赤毛のアン(上)はamazon vineで頂いて、はじめてこの有名な小説を本で読んでみて、あまりの面白さに(下)も買ってしましました。
12歳で孤児院からアヴォンリー村のマリラ、マシューの兄妹の家に貰わて来たアン。
その家の妻壁(ゲーブル)が緑色だった事からAnne of Green Gables(緑の妻壁の家のアン)という題名が付けられましたが、日本ではもっぱら「赤毛のアン」で通用しているようです。
他のレビューアーの方々は相当この本の英語の原文にも造詣が深い様で、村岡花子の訳と比較したり誤訳と思われるところを指摘したりされていますが、私は純粋のこの本の物語の虜になってしまいました。
上巻で数々の冒険やら失敗をやらかしたアン。下巻では彼女が13歳になっても、生来の向こうっ気の強さや、想像の世界にたゆとう性癖、おしゃべりでしゃべりだしたらとまらない、などの性格は変わらず数々の失敗をやらかします。アンの育ての母親役のマリラの厳しさ、その兄の優しさなどが、カナダの美しい自然描写と共に語られて読書に没入できました。時にはアンの向こう見ず、マシューの内気な性格に、読んでいて吹き出したり笑いが止まらなかったり。
しかし、そのアンも17歳になると村の学校を離れて、遠い町の教師養成学校へ行くことになります。
12歳の少女から17歳の乙女に。物腰も見かけも、そして話し方もドンドン大人びていくアンに、マリラとマシューは寂しさを感じます。
自分の子供や孫が、いつまでも小さいままで居てくれと願う親や祖父母の気持ちを良く表しています。
下巻の終わりで悲劇が襲います。
でも、この物語はまだまだ続き、アンは困難を克服して生きていくのでしょう。
80代も半ばを過ぎたわたしが、「小学中級から」と注記してある、このような少女小説を夢中になって読むとは我ながら面はゆいところもありますが、
それでかこの小説が優れているということでしょう。
この物語の次の巻「アンの青春」もぜひ読んでみたいと思います。
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新訳 赤毛のアン(下) 完全版 新訳 赤毛のアン 完全版 (角川つばさ文庫) Kindle版
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「ほんとのむすめじゃない。でも家族になれた!」アンが孤児院(こじいん)からひきとられて1年。マシューはもちろん、きびしかったマリラにも、アンはかけがえのない家族になります。学校ではダイアナとの友情がふかまり、ギルバートとはある事件で立場が逆転(ぎゃくてん)! 大きらいだった彼が急に気になりはじめます。でもライバル関係はかわらず、二人は先生をめざして受験(じゅけん)することに。結果は? そして人生でさけられないわかれがおとずれ、アンは大人になります。思いっきり泣ける感動作。『赤毛のアン』を読むなら新訳・ノーカット完全版のつばさ文庫がゼッタイおすすめ! カワイイさし絵が49点ものってるよ!
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2014/4/18
- ファイルサイズ29854 KB
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登録情報
- ASIN : B00JRU5VO4
- 出版社 : KADOKAWA (2014/4/18)
- 発売日 : 2014/4/18
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 29854 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 284ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 440,579位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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東京大学大学院総合文化研究科教授(表象文化論)。専門はシェイクスピア。
東大英文科の学部・大学院修士課程を経て、イギリスのケンブリッジ大学に学び、博士号取得、東京大学でも博士号取得。文学博士。ケンブリッジ博士論文を基にした『ハムレットは太っていた!』でサントリー学芸賞受賞。東大名誉教授だった高橋康也の女婿。祖母の大叔父がシェイクスピア戯曲を初めて全訳した坪内逍遙。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月11日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2017年3月21日に日本でレビュー済み
いわずと知れた少女文学の名作です。 どなたにも、気軽に読み始めていただける物語だと思います。
正直に申し上げると、読み初めは 「 なんとまあ、おしゃべりで 口数の多い子なんだろう ・ ・ ・ 」 と感じました。
ところが、小説を読み終わると、このアンという女の子の魅力に・・・正直さ、真摯に生きようとする姿勢、そして何よりも、善意に満ちた美しい心に、すっかり憑りつかれてしまいました。
他の多くの読者の方々も、きっと、同じような感想をお持ちになられたのではないでしょうか 。。。
多くの年代の方々に楽しんで頂ける作品と思いますが、私はこの小説を、多くの若い年齢層の読者に 強くお奨めしたいのです。
アンは ひとびとが その人生を歩んでいく上で 「もっとも大切なこと」 を 私たちに語りかけてくれている、と強く感じます。
この名作を、今日の若い世代の方々に ぜひ読んでいただきたいと、切に願っています。
正直に申し上げると、読み初めは 「 なんとまあ、おしゃべりで 口数の多い子なんだろう ・ ・ ・ 」 と感じました。
ところが、小説を読み終わると、このアンという女の子の魅力に・・・正直さ、真摯に生きようとする姿勢、そして何よりも、善意に満ちた美しい心に、すっかり憑りつかれてしまいました。
他の多くの読者の方々も、きっと、同じような感想をお持ちになられたのではないでしょうか 。。。
多くの年代の方々に楽しんで頂ける作品と思いますが、私はこの小説を、多くの若い年齢層の読者に 強くお奨めしたいのです。
アンは ひとびとが その人生を歩んでいく上で 「もっとも大切なこと」 を 私たちに語りかけてくれている、と強く感じます。
この名作を、今日の若い世代の方々に ぜひ読んでいただきたいと、切に願っています。
2014年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上下巻とも買いました。
小学4年生の娘にです。
私自身アンのファンですので、村岡花子さん訳のアンシリーズは全巻、そのほかにも、家にあるアンを数えたら4種類ありました。
小学生でもスっと入っていけるような可愛いイラストに惹かれてつばさ文庫を選びました。
下巻の10P、前巻のあらすじで「ギルバートに赤毛をからかわれたアンは怒り、持っていた石盤でその頭を叩き割ってしまいました」ということになっています。
赤毛のアンの世界がいきなりスプラッターになってしまっています。
出版社にこれを指摘し、もし二版が出たら今手元にある間違った解釈の現品と訂正後の本を交換してほしいとお願いしてみましたが、数日後の回答では「二版が出るかは分からないし、交換もお受けできません」とのことでした。
まぁ、いいです。
世にも珍しいバイオレンス・アンを記念に手元に置くことにします。
子供にはあらためて、他に素敵なアンを探して買ってあげたいとおもいます。
ちなみに、男性によるこの新訳はアンが俗っぽく少し蓮っ葉な印象を受けます。話し方も少し品がないかな。
大好きな場所につけるネーミングも、なじんでいる村岡訳とあまりにもかけはなれていて違和感たっぷりです。
花の名前も「?」満載でした。
小学4年生の娘にです。
私自身アンのファンですので、村岡花子さん訳のアンシリーズは全巻、そのほかにも、家にあるアンを数えたら4種類ありました。
小学生でもスっと入っていけるような可愛いイラストに惹かれてつばさ文庫を選びました。
下巻の10P、前巻のあらすじで「ギルバートに赤毛をからかわれたアンは怒り、持っていた石盤でその頭を叩き割ってしまいました」ということになっています。
赤毛のアンの世界がいきなりスプラッターになってしまっています。
出版社にこれを指摘し、もし二版が出たら今手元にある間違った解釈の現品と訂正後の本を交換してほしいとお願いしてみましたが、数日後の回答では「二版が出るかは分からないし、交換もお受けできません」とのことでした。
まぁ、いいです。
世にも珍しいバイオレンス・アンを記念に手元に置くことにします。
子供にはあらためて、他に素敵なアンを探して買ってあげたいとおもいます。
ちなみに、男性によるこの新訳はアンが俗っぽく少し蓮っ葉な印象を受けます。話し方も少し品がないかな。
大好きな場所につけるネーミングも、なじんでいる村岡訳とあまりにもかけはなれていて違和感たっぷりです。
花の名前も「?」満載でした。