国 おみやげおやつ」では「"あの人"に贈るもの」と題し、年末年始の手みやげや贈り物にもぴったりの個性あふれるおやつ27点が一堂に! pic.twitter.com/Z7q4h8wTRv
— 月刊MOE (@MOE_web) December 17, 2020
「にっぽん全国おみやげおやつ」は文筆家・甲斐みのりさんによるBOOK IN BOOK形式の季節連載。
全国各地を旅して雑貨や建築・食べ物を紹介している甲斐みのりさんが、毎回異なる切り口で個性あふれる「おやつ」を紹介。
2020年10月号より季節連載スタートし、全5回予定。
「にっぽん全国おみやげおやつ」掲載号
- 2020年10月号:vol.1 お取り寄せできるもの
小川糸「旅ごはん」
『MOE』小川糸さんのエッセイ「旅ごはん」に小さな絵を描いてます。連載22話「コウシロウのお菓子」。生まれ育った町の洋菓子店。ここの「黒い森のさくらんぼ酒ケーキ」はドイツのケーキ。9月号特集は「ハイジに出会うスイス旅」。 #illustration #牧野千穂 #MOE #旅ごはん pic.twitter.com/oVih1upAcg
— 牧野千穂 (@chihomakino) August 2, 2019
『MOE』で毎号最後のページを飾るのが、作家・小川糸とイラストレーター・牧野千穂の連載「旅ごはん」。
小川糸が世界・日本の旅を通して、食事や文化について感じたことをつづっている。
淡々とあたたかに語られる文章に、牧野千穂のほわっとした絵が優しくマッチしている。
「旅ごはん」連載は2020年3月号で終了。
単行本が2020年3月に刊行、2020年4月号にインタビュー掲載。
「旅ごはん」掲載号
- 2020年1月号:韓国の石焼ビビンパ
- 2020年2月号:チロル地方の素朴なレストラン
- 2020年3月号:旅先の朝ごはん
- 2020年4月号:インタビュー
小川糸「糸暦」
2020年6月号からスタートしたのは、小川糸による「糸暦」。
「旅ごはん」では旅先のごはんが語られていたが、「糸暦」は日常にある食の風景が語られる。
「味噌作り」「おせち」などのワードから紡がれる文章から、何気ない季節の移り変わりを丁寧に味わうことの大切さが感じられる。
杉本さなえのどこか懐かしく幻想的な絵も素敵。
「糸暦」掲載号
- 2020年9月号:山形の芋煮
- 2020年10月号:味噌を作る
- 2020年11月号:新米を炊く香り
- 2020年12月号:おせちのしたく
2020年『MOE』付録
2020年の『MOE』も付録が充実!
普段使いできるかわいいクリアファイルや手帳、カレンダーがうれしい。
本気で使える手帳&カレンダー
『MOE』の付録の中でも特別感があるのが、2月号の「ヒグチユウコカレンダー」と11月号の「ムーミンダイアリー」。
どちらもここ数年は定番の付録なので、この号だけ買う人も多そう。
ももちんはどちらも日常で使っています。
ムーミンダイアリーはマンスリー&ウィークリーのページがあって便利。
『MOE』の付録でたまについてくるシールもセットで使うとにぎやかになる。
おなじみクリアファイル
『MOE』の付録で定番なのが各号特集にちなんだクリアファイル。
2020年は「ドラえもん」「あつかったらぬげばいい」「ねずみくんのチョッキ」「きんぎょがにげた」のクリアファイルでした。
サイズはA4の紙が少しはみ出るのでちょっと惜しい。。
『MOE』が推す作家の付録
2020年は『MOE』が推す絵本作家「ヒグチユウコ」「ヨシタケシンスケ」のお二方の付録が多かった。
このお二人の作品が好きなら、もはや『MOE』は定期購読するべき。
毎号何かしら最新情報が載っているし、『MOE』でしか手に入れられない付録も多い。
年間定期購読するとヒグチユウコさんイラストのランチョンマットもらえることもあるし。
12月号付録の便箋も、めっちゃかわいいです。
2020『MOE』1冊ずつの感想
『MOE』1冊ずつの内容と感想を書いていくよ。
気になる号だけみたいなら、次の一覧のテキストリンクから飛んでね。
2020年各号特集
2020年12月号「ヒグチユウコ 絵本と雑貨の世界」
2020年12月号『MOE』巻頭特集は「ヒグチユウコ 絵本と雑貨の世界」。
MOEの連載「映画のはなし」でおなじみのヒグチユウコさん。
11月発売の絵本『ながいながい ねこのおかあさん』で共作した絵本作家・キューライスさんとの対談では、お二人おすすめの絵本・漫画・児童文学など紹介。
ヒグチユウコ氏の絵をふんだんに掲載し、同作家の絵本の魅力を8つのテーマで紹介。
過去に手掛けた本の表紙画像とともに一言紹介もあり、まだ読んだことのない人も選びやすい。
その他のヒグチユウコ情報
- 漫画家・樋口橘が描きおろすヒグチ作品の魅力
- ヒグチユウコ 魅惑の雑貨たち
- ボリス雑貨店のユニークな展覧会
- ヒグチユウコ展「CIRCUS」
- ヒグチユウコ×大島依提亜、新連載「映画のはなし」『風の谷のナウシカ』
ヒグチユウコ作品は美しくダークな世界も表現されていて、なんとも言えない魅力がある。
カレンダーや手帳などの紙もの雑貨にめっちゃ惹かれる。
今号を読んで、本も読んでみたくなった!
大好き「くまの子ウーフ」
童話『くまの子ウーフ』が刊行されて今年で50周年。
児童文学作家の神沢利子氏が文を書き、井上洋介氏の絵をつけた『ウーフ』シリーズは、現在もなお子どもたちの人気作品。
今号『MOE』では、『ウーフ』シリーズの登場人物と名場面をカラー挿絵とともに紹介。
作家・辻村深月さんのスペシャルエッセイや、神沢さん、井上さんのコメントも掲載されている。
クリハラタカシ『ゲナポッポ』
雑誌『MOE』12月号でゲナポッポを取り上げていただいています!https://t.co/rFHDhEZwDB
なんと名久井直子さん、今日マチ子さん高山羽根子さんのコメントも頂いてしまいました。
ありがとうございます!特集はヒグチユウコさん。 pic.twitter.com/BCO7NwU4i0
— クリハラタカシ(くりはらたかし) (@takasi_kurihara) November 2, 2020
2020年10月に刊行されたクリハラタカシ氏の新作絵本『ゲナポッポ』特集。
クリハラタカシ氏インタビューでは、『ゲナポッポ』の紙面掲載とともに影響を受けた作品や制作過程を垣間見れる。
第一線で活躍するグラフィックデザイナー・マンガ家・作家による『ゲナポッポ』の魅力。
田中清代 銅版画の世界
2020年の絵本賞大賞受賞作品『くろいの』。
作者の田中清代のインタビューでは、作品が生まれた背景と込められた想いをスケッチや絵本の画像とともに紹介。
大きく見開きで掲載された画像から、銅版画ならではの柔らかな線を観ることができる。
アトリエ紹介やほかの絵本も紹介。
荻原規子が夢中になった長編ファンタジー
「勾玉」シリーズでも知られる作家・荻原規子氏が本気で楽しんだ小説・映画・アニメを詳しい解説とともに紹介。
『紐結びの魔道師』三部作やドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』など、本格的なファンタジーを楽しみたい大人向けの作品が紹介されている。
紹介されている作品
- 『紐結びの魔道師』三部作/乾石智子(著)
- 『アイアマンガー』三部作/エドワード・ケアリー(著)古屋美登里(訳)
- 『カッコーの歌』/フランシス・ハーディング(著)児玉敦子(訳)
- 映画「ホビット」三部作
- ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」
- 舞台「阿修羅城の瞳2003」
- アニメ「キルラキル」
- アニメ「メイドインアビス」
- アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」
その他の特集
- 魔法少女のおもちゃ箱
- 北岸由美ちいさな世界
- おうちで楽しむ旅の絵本
- 絵本のようなお菓子milky pop.「憧れのお菓子のおうち」
- 川浦良枝・季節連載「しばわんこの和のおもてなし」
付録 ヒグチユウコ「かわいい形の猫便箋」「ラブレター」シール
『MOE』2020年12月号付録は、ヒグチユウコ「絵柄2種BIGサイズかわいい形の猫便箋」「ラブレター」シール。
便箋がかわいくて、大切な人に手紙を書きたくなる!
大きなシールは保存版。
『MOE』2020年12月号
2020年11月号「ムーミンといる幸せ」
2020年11月号『MOE』巻頭特集は「ムーミンといる幸せ」。
フィンランドでムーミンの本が出版されて今年で75周年。
今号では、特に「ムーミン・コミックス」に焦点を当てて名場面や魅力を解説。
ムーミンを愛する著名人(角野栄子、小林深雪)のインタビューや寄稿文を読める。
また、ムーミンバレーパーク内の名場面がリンクする場所や、ムーミンシリーズに散りばめられた「宝物のような名言」も掲載。
ムーミン・コミックス展の最新情報も。
今号MOE掲載のその他のムーミン情報は次の通り。
その他のムーミン情報
- ムーミンの本棚
- ムーミンのいる心地よい暮らし
- 「ムーミンのいる街」飯能市紹介
ムーミンの記事
- 「ムーミン」原作シリーズ本・絵本・アニメなど18シリーズまとめ!
- 『小さなトロールと大きな洪水』本の感想。ムーミンシリーズ幻の第一作
- 『ムーミン谷の彗星』本の感想。地球の危機に不気味さを感じる異色作
- 『たのしいムーミン一家』本の感想。ムーミンの人気を決定づけた名作
- 小説『ムーミンパパの思い出』感想。若き日のパパの冒険と心の成長。
- 『ムーミン谷の夏まつり』本の感想。仲間たちが夏至の劇でひとつに!
- 『ムーミン谷の冬』本の感想。ひとり冬眠からさめたムーミントロール
- 『ムーミン谷の仲間たち』本の感想。シリーズ唯一の個性豊かな短編集
- 小説『ムーミンパパ海へいく』感想。灯台守になるパパと家族の気持ち
- 小説『ムーミン谷の十一月』感想。一家不在のムーミン屋敷を描く最終作
- ムーミン短編「春のしらべ」感想。『ムーミン谷の仲間たち』より
- ムーミン短編「ぞっとする話」感想。『ムーミン谷の仲間たち』より
- ムーミン短編「この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ」感想。
- 短編「世界でいちばんさいごの竜」感想。『ムーミン谷の仲間たち』より
- 短編「しずかなのがすきなヘムレンさん」感想。『ムーミン谷の仲間たち』
- ムーミン短編「目に見えない子」感想。『ムーミン谷の仲間たち』より
- 短編「ニョロニョロのひみつ」感想。『ムーミン谷の仲間たち』より
- 短編「スニフとセドリックのこと」感想。『ムーミン谷の仲間たち』より
- クリスマス短編「もみの木」感想。短編集『ムーミン谷の仲間たち』より
- ムーミン展2019感想。本を読んで行こう。物語を思い原画を楽しむ
宮崎駿と児童文学
コミックナタリーでご紹介いただきました!>MOEで宮崎駿と児童文学の関係を紐解く、劇場版「鬼滅の刃」特集も https://t.co/8hWHz1BtGw
— 岩波書店児童書編集部 (@IwanamiJidosho) October 3, 2020
今年で創刊70周年を迎える岩波少年文庫は、宮崎駿さんが手がけたアニメ作品の原作児童文学も多く扱っている。
今号のMOEでは、10年前、宮崎駿さんが選んだ「岩波少年文庫の50冊」を直筆の推薦文とともに紹介。
関連記事
コンドウアキの優しい絵本&キャラクター
MOE6月号のふろく絵本が大好評だったコンドウアキさんの絵本『ゆめぎんこう』本日発売です。https://t.co/Gd1QaPQVss
同じく本日発売のMOE11月号特集「コンドウアキの優しい絵本&キャラクター」ではコンドウアキさんに最近の作品についてお話をうかがいました。https://t.co/USxMUuS5ac pic.twitter.com/DbhRkxo6my
— 月刊MOE (@MOE_web) October 2, 2020
新作絵本『ゆめぎんこう』が発売されたコンドウアキさんインタビュー。
かつてキャラクターを手がけた「リラックマ」や「ニャーおっさん」などの紹介。
「鬼滅の刃」にハマる理由
コミック・アニメともに世代を問わず大人気で社会現象となっている『鬼滅の刃』。
今月公開となる『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』を記念して、キャラクター紹介&相関図、名シーンを紹介。
DVD
原作コミック
その他の特集
- 鈴木マサルのテキスタイル
- ハロウィンの絵本
- 描きおろし絵本・阿部結「ねたふりゆうちゃん」
- ヒグチユウコ×大島依提亜、新連載「映画のはなし」『キャロル』
付録 ムーミンダイアリー2021&ムーミンシール
本日発売のMOE11月号。毎年恒例の付録、ムーミンダイアリーは今年で10年目になりました! デザインは今年も名久井直子さん🎵 表紙はフィンランドの豊かな森と小さなムーミンの柄が大人っぽい仕上がり。中ではムーミンコミックスの「愛が伝わる名場面」を紹介しています!https://t.co/USxMUuS5ac pic.twitter.com/w9C0EXPDQN
— 月刊MOE (@MOE_web) October 2, 2020
『MOE』2020年10月号付録は、ムーミンダイアリー2021&ムーミンシール。
『MOE』2020年11月号
2020年10月号「WE♡SNOOPY」
「月刊MOE」2020年10月号の巻頭特集は「おめでとう70周年!WE LOVE SNOOPY」。
チャールズ M. シュルツさんがたった一人で描き上げた「ピーナッツ」全17897話が、谷川俊太郎さんの手ですべて日本語に。いますぐ読みたくなる「ピーナッツ」徹底ガイドをお届けします。https://t.co/FzstrenwLg pic.twitter.com/YEJ8gaKJRe— snoopyjapan (@snoopyjapan) September 10, 2020
2020年10月号『MOE』巻頭特集は「WE♡SNOOPY」。
コミック「ピーナッツ」が新聞に登場してから70周年の今年、日本でも谷川俊太郎の訳で『完全版 ピーナッツ全集』が刊行され、コミック全17897話を日本語訳で読むことができるようになった。
今号ではコミック「ピーナッツ」の登場キャラクターの紹介はもちろん、年代ごとのコミックの特徴を原書の紙面とともに解説。
編集を担当した河出書房新社の伊藤靖さんによる丁寧なQ&Aで、初めて読むのにおすすめの作品や編集の思い出なども知ることができる。
チャーリー・ブラウンの日常をコミック原書&訳とともに掲載し、ここを読むだけで日常にある小さな幸せを感じることができる。
今号MOE掲載のその他のスヌーピー情報は次の通り。
その他のスヌーピー情報
- 「ピーナッツ」の生みの親チャールズ・M・シュルツ紹介
- スヌーピーミュージアム「ビーグル・スカウトがやってきた!」展
- スヌーピーNEWグッズプレゼント
- スヌーピー最新ニュース
いわむらかずおと「14ひき」の世界
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野ねずみの大家族の絵本「14ひき」シリーズでも知られる、絵本作家のいわむらかずおさん。
今号では「14ひき」シリーズの絵やアトリエの写真とともに、いわむらかずおさんのインタビューを掲載。
原風景となっている幼少期の思い出や、何度もスケッチを繰り返し長い年月をかけて絵本になっていく過程なども知ることができる。
「14ひき」シリーズの他の作品紹介や、絵本作家の歩み50年の年譜も掲載されている。
とっても優しいタッチの絵に、たちまち気持ちがあたたかくなる。
ショーン・タンの世界
明日9/5(土)〜「ショーン・タンの世界展」が横浜のそごう美術館で開幕!
MOE10月号では、岸本佐知子さんがショーン・タン作品の豊かな背景や展示の見どころを教えてくださいました。事前に読むと、展示を一層楽しめます。https://t.co/bBYbmJ61fF
会場にMOE2020年10月号を持参すると、ご優待価格に! pic.twitter.com/VFTuK9vW6z
— 月刊MOE (@MOE_web) September 4, 2020
文字なし絵本『アライバル』で知られる絵本作家、ショーン・タンの巡回展が全国で開催されている。
今号では、ショーン・タン作品の翻訳を手がける岸本佐知子さんに、『アライバル』『ロスト・シング』『遠い町から来た話』『夏のルール』『内なる町から来た話』の5作品の特徴をインタビュー。
ショーン・タンの最新インタビューでは、会社で働くセミを描いた『セミ』のできた背景などが語られている。
それぞれの作品の絵や、ショーン・タンの世界展で展示作品も見ることができる。
2019年にちひろ美術館東京で開催されたショーン・タンの世界展に行きました。
その画力と想像力の非凡さに圧倒された。
『内なる町から来た話』の人が大きな魚を抱える絵は圧巻です。
参考文字なし絵本『アライバル』感想。地球人なら誰もが心動かされる傑作
『アライバル』は、文字がなく全編絵だけで表現された絵本。 1冊読み終わると、まるで1つの映画を観終わったような満足感がある。 今回は、文字なし絵本『アライバル』の魅力をお伝えするよ。 この記事でわかる ...
続きを見る
堀内誠一・幻の絵本
福音館書店の『あかずきん』が復刊。堀内誠一さんの絵が色鮮やかによみがえりました。実は子供の頃、堀内さんの絵本は外国の人が描いたものだと思っていました。
翻訳は大塚勇三さん。世界の民話や児童文学の翻訳に生涯を捧げた名翻訳家です。やわらかく端正な文章は本当に美しいです。 pic.twitter.com/eQaHieuCeC
— ちくさ正文館ターミナル店 (@CShobunkan_t) May 15, 2020
絵本の挿絵・雑誌のアートディレクションなど、多岐にわたり活躍したイラストレーター、堀内誠一。
今年『おやゆびちーちゃん』『グリム童話 あかずきん』の2冊が福音館書店より復刊された。
1987年に54歳の若さで亡くなって後もいろあせない魅力を、親交のあった谷川俊太郎など複数の視点から掲載。
手がけた絵本の表紙・紙面画像もたっぷり掲載し、「堀内誠一」を知らない読者もその絵の力にひきつけられる。
その他の特集
- 新作『梨の子ペリーナ』酒井駒子インタビュー
- BOOK IN BOOK 甲斐みのり日本全国おみやげおやつ
- 日本の焼きものとムーミンが出会ったら
- 江戸のおもちゃ絵
- きくちちきのアトリエ
- ヒグチユウコ×大島依提亜、新連載「映画のはなし」『マティアス&マキシム』
付録 ヨシタケシンスケ『あつかったらぬげばいい』シール
『MOE』2020年10月号付録は、ヨシタケシンスケ『あつかったらぬげばいい』シール。
9月号のクリアファイルにつづき、『あつかったらぬげばいい』の世界を雑貨で楽しめる。
『MOE』2020年10月号
2020年9月号「ヨシタケシンスケ ことばの魔法」
2020年9月号『MOE』巻頭特集は「ヨシタケシンスケ ことばの魔法」。
どこかホッとする内容で、大人にも子どもにも人気の絵本作家ヨシタケシンスケ。
その「ことば」の魅力を8つの視点で絵とともに解説。
ヨシタケシンスケさんが「ことば」を生み出すとき大事にしている7つのポイントは、社会に生きる大人に響く。
翻訳家柴田元幸氏との対談では、それぞれが影響を受けた作家を画像資料豊富に紹介。
職業病とも言える思考回路が垣間見れておもしろい。
今号MOE掲載のその他のヨシタケシンスケ情報は次の通り。
その他のヨシタケシンスケ情報
- 新作絵本『あつかったらぬげばいい』インタビュー
- ヨシタケさんの最近のおしごと
絵本・児童文学好きにおすすめの映画・ドラマ
動画配信サービスで視聴できる「絵本・児童文学好きにおすすめの映画・ドラマ」を一挙紹介。
今号のMOEで紹介されている動画配信サービスはAmazonプライム・ビデオ、Hulu、Netflix、Disney+の4つ。
児童文学を実写化した映画・ドラマはもちろん、大人におすすめのアニメ、子どもや動物が主役の映画など、テーマ別に画像資料付きで解説。
それぞれの作品がどの動画配信サービスで見られるかの表示もあるので、迷うことなく見たい作品を探せる。
見たい映画やドラマがたくさん見つかった!
ももちんが大好きなドラマ『アンという名の少女』(Netflix)も紹介されていた。
佐々木マキに夢中
村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』挿絵でも知られるイラストレーター佐々木マキ。
絵本『やっぱりおおかみ』など代表作の見開き画像を大きく掲載しつつ、大人のファンも多い作品の魅力を解説。
インタビューでは、佐々木マキ氏が影響を受けた画家や映画、文学も語られていておもしろい。
ヨシタケシンスケ氏も、佐々木マキ作品に子どもの頃から影響を受けつづけてきたことが書いてあった。
大人になっても!シルバニアファミリー
1985年に発売されたエポック社のドールハウス&動物の人形シリーズ「シルバニアファミリー」。
子どもはもちろん大人になってもファンが多いシルバニアファミリーの魅力と歴史を解説。
原作となる絵本やお話は存在しないのに、商品のバックグラウンド(街並みやキャラクターまで)丁寧につくりこまれていることにびっくり。
現在活躍するイラストレーター・造形作家によるシルバニアファミリーオマージュ作品も必見。
35年の歴史では、歴代のドールハウスや人形を時系列で紹介。
自分が小さい頃に遊んでいたハウスも発見!
懐かしくてテンション上がった。
その他の特集
- 『おしいれのぼうけん』と田畑精一の絵本
- 『おおぐいタローいっちょくせん』が絵本になりました
- カレーの絵本
- ものがたり食堂へようこそ/『不思議の国のアリス』を味わう
- ヒグチユウコ×大島依提亜、新連載「映画のはなし」『ムーンライト』
付録「あつかったらぬげばいい」クリアファイル/別冊ふろく「STAY HOME」
『MOE』2020年9月号付録は、「あつかったらぬげばいい」クリアファイル/別冊ふろく「STAY HOME」。
ヨシタケシンスケ絵本最新作『あつかったらぬげばいい』の場面をクリアファイルに描く。
ストレスがたまりがちな「STAY HOME」生活も、見方ひとつ変えるだけで楽しめるかも?と、心の余裕が生まれる。
『MOE』2020年9月号
2020年7・8月合併号「100万冊売れた絵本2020」
MOE7・8月合併号は、五味太郎さんのロングインタビュー、『ちいさいおうち』のヴァージニア・リー・バートン、『おばけのバーバパパ』のチゾン&テイラー、『おおきなかぶ』の佐藤忠良、「だるまさん」シリーズのかがくいひろしなど、ミリオンセラーを生んだ絵本作家を紹介!https://t.co/ZuH3VlyElF pic.twitter.com/fgsYHKvkef
— 月刊MOE (@MOE_web) July 6, 2020
2020年7・8月合併号『MOE』巻頭特集は「100万冊売れた絵本2020」。
100万部以上売れた絵本118冊を表紙画像・発行部数つきで一挙紹介。
284万部発行の『きんぎょがにげた』作の五味太郎氏ロングインタビュー。
長く愛されている絵本の人気の秘密を3つの視点から紹介。名作絵本の見開き画像を見れるのが嬉しい。
また、1950年代から時系列で名作絵本を表紙画像つきで紹介し、年代ごとの特徴をわかりやすくしている。
「ミリオンセラーを生んだ絵本作家たち」では、次の4人を見開きでじっくり特集。
子どもの頃から親しんでいる絵本たちが何冊も登場してうれしくなった。
また読み返してみたい。
関連
『MOE』2020年7・8月合併号「100万冊売れた絵本2020」特集で紹介されている絵本で、次の5作品は当ブログで書評を描いています。
赤羽末吉と『スーホの白い馬』
1967年に刊行され、今もなお愛される絵本『スーホの白い馬』は、翻訳家でもあった大塚勇三によるモンゴル民話の再話に、赤羽末吉が絵をつけた。
当時としては画期的だった大型絵本『スーホの白い馬』が生まれた背景と、赤羽末吉がモンゴルに抱いていた想いが、豊富な挿絵画像とともに紹介されている。
赤羽末吉氏本人が撮影した現地の写真やスケッチ、手帳のメモなど、貴重な資料も掲載。
憧れのお料理童話こまったさんの世界
7/3発売のMOE 7・8月号に、
『「こまったさん」の世界』特集記事が掲載されています!
寺村輝夫さんの奥様・寺村玲子さんと、挿絵担当・岡本颯子さんのメッセージや、
さわのめぐみさんによる『こまったさんのサンドイッチ』に出てくるオープンサンドイッチのレシピなど、
読み応えたっぷり! pic.twitter.com/AK1Or2Wm7F— こまったさん公式 (@komattasanbooks) July 5, 2020
お料理童話「こまったさん」シリーズは、寺村輝夫(作)岡本颯子(挿絵)で、1982〜1990年に全10冊で刊行された。
今号では「こまったさん」のキャラクターや家族、登場する料理などを、挿絵満載で紹介。
シリーズの名シーンとともにこまったさんの魅力を解説し、挿絵の岡本颯子さん、寺村輝夫さんの奥さん寺村玲子さんのコメントも掲載。
実際に作れるこまったさんのサンドイッチのレシピも載っていて、作ってみたくなる!
没後35年 有元利夫 天上より降る花
【重要】6/25(木)に開幕を予定していた『没後35年 有元利夫展 花降る空の旋律(しらべ)』は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、開催中止とさせていただきます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。詳細はこちらをご確認ください⇒ https://t.co/aXnsTjrEwl
— Bunkamura公式ツイッター (@Bunkamura_info) May 19, 2020
まるで宗教画のような静謐で厳かな絵が印象深い画家・有元利夫。
没後35年を迎えた今年、 大規模な回顧展が予定されていたが、残念ながら中止となった。
今号のMOEでは、有元利夫の絵の魅力を作品画像とともに紹介。
妻の有元容子さんによる回想文や、年譜も掲載。
その他の特集
- シンプルに語るNoritakeワールド
- かわいい郷土玩具の旅
- 灯台の絵本
- 北澤平祐の絵本とデザイン
- ヒグチユウコ×大島依提亜、新連載「映画のはなし」『サスペリア』
付録 「きんぎょが にげた」クリアファイル
『MOE』2020年7・8月合併号付録は、「きんぎょが にげた」クリアファイル。
カラフルな彩りは夏にぴったり。
『MOE』2020年7・8月合併号
2020年6月号「大人になってもっと好きになるピーターラビット」
本日5/2発売のMOE6月号ではピーターラビットの世界を徹底解剖。かわいい動物たちには、実は食うか食われるかのドキドキの関係性が。おはなし全24話をまたぐスペシャル相関図は必見です! https://t.co/3RtQ71wFNT pic.twitter.com/hYBQVAt6Wv
— 月刊MOE (@MOE_web) May 2, 2020
2020年6月号『MOE』巻頭特集は「大人になってもっと好きになるピーターラビット」。
可愛らしい印象が強いピーターラビットは、実は大人読みもできる作品。
シリーズ絵本全24作を原書の表紙画像とともに紹介。
「キャラクタースペシャル相関図」では、登場キャラクターを絵本のイラスト掲載で紹介し、そのキャラクターが登場する本と相関図も細かく解説。
「本当はけっこうブラックなピーターラビット」では、メルヘンな見た目の裏にある8つのブラックポイントを解説。
ビアトリクス・ポター研究者河野芳英氏による「ピーターラビット人気の秘密」と「ポターが影響を受けた本」を画像資料付きでわかりやすく紹介。
ポターの人生と縁の地を写真資料付きで解説。
他にも次のような「ピータラビット」関連情報を掲載。
「ピーターラビット」情報
- ピーターラビットの世界に見る英国伝統の暮らし方
- ピーターラビットに描かれた英国のお菓子とティータイム
- 北野佐久子さんが教えるピーターラビットの英国ハーブ事典
- ピーターラビットNEWS
- ピーターラビットが教えてくれる絵本のような素敵な暮らし
「ピーターラビット」原作絵本・電子書籍・アニメ等24作品まとめ
絵本「ピーターラビット」シリーズは、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターが生んだ絵本シリーズ。 絵本シリーズだけで24冊あるんだけど、他にも関連する絵本や電子書籍、映画があるのでまとめてみた。 この ...
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ムーミンYEARを楽しもう!
2020年は、トーベ・ヤンソンがムーミンシリーズの第1作目『小さなトロールと大きな洪水』を発表してから75周年。
小説や絵本・コミック、アニメや雑貨などさまざまな形で愛されるムーミンの世界を紹介。
新作アニメ「ムーミン谷のなかまたち」のエピソードをピックアップし、キャラクターやあアニメならではの魅力を解説。
ムーミン75年の年譜、新作ムーミン雑貨・ファッション紹介。
ムーミンシリーズ紹介
「ムーミン」原作シリーズ本・絵本・アニメなど19シリーズまとめ!
「ムーミン」シリーズは、アニメやキャラクターだけ知っている人も多いけど、原作は児童文学。 児童文学シリーズや絵本・アニメなど、いろんな形の「ムーミン」をまとめてみた。 こんな方におすすめ アニメやキャ ...
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町田尚子の絵本
MOE6月号の「妖しいほど美しい 町田尚子の絵本」で、『なまえのないねこ』(竹下文子さん文)が紹介されました!
本当に目の前で起こっているかのような絵で、見る人を魅了する町田さんの絵の魅力と謎を探る、最新インタビューです。https://t.co/NDMwH1Vp7L pic.twitter.com/L3AhVsFos6
— 小峰書店 (@komineshoten) May 20, 2020
第12回MOE絵本屋さん大賞2019年第1位を獲得した絵本『なまえのないねこ』で知られる絵本作家・町田尚子さん。
代表作の絵本を見開き掲載するとともに、町田尚子の絵本の魅力を3つのテーマで紹介。
『なまえのないねこ』はももちんも大好きな絵本。
猫を飼っているからこそわかるアングルや表情の描き方、たまらん・・・!
絵本『なまえのないねこ』感想。ジャケ買いしたら中身も秀逸な猫絵本
絵本『なまえのないねこ』は、表紙をひと目見て「うちのこに似てる!」と、思わずジャケ買いした猫の絵本。 読んでみたら、主人公の猫の言葉にならない気持ちが、じんわり心に響いた。 猫のいろんなアングルもかわ ...
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スウェーデンのハンドプリント
スウェーデンのハンドプリントブランド「フローソー・ハンドトリュック」と、新作デザインを手がけた福田利之氏の特集。
「フローソー・ハンドトリュック」の歴史と代表的デザインを写真で紹介、新作のデザインも一部掲載。
その他の特集
- しあわせ広がるあめだまのせかい
- 絵のようなお菓子milky pop.
- マスダカルシ『おおぐいタローいっちょくせん』全ページ掲載(第8回MOE創作絵本グランプリ受賞作品)
- 絵本『ひみつがあります』刊行記念:布川愛子インタビュー
- ヒグチユウコ×大島依提亜、新連載「映画のはなし」『ギャラクシー★クエスト』
付録 ピーターラビットペーパーファイル/絵本ふろく・コンドウアキ「ゆめぎんこう」
『MOE』2020年6月号付録は、ピーターラビットペーパーファイルと、絵本ふろく・コンドウアキ「ゆめぎんこう」。
絵本ふろく「ゆめぎんこう」は、かつて人気キャラクター「リラックマ」を生み出したコンドウアキによる描き下ろし。
「付録にしちゃっていいの?」って思うくらいのボリュームで、読み応えある1冊。
「ゆめ」を買って「ゆめのあめ」にして売るお店を営む「ペンペン」のお話も、ほっこりじんわり心に残る。
2020年10月絵本発売
『MOE』2020年6月号
2020年5月号「ねずみくんのチョッキ」
2020年5月号『MOE』巻頭特集は「ねずみくんのチョッキ」。
今年誕生45周年を迎える『ねずみくんのチョッキ』を筆頭に、35巻・累計350万部を超える「ねずみくん」シリーズを大特集。
シリーズ全作品を表紙画像掲載で紹介のほか、「ねずみくん」の魅力を名シーンとともに解説。
作者のなかえよしを氏に聞いた「ねずみくん」についてのQ&Aを絵とともに掲載し、ほっこりする。
作者のなかえよしを・上野紀子夫妻の歩みを、なかえ氏へのインタビューと貴重な資料で紹介。
アトリエの写真などから創作に思いを馳せることができる。
妻の上野紀子さんが亡くなって以後も、なかえ氏がシリーズ絵本の創作をつづけている心境も語っている。
他にも次のような「ねずみくんのチョッキ」情報を掲載。
「ねずみくんのチョッキ」情報
- 絵本作家大森裕子さんの「ねずみくん」へのオマージュイラスト
- 「なかえよしを+上野紀子の100冊の絵本展」学芸員インタビュー
- 「ねみちゃんのホットケーキ」レシピ
- 羊毛フェルトでつくるねずみくんのねみちゃん
- 誌上ギャラリー「上野紀子扉の国への旅」
「ねずみくん」シリーズは夫婦の共作だったんだね!
ちょっとダークな印象の『扉の国のチコ』もとっても気になる!
和田誠の絵本
昨年10月に亡くなられた和田誠さんは1963年頃「絵本をつくりたい」という思いが高じ、谷川俊太郎さんや星新一さんらに文章を依頼。7冊の私家版絵本を出版されました。
発売中のMOE5月号では、和田誠さんが手がけた実験的でアイディアあふれる絵本の数々をご紹介しています。https://t.co/RAfOdSOZXP pic.twitter.com/xAErIFoDTU
— 月刊MOE (@MOE_web) April 14, 2020
2019年10月に亡くなったイラストレーター和田誠特集。
詩人谷川俊太郎さんとタッグを組んで手がけた絵本紹介では、ふたりが知り合った経緯もつづられている。
自費出版した絵本、自作した絵本も紹介されている。
- 共作絵本
- 家族の絵本
- バラエティ絵本
- 人気イラストレーターたちの和田誠氏へのオマージュイラスト
星新一作品の表紙絵でなじみ深い和田誠氏のイラスト。
大人向けな印象だったけど、絵本も描いていたんだね。
ミッフィーはいつもハッピーエンド
現在発売中のMOE5月号では誕生65周年の #ミッフィー を特集。絵本『へいわとせんそう』のイラストレーター #Noritake さんが素敵な絵を描きおろしてくれました!ミッフィーの隣には……。ウィットの効いた作品をインタビューとともにお楽しみください。 https://t.co/RAfOdSOZXP pic.twitter.com/12oZhLLrI5
— 月刊MOE (@MOE_web) April 10, 2020
オランダの絵本作家ディック・ブルーナの代表的キャラクター「ミッフィー」。
今年、誕生65周年を記念して展覧会の全国巡回が開催される予定だが、残念ながら東京開催は中止。
MOEでは、ミッフィーの物語が必ずハッピーエンドであることに着目して、その魅力を印刷原稿とともに解説。
過去のディック・ブルーナ氏へのインタビューの一部も紹介している。
- イラストレーターNoritakeが語るミッフィーの魅力
空想が広がるjunaidaの絵本
#stayhome#stayhomefor pic.twitter.com/5b08nLoQVc
— junaida (@junaida_oekaki) March 30, 2020
幻想的で緻密な画風が特徴の画家、junaida(ジュナイダ)氏インタビュー。
カレンダーやポスターの絵、運営しているギャラリー兼ショップ「ヘッジホッグ」紹介。
その他の特集
- PLAY!で出会う2つのおもちゃ箱
- 川浦良枝の季節連載「しばわんこの和のおもてなし:春 どうぞお花を」
- ヒグチユウコ×大島依提亜、新連載「映画のはなし」『ダウン・バイ・ロー』
- やぎたみこ×シゲタサヤカ対談
付録「ねずみくんのチョッキ」MOEオリジナルクリアファイル
『MOE』2020年5月号付録は、「ねずみくんのチョッキ」MOEオリジナルクリアファイル。
絵本の特徴でもある大胆な余白の構図と、アクセントの赤い水玉がかわいい!
『MOE』2020年5月号
2020年4月号「大人になってもだいすきドラえもん」
2020年4月号『MOE』巻頭特集は「大人になってもだいすきドラえもん」。
2020年はドラえもんが生まれて50周年。
アニメでおなじみだけど、今号ではマンガ『ドラえもん』の魅力が満載。
キャラクター紹介、ドラえもんヒストリーをマンガの表紙・原稿画像つきで解説。
藤子・F・不二雄の年譜とご家族インタビューを写真付きで掲載。
コミックの名場面を振り返りながら「ドラえもん」を大人読みする作品ガイド。
ゆかりの地も紹介。
他にも次のような「ドラえもん」情報を掲載。
「ドラえもん」情報
- 藤子・F・不二雄ミュージアムへ行こう!
- ヨシタケシンスケ、ヒグチユウコが描く「ドラえもん」がいる世界
- 藤子・F・不二雄ゆかりの地
- 新作映画紹介と、ドラえもん過去39作品のポスター
ドラえもんは、映画の原作のコミックが大好きで何度も読んだ。
今号のMOEを読んだら、また読み返したくなった!
ルイザ・メイ・オルコットと『若草物語』の世界
MOE4月号は『#若草物語』を大特集!
映画「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」は初夏に公開延期となりましたが、キャストコメントや場面写真もたっぷりで予習に最適。
オルコットの激動の生涯や、北澤平祐さんの絵で彩られた谷口由美子さんのインタビューも! https://t.co/AaPpkYbiF7 pic.twitter.com/iHBW1Oa79W— 月刊MOE (@MOE_web) March 3, 2020
- 初夏に劇場公開予定『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』の魅力
- キャスト・監督インタビュー
- 原作・過去の映像化作品紹介
- オルコットの生涯
- 翻訳家・谷口由美子インタビュー
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』感想と魅力
映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』観てきました。 古典なのに現代的な風を感じる爽やかな映画。 現実を「自らの意志で」選択していく四姉妹に、強さと軽やかさを感じました。 この記事でわ ...
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鈴木のりたけ「しごとば」シリーズ特集
- 最新刊『やっぱり・しごとば』インタビュー
- 「しごとば」シリーズの楽しみ方
- 「しごとば」シリーズのしごとの現場
集めたい送りたいポストカードBOOK
- 絵本作家のポストカードブック(『ターシャ・テューダーのヴィンテージポストカードブック』など)
- 名作絵本のポストカードブック(『ぐりとぐら 絵はがきの本』など)
- 個性的なポストカードブック(『ロシアの絵はがき30文字』など)
その他の特集
- ねずみの絵本
- ヒグチユウコ×大島依提亜、新連載「映画のはなし」
- 目にも楽しいかわいい和菓子
- キューライス描きおろし絵本『ドン・ウッサ ダイエットだいさくせん!』
付録「ドラえもん」MOEオリジナルクリアファイル
『MOE』2020年4月号付録は、「ドラえもん」MOEオリジナルクリアファイル。
『MOE』2020年4月号
2020年3月号「思わず泣いた感動絵本」
2020年3月号『MOE』巻頭特集は「思わず泣いた感動絵本」。
読者アンケートに寄せられた「泣ける名作絵本」定番の18冊を表紙画像と読者のコメント付きで掲載。
泣ける絵本の中でも、特に大人におすすめの感動絵本を9つのテーマで紹介。
新美南吉の名作『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』絵本の挿絵を手がけた黒井健氏のインタビューを、ラフスケッチとともに掲載。
絵本『花さき山』『モチモチの木』の担当編集者、小西正保さんのインタビューと、滝平二郎の原画ギャラリー。
他にも次のような絵本情報を掲載。
掲載されている絵本情報
- 絵本作家に聞いた私が泣いた絵本
- 絵本店の人たちが泣いた絵本
関連
『MOE』2020年3月号「思わず泣いた感動絵本」特集で紹介されている絵本で、次の4作品は当ブログで書評を描いています。
スヌーピーミュージアムを探検しよう!
- 各フロアの見どころ
- ショップとカフェ
ヨシタケシンスケ新作絵本を語る
- 新作絵本『わたしのわごむはわたさない』
- 教科書のコラムを書籍化『なんだろうなんだろう』
- 「MOE」のヨシタケシンスケコーナーをまとめた『ものはいいよう』
- 最新刊『もしものせかい』
リサ・ラーソン展覧会開催記念特集
- リサ・ラーソンの人生を振り返る
- 代表的な作品を8つのテーマで紹介
- リサ・ラーソンへの20の質問
その他の特集
- ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
- かわいいハンカチ
- 荒井良二のアトリエ
付録「絵本ふろく あつかったらぬげばいい」
『MOE』2020年3月号付録は、ヨシタケシンスケのふろく絵本『あつかったらぬげばいい』。
生活していて出会う、ちょっとうんざりするようなことに、ほっと一息つけるメッセージをくれる絵本。
大人の疲れた心にしみこむ絵本ふろく。
2020年8月、大幅加筆され絵本として刊行!
『MOE』2020年3月号
2020年2月号「MOE絵本屋さん大賞2019」
2020年2月号『MOE』巻頭特集は「MOE絵本屋さん大賞2019」。
全国の絵本屋さんの投票で選ばれた注目の30冊をランキング形式で表紙・見開き掲載。
上位5冊は見開きで作家インタビュー掲載し、作品の背景を深く知ることができる。
毎年2月号を読めば、前の年に人気・話題になった絵本がわかる。
2019年の1位は大好きな猫の絵本『なまえのないねこ』!
絵本『なまえのないねこ』感想。ジャケ買いしたら中身も秀逸な猫絵本
絵本『なまえのないねこ』は、表紙をひと目見て「うちのこに似てる!」と、思わずジャケ買いした猫の絵本。 読んでみたら、主人公の猫の言葉にならない気持ちが、じんわり心に響いた。 猫のいろんなアングルもかわ ...
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他にも次のような絵本情報を掲載。
掲載されている絵本情報
- 2019年の新刊から「見逃せない注目絵本」
- 読者が選んだ2019絵本ベスト10
- 2019絵本トピックス
猫雑貨コレクション
発売中のMOE2月号ではかわいい猫雑貨コレクションを大特集。
暮らしの中に取り入れるとおもわず笑顔になりそうな、キュートな猫たちの雑貨をたっぷりご紹介。https://t.co/X89eodvj0J pic.twitter.com/ZmYBTpJt9U
— 月刊MOE (@MOE_web) January 9, 2020
11の猫雑貨ブランドを写真とともに紹介。
どれもかわいい。必ずお気に入りがみつかるはず!
絵本&キャラクターカフェめぐり
- 注目のキャラクターカフェ
- 絵本をたくさん読めるカフェ
- 絵本作家のかわいいカフェ
デンマークの画家ヴィルヘルム・ハマスホイ
"北欧のフェルメール"とも呼ばれるデンマークの画家、ヴィルヘルム・ハマスホイの展覧会が東京都美術館で3/26まで開催。抑えられたグレーの色調で静謐な世界を描いた日本初公開含む約40点の作品と、同時代のデンマークの名画も。MOE2月号ハマスホイ特集とあわせてご覧ください https://t.co/X89eodvj0J pic.twitter.com/Cj7vym3ur1
— 月刊MOE (@MOE_web) January 20, 2020
- 「ハマスホイとデンマーク絵画」展の見どころ
- 静かで柔らかな光で描く室内
- ハマスホイをめぐる5つのキーワード
その他の特集
- 京都のチョコレート屋さん
- 絵本で愛を贈る
- 河浦良枝描きおろし「しばわんこの和のおもてなし」
付録「ヒグチユウコカレンダー2020」
『MOE』2020年1月号付録はヒグチユウコカレンダー2020。
ひぐちゆうこカレンダー、待ってました!
『MOE』2020年2月号
2020年1月号「北欧 しあわせの魔法」
2020年1月号『MOE』巻頭特集は「北欧 しあわせの魔法」。
「北欧」というキーワードで、絵本や児童文学・雑貨・お菓子・旅など、様々なテーマを盛り込んだ特集。
写真家かくたみほによるフィンランドの旅の写真とメッセージ。
北欧発の絵本・児童文学を、表紙画像つきで一挙紹介。
翻訳者菱木晃子さんが「ピッピ」「ムーミン」に見る、北欧児童文学の特色。
北欧雑貨を「ムーミン」「リサ・ラーソン」など、4つのテーマで詳しく紹介。
北欧に暮らす日本人によるヘルシンキ・ストックホルムのお気に入りスポット紹介。
児童文学から旅のガイドまで盛りだくさん!
間違いなく北欧に旅したくなる1冊。
他にも次のような北欧情報を掲載。
掲載されている北欧情報
- スウェーデン・ダーラナ地方 アンティークのある暮らし
- フィンランドのイラストレーター、マッティ・ピックヤムサ
- スタッファン・ホルムの家具
ミナ ペルホネンが紡ぐ物語
- テキスタイルが伝える、さまざまなストーリー
- スウェーデンの画家ベニングから描きおろしメッセージ
- 愛用者KIKIさんインタビュー
「スター・ウォーズ」の世界を深く知る
本日公開 #SWスカイウォーカーの夜明け MOE1月号では「『スター・ウォーズ』の世界を深く知る」と題し、ジョージ・ルーカスの創作のルーツや #スターウォーズ の根底にある児童文学・神話などを大特集!J.J.エイブラムス監督インタビューも! https://t.co/ne0FF5LREB#StarWarsTheRiseofSkywalker pic.twitter.com/Yt9IgLY8j5
— 月刊MOE (@MOE_web) December 20, 2019
- 新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』監督・主演インタビュー
- ジョージ・ルーカスに影響を与えた映画、物語
- 「スター・ウォーズ」の根底にある児童文学・伝説・神話
- イラストレーター川原瑞丸さんの「スター・ウォーズ アイデンティティーズ」レポ
- 「スター・ウォーズ」の絵本/アニメ/コミック
最新作
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
- 片渕須直監督×のん対談
- 前作からの思い
- 公開映画のキャラクター関係図
その他の特集
- milky pop.絵本のようなお菓子
- 対決!かがく絵本
- モリナガ・ヨウ×ヨシタケシンスケ絵本対談
付録「リサ・ラーソンお守りシール」
『MOE』2020年1月号付録は「リサ・ラーソンお守りシール」。
本誌で北欧雑貨に詳しくなってからだと、リサ・ラーソンの作品にさらに親近感がわく!
『MOE』2020年1月号
まとめ
2020年『MOE』特集と感想おさらい。(随時更新)
2020年『MOE』
2020年各号特集
バックナンバー購入や定期購読の参考にしてね。
絵本雑誌『MOE』定期購読の感想は、こちらの記事をどうぞ。
雑誌『MOE』購読7ヶ月目の感想。定期購読は確実に届いてお得!
絵本雑誌『MOE』は、絵本や児童文学のレビューを書くももちんには大切な情報源。 特集が充実してて作品情報も満載なので、何度も読み返しちゃう。 今回は、絵本雑誌『MOE』の定期購読7ヶ月目の感想をお届け ...
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