絵本雑誌『MOE』は、絵本や児童文学の最新情報を知れる月刊誌。
特集や付録が充実していて後で読み返してもおもしろいので、定期購読して毎号読んでいるよ。
今回は、2021年『MOE』1冊ずつの内容と付録、感想を紹介するよ。

過去の『MOE』の感想はこちらからどうぞ→→2019年『MOE』感想 2020年『MOE』感想
こんな方におすすめ
- 『MOE』各号の内容や付録を知りたい
- 『MOE』バックナンバーの好きな号を探したい
2021年『MOE』全体の感想
『MOE』2021年の全体のまとめ。

2021年『MOE』
- 巻頭特集一覧
- 公開映画の特集
- 描きおろし作品
- 〇〇の絵本
- お楽しみ連載
- 付録
巻頭特集
『MOE』2021年の巻頭特集は次の通り。
2021年各号特集/付録
- 12月号:ゴールデンカムイとアイヌの物語/絵本ふろく ヨシタケシンスケ「かみはこんなにくちゃくちゃだけど」
- 11月号:ムーミン 愛されるひみつ/ムーミンダイアリー2022・かわいいムーミンシール
- 10月号:サンリオ60周年 なかよしの絆/ヒグチユウコ×ハローキティクリアファイル
- 9月号:怖い絵本/「モチモチの木」クリアファイル
- 8月号:わかやまけん こぐまちゃん絵本/しろくまちゃんポストカード
- 7月号:中川李枝子「ぐりとぐら」/「ぐりとぐら」クリアファイル
- 6月号:ミッフィー しあわせの宝箱/ミッフィー「おばけ」シール・絵本ふろくコンドウアキ「ゆめぎんこう ちいさなおきゃくさま」
- 5月号:酒井駒子 みみをすますように/酒井駒子 かざれるポストカード
- 4月号:未来へつなぐメッセージ かこさとし/かこさとしキャラクター大判シール
- 3月号:ミヒャエル・エンデ『モモ』/『モモ』史上初のクリアファイル
- 2月号:MOE2020絵本屋さん大賞/ヒグチユウコカレンダー
- 1月号:絵本で愛を贈る/ムーミンラッピングペーパー
描きおろし作品
『MOE』のお楽しみのひとつが、人気絵本作家の描きおろし作品を読めること。
知らなかった絵本作家さんの魅力を知れたり、描きおろし作品と作家インタビューを両方読めるのがうれしい。
2021『MOE』に掲載された描きおろし作品は次の通り。
2021『MOE』描きおろし絵本
※テキストリンクをクリックするとAmazonの商品詳細ページへ飛びます
- 12月号:ヨシタケシンスケ「かみはこんなにくちゃくちゃだけど」(絵本ふろく)
- 7月号:たまむらさちこ「ポッポポーン」(第9回MOE創作絵本グランプリ受賞作品)
- 6月号:コンドウアキ「ゆめぎんこう ちいさなおきゃくさま」(絵本ふろく)
- 3月号:キューライス「ドン・ウッサ グッスリだいぼうけん!」
〇〇の絵本
『MOE』では毎号、その時期のテーマにぴったりな絵本を紹介するコーナーがある。
それぞれのテーマの中にも小テーマが設定されていて、毎号構成がすばらしい。

2021『MOE』〇〇の絵本
- 12月号:赤ちゃん絵本
- 11月号:アートなしかけ絵本
- 8月号:さかなの絵本
- 6月号:散歩に行きたくなる絵本
- 5月号:おばあさんの絵本
- 4月号:詩の絵本
- 2月号:十二支の絵本
- 1月号:おじさんの絵本
お楽しみ連載
毎号楽しみなのが、『MOE』の連載。
人気作家のエッセイや写真つきコラムなど、見ていて飽きない。
ヒグチユウコ×大島依提亜「映画のはなし」
『MOE』2020年4月号より始まったのが、絵本作家ヒグチユウコ×グラフィックデザイナー大島依提亜「映画のはなし」。
大人気のおふたりが、毎月テーマを一つの映画に絞って対談し、映画ポスターを共作。
映画そのものの感想のみならず、同監督の過去の映画・出演俳優の他の映画にまで話題が広がっていておもしろい。
2021『MOE』「映画のはなし」
※テキストリンクをクリックするとAmazonの商品詳細ページへ飛びます
- 12月号:『エコール』
- 10月号:『スモーク』
- 8月号:『JUNK HEAD』 公式サイト:https://gaga.ne.jp/junkhead/
- 7月号:『誰も知らない』
- 5月号:『ダーククリスタル』
- 3月号:『世にも怪奇な物語 悪魔の首飾り』
- 1月号:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
ヒグチユウコ「日々の綿」
【新連載】MOE4月号(3/3発売)から #ヒグチユウコ さんの「日々の綿」(隔月掲載)がスタート!「ぬいぐるみのニャンコが綴るたわいもない日常」のおはなしです。第1回は、留守番中のニャンコたちの家の中にあやしい生物が…!?https://t.co/H9wWq2IgFi pic.twitter.com/H54HvLSsLf
— 月刊MOE (@MOE_web) March 4, 2021
「日々の綿」は、人気絵本作家ヒグチユウコ氏が描くコマ漫画。
ぬいぐるみ「ニャンコ」の視点から日常を描く。
アナログで描かれる愛らしい絵と手書きのセリフがくすっと笑いを誘う。
2021年4月号より隔月連載スタート。
milky pop.「絵本のようなお菓子」
5/2(土)発売のMOE6月号
巻頭大特集はピーターラビット!
そしてmilky pop.の季節連載『絵本のようなお菓子』の第1回目がはじまります✨とても大人気な3冊の絵本の世界をクッキーにさせていただきました。もうすぐ発売でドキドキ💓
たくさんの方に見ていただけますように・・・https://t.co/6kC6cuLrev pic.twitter.com/vWZBiBKJ0w— 🐏milky pop.🐏 (@pastellamb) April 30, 2020
「絵本のようなお菓子」はお菓子作家・milky pop.さんによる季節連載。
さまざまな絵本の世界をお菓子で表現し、お菓子だけど「食べるのがもったいない!」と思うような可愛さ。
milky pop.さんは2020年1月号MOEで特集され、2020年6月号より季節連載スタート。
「絵本のようなお菓子」掲載号
- 2021年10月号:グリムやアンデルセンの童話
- 2021年6月号:『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』
- 2021年3月号:ヒグチユウコの絵本
単行本
さわのめぐみ「ものがたり食堂へようこそ」
8月3日発売の月刊MOEさんにてものがたり食堂の特集をして頂きました!
今回は『不思議の国のアリス』を味わう!ということで3品レシピ付きでご紹介しております(^^)
この度もありがとうございます😊 pic.twitter.com/gisSN4wrok— さわのめぐみ【ものがたり食堂】 (@megumi_sawano) August 4, 2020
「ものがたり食堂へようこそ」はフードコーディネーター・さわのめぐみさんによる不定期の特集。
世界の児童文学や絵本の世界を料理で表現する企画。
作品ファンにとっては、作品の世界観をアートのような料理で観ることができてたまらない。
「もどがたり食堂へようこそ」は2020年9月号より、不定期で特集されている。
「ものがたり食堂へようこそ」掲載号
- 2021年8月号:『星の王子さま』
- 2021年2月号:『マッチ売りの少女』
- 2021年2月号:『不思議の国のアリス』
甲斐みのり「にっぽん全国おみやげおやつ」
ただいま発売中のMOE1月号巻頭特集は「絵本で愛を贈る」大切な人に贈りたい絵本130冊を一挙ご紹介!https://t.co/p3Rg2bJW9P
BOOK in BOOK「甲斐みのりの にっぽん全国 おみやげおやつ」では「"あの人"に贈るもの」と題し、年末年始の手みやげや贈り物にもぴったりの個性あふれるおやつ27点が一堂に! pic.twitter.com/Z7q4h8wTRv
— 月刊MOE (@MOE_web) December 17, 2020
「にっぽん全国おみやげおやつ」は文筆家・甲斐みのりさんによるBOOK IN BOOK形式の季節連載。
全国各地を旅して雑貨や建築・食べ物を紹介している甲斐みのりさんが、毎回異なる切り口で個性あふれる「おやつ」を紹介。
2020年10月号より季節連載スタートし、全5回予定。
「にっぽん全国おみやげおやつ」掲載号
- 2021年9月号:vol.5 地方の旅みやげ
- 2021年7月号:vol.4 絵本の世界に浸れるもの
- 2021年4月号:vol.3 魅力的なパッケージ採集
- 2021年1月号:vol.2 "あの人"に贈るもの
単行本
小川糸「糸暦」
2020年6月号からスタートしたのは、小川糸による「糸暦」。
「旅ごはん」では旅先のごはんが語られていたが、「糸暦」は日常にある食の風景が語られる。
「味噌作り」「おせち」などのワードから紡がれる文章から、何気ない季節の移り変わりを丁寧に味わうことの大切さが感じられる。
杉本さなえのどこか懐かしく幻想的な絵も素敵。
「糸暦」掲載号
- 12月号:富士山に登る
- 11月号:湯治の旅
- 10月号:栗ごはん
- 9月号:ひとえの着物
- 8月号:冷やし中華とコーヒーゼリー
- 7月号:思い出の笹巻き
- 6月号:日々の梅干し
- 5月号:山椒鍋
- 4月号:山菜の昆布じめ
- 3月号:雛祭りのちらし寿司
- 2月号:伊勢詣でとめかぶうどん
- 1月号:白味噌のお雑煮
2021『MOE』1冊ずつの感想

上段左から『MOE』2021年1、2、3、4月号
中段左から『MOE』2021年5、6、7、8月号
下段左から『MOE』2021年9、10、11、12月号(白泉社)

気になる号だけみたいなら、次の一覧のテキストリンクから飛んでね。
2021年各号特集
2021年12月号「ゴールデンカムイとアイヌの物語」

『MOE』2021年12月号(白泉社)
2021年12月号の特集は「ゴールデンカムイとアイヌの物語」。
2004年から連載されている野田サトル氏の人気コミック『ゴールデンカムイ』で、広く知られるようになった「アイヌ」。
今号では「アイヌ」を知らない人でもアイヌ民族やアイヌ文化の基礎知識がわかるように「アイヌ民族とは」というところから紹介されている。
コミック『ゴールデンカムイ』の紹介では、登場人物や物語のあらすじのほか、イラストから読み取れるアイヌの衣服・道具・暮らしなどを資料付きで解説。
野田サトル氏のインタビューからは、連載開始前に入念なリサーチをしたことや、キャラクター設定のことなど語られている。
コミックの中に登場するアイヌ料理を再現しているのもおもしろい。
コミックの監修つとめるアイヌ語・アイヌ文学研究者の中川裕氏インタビューでは、「カムイ(神)」という言葉のニュアンスやアイヌの口承文芸について解説されていて、アイヌについて理解を深められる。
他にも次のようなアイヌ情報を掲載。
掲載されているアイヌ情報
- 『アイヌ神謡集』の著者・知里幸恵の遺した宝物
- 木彫家・貝澤徹さんを訪ねて二風谷へ
- アイヌと北方民族の美しい刺繍・文様
- どいかやが描くアイヌの物語と愛しいもの
- もっと知りたい!アイヌの絵本
絵本と雑貨 冬の素敵な贈り物
絵本と雑貨をセットにした、冬のギフトセレクションを紹介。
クリスマスツリーのファブリック×マリメッコデザイナーがイラストを手掛けた絵本『モミの木』や、猫バッグ×アンディ・ウォーホルの洋書画集『CATS,CATS,CATS』など、大人向けの落ち着いた組み合わせにわくわくする。
プレゼントには欠かせないラッピングやカードも紹介されているのがうれしい。
自分へのご褒美にもほしくなる。
MOEが注目する次世代の絵本作家
「MOEが注目している絵本作家」として、網代幸介、鬼頭祈、後藤美月の3名を代表作品のイラストを大きく掲載して紹介。
網代幸介氏の作品は、幻想的でダークなのに華やかさがある絵で、表紙だけで読んでみたくなる。
鬼頭祈氏の作品は簡単に描いているようで構図や色使いに細かなこだわりがあって、子どもにも親しみやすい。
後藤美月氏の作品は、子どもの気持ちをまっすぐ伝える言葉と大人にもグッとくる切り絵の手法が組み合わさって惹きつけられる。
それぞれに答えてもらった10の質問の答えも、三者三様でおもしろい!
網代幸介代表作
鬼頭祈代表作
後藤美月代表作
上野リチ 夢と憧れのデザイン
19世紀の終わりにウィーンで生まれ日本でも活躍したデザイナー、上野リチの特集。
京都と東京で開催される「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」に合わせた特集。
ウィーン分離派の中心メンバーの建築家・ヨーゼフ・ホフマンのもとでデザインを学んだ上野リチは、建築家・上野伊三郎との結婚を機に来日、日本でも活躍する。
高く評価されたといわれる「リックス文様」は、植物の優しくも鮮やかな色合いと模様が素敵。
ウィーン時代と日本にきてからのデザインを一部掲載しながら、その特徴を解説している。
その他の特集
- かわいい切手コレクション
- いま「赤ちゃん絵本」が売れています!
- junaida 描きおろし新連載「EDNE」
絵本ふろく ヨシタケシンスケ「かみはこんなにぐちゃぐちゃだけど」

『MOE』2021年12月号付録(白泉社)
付録は、ヨシタケシンスケ描き下ろしの絵本ふろく「かみはこんなにぐちゃぐちゃだけど」。
2022年4月より全国巡回が始まる「ヨシタケシンスケ展 かもしれない」にちなんだ描き下ろしも雑誌誌面に掲載!
『MOE』2021年12月号
2021年11月号「ムーミン 愛されるひみつ」

『MOE』2021年11月号(白泉社)
「#ムーミン 愛されるひみつ」が巻頭特集のMOE11月号は本日10/1(金)発売です!https://t.co/riO67OokaX
毎年大人気のふろく #ムーミンダイアリー2022 ではムーミンたちが”ムーミン谷の自然の恵み”を楽しむ名場面を収録。とじこみふろくはダイアリーにも使えるかわいいムーミンシールがついています。 pic.twitter.com/yrAQ6vk1QL
— 月刊MOE (@MOE_web) October 1, 2021
2021年11月号の特集は「ムーミン 愛されるひみつ」。
毎年恒例のムーミン大特集。
今号では「フィンランド生まれ」「魅力的な仲間」「ムーミン谷の四季」「ムーミンの食卓」「ムーミン切手」「ヴィンテージグッズ」「トーベ・ヤンソンの魅力」の7つのテーマからムーミンを深堀り。
ムーミンのキャラクターが挿絵とともに丁寧に紹介されており、キャラクターが生まれた背景や豆知識もわかるのがうれしい。
ムーミンシリーズの特徴の一つである豊かな自然描写で描かれている季節ごとの行事や遊びも紹介されている。
10月1日に公開された映画『TOVE/トーベ』を紹介するとともに、主演のアルマ・ポウスティ、監督のザイダ・バリルート、トーベの姪ソフィア・ヤンソンのコメントも掲載されている。
他にも次のようなムーミン情報を掲載。
掲載されているムーミン情報
- フィンランド便り 国立博物館の「勇気、愛、自由!ムーミン75」展
- Maijaさんに教わるムーミンの国のシナモンロール
- ムーミンといっしょに、ヒュッゲなおうち時間
ムーミン作品まとめ
-
「ムーミン」原作シリーズ本・絵本・アニメなど19シリーズまとめ!
「ムーミン」シリーズは、アニメやキャラクターだけ知っている人も多いけど、原作は児童文学。 児童文学シリーズや絵本・アニメなど、いろんな形の「ムーミン」をまとめてみた。 こんな方におすすめ アニメやキャ ...
続きを見る
穂村弘×ヨシタケシンスケ「思わず買ってしまったアートブック」
絵本作家のヨシタケシンスケ氏が各界の著名人と対談するコーナー。
今号では歌人の穂村弘氏と「思わず買ってしまったアートブック」について語り合う。
書店・古書店めぐりが趣味という二人が紹介するアートブックには、洋書・絶版のものも多くマニアック。
画家・宇野亜喜良と横尾忠則が若き日に共作した実験的な作品『海の小娘』や、意外なサイズ比較が見ていて楽しい写真集『LIFE SIZE』など、手にとって開いてみたい本ばかり。
タイガー立石の摩訶不思議世界
【あす開幕】「大・タイガー立石展 変幻世界トラ紀行(香川展)」高松市美術館で11月3日(水・祝)まで。和製ポップ・アートのさきがけとして注目。絵画や陶彫、漫画、イラストなど多彩にその才能を発揮しました。 https://t.co/BwD07rLJjM @art_ex_japan
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) September 29, 2021
全国巡回展が開催されているタイガー立石の57年の生涯を代表作品とともに紹介。
絵画・彫刻・漫画・絵本など多岐にわたり活躍し、ビビッドな色彩と幻想的な絵は世界的に人気を博した。
絵本『とらのゆめ』を担当した元福音館書店編集者のインタビューでは、その気さくな人柄が伝わってくる。
コンドウアキ 最新絵本を語る
本日発売のMOE11月号では「#ゆめぎんこう」シリーズ第2弾の出版を記念し、インタビュー「コンドウアキ 最新絵本を語る」を掲載しています。https://t.co/riO67OokaX
本日2冊同時発売の絵本『ゆめぎんこう ちいさなおきゃくさま』『おふとんさんとおはようのあさ』について、お話をうかがいました。 pic.twitter.com/2fVh4S5GWW
— 月刊MOE (@MOE_web) October 1, 2021
2021年10月に新作絵本2冊が刊行される絵本作家コンドウアキさんインタビュー。
絵本『ゆめぎんこう ちいさなおきゃくさま』制作のきっかけや自身の怖い夢のエピソードを語っている。
絵本『おふとんさんとおはようのあさ』では、朝が苦手なご自身の気持ちを絵本に反映させたことが語られている。
掲載されている絵本の見開き画像を見ても、それぞれの絵本の絵の雰囲気がまったく違っていておもしろい。
その他の特集
- アートなしかけ絵本
- 鈴木マサルの北欧ヴィンテージコレクション
- 「ダウントン・アビー」に学ぶ特別なアフタヌーンティー・レシピ
- ヒグチユウコ隔月連載「日々の綿」
付録「ムーミンダイアリー2022」「ムーミンシール」

『MOE』2021年11月号付録(白泉社)
付録は「ムーミンダイアリー2022」と「ムーミンシール」。
『MOE』2021年11月号
2021年10月号「サンリオ60周年 なかよしの絆」

『MOE』2021年10月号(白泉社)
2021年10月号の特集は「サンリオ60周年 なかよしの絆」。
世代問わず世界中に「カワイイ」を届けるサンリオの保存版大特集。
「ハローキティ」「マイメロディ」など、サンリオを代表する9つのキャラクターの誕生の秘密を初期の原画やイラストとともに紹介。
「パティ&ジミー」の初代担当デザイナー、ロコ・まえださんインタビューでは、「パティ&ジミー」が誕生した経緯が当時のイラストや初期グッズとともに語られている。
「サンリオが生まれた本当の理由」では、創業者の辻信太郎さんが甲府空襲を体験して、サンリオに込めた想いが掲載されている。
絵本作家すずきみほさんによるサンリオ本社潜入レポでは、イラストとともに社内の様子などが描かれている。
チャールズ M.シュルツ、やなせたかし、水森亜土、手塚治虫のレジェンド作家たちとサンリオの交流も掲載。
他にも次のようなサンリオ情報を掲載。
掲載されているサンリオ情報
- サンリオ出身の羽海野チカさん、なかやみわさん、中丸ひとみさんのインタビュー
- 絵本作家が描くサンリオキャラクター(はっとりさちえ/きくちきき/しおたにまみこ/シゲタサヤカ)
- グッズで読み解く サンリオの60年史
- 2021年サンリオキャラクター大賞
- サンリオ最旬NEWS
みんな大好き!ノンタンの世界
今月発売のMOE10月号に、ノンタン45周年記念特集が掲載されています!🙂
雑誌では史上初! 作者のキヨノサチコさんの娘さん、清野美佳さんのインタビューも掲載。お母さんのキヨノサチコさんのことや、どんな風にノンタンを描かれていたのか、お話しされています。 pic.twitter.com/Ho0grhsnIC
— 偕成社 (@kaiseisha_PR) September 7, 2021
2021年に45周年を迎えた絵本「ノンタン」シリーズの特集。
子どもたちの大人気の「ノンタン」と仲間たちのキャラクター紹介とシリーズ全巻の表紙画像を掲載。
人気の秘密をたくさんのイラストが載った見開き画像とともに紹介。
作者のキヨノサチコさんの長女、清野美佳さんインタビューでは、実際にノンタンのように自由で無邪気な性格だったキヨノさんの姿を垣間見ることができる。
上橋菜穂子 物語を生きていく
\『#鹿の王』特別映像公開🦌🗯/
◢◤鹿の王 ユナと約束の旅◢◤
世界を侵食する
謎の病“黒狼熱”(ミッツァル)今、運命を変えようと
抗う者たちの冒険が始まる─。〘▼公式サイトはこちら〙https://t.co/BGKZHPw1X7#堤真一 #竹内涼真 #杏 #安藤雅司 #ProductionIG #milet pic.twitter.com/D6XkR3p9rW
— 映画『鹿の王 ユナと約束の旅』【公式】近日公開! (@shikanoou_movie) August 13, 2021
近日公開されるアニメ映画『鹿の王 ユナと約束の旅』の特集。
原作者である作家・上橋菜穂子さんのインタビューでは、作品で描かれている伝染病と、現実の「コロナ」の不思議なリンクについてや、作品で大切にしたこと、映画化への思いが語られている。
映画の監督を手がけた安藤雅司氏インタビューでは、壮大な原作から映画化するまでの経緯や大事にしたことなどが貴重な資料とともに語られている。
ゴフスタインの絵本と雑貨
“「海のむこうで」の小さな映像”
M.Bゴフスタインの幻の傑作「Across the Sea」が、50年の時を経て、初の日本語版が2021年6月15日(火)に発売されることになりました。
トンカチではこの夢見る傑作を、女優の石田ゆり子さんの翻訳で皆さんにお届けします。
pic.twitter.com/e8FE3yu8aj— TONKACHI STORE (@TonkachiJP) June 1, 2021
アメリカ生まれの絵本作家M.B.ゴフスタインの特集。
ゴフスタインが1960年代以降に発表した絵本の日本語版の出版が相次いでいる。
2021年6月に、女優・石田ゆり子の翻訳で刊行された絵本『海のむこうで』(原題”Across The sea”)の原書と日本語版の違いを見開き画像とともに紹介。
初期の作品を一言あらすじ表紙画像つきで紹介、絵本の世界観をそのままもちこんだ雑貨の紹介も。
画文集『ゴフスタイン つつましく美しい絵本の世界』編者による解説文では、ゴフスタインが絵本作家になったきっかけや作品の魅力が語られている。
その他の特集
- 季節新連載 鈴木のりたけ「テントーむし」
- 絵本のようなお菓子 milky pop.
- 田中達也のミニチュアカレンダー
- ぽすくまが絵本になりました
付録「ヒグチユウコ×ハローキティ」クリアファイル

『MOE』2021年10月号付録(白泉社)
付録は「ヒグチユウコ×ハローキティ」クリアファイル。
『MOE』2021年10月号
2021年9月号「怖い絵本」

『MOE』2021年9月号(白泉社)
2021年9月号の特集は「怖い絵本」。
お化けや妖怪のみならず、暗闇に感じる気配、不思議な出来事など、夏に読みたい「怖い絵本」を大特集。
イントロダクションでは、「怖い」から連想される5つの漢字「震」「凶」「怪」「呪」「虚」をピックアップし、特におすすめの絵本を2冊ずつ紹介。
また、次の5つのジャンルでおすすめの絵本を見開き画像・一言あらすじつきでたっぷり紹介。
- 喰われる!〜伝承・昔話・おとぎ話〜
- 戻れない!?〜異世界への旅〜
- 理解できない!〜不条理なできごと〜
- 心にあいた穴〜終わりのはじまり〜
- おばけは友だち〜いつでもそばに〜

「怖い」と一口に言っても、おばけが怖いと、死ぬのが怖いはぜんぜん違う。
ジャンル別に紹介していることで自分にぴったりの絵本が選びやすい。
「わたしが幼い頃、怖かった絵本ランキング」トップ20を読者の感想付きで掲載。
ランキング第一位に輝いた絵本『モチモチの木』の絵を手掛けた滝平二郎さんの長男滝平加根さんインタビューも掲載している。
他にも次のような「怖い絵本」情報を掲載。
掲載されている「怖い絵本」情報
- 絵本作家が体験した、奇妙で怖〜い話(アンマサコ/よしむらめぐ)
- 土井章史が選ぶ怖い絵本〜知られざる傑作たち〜
佐藤さとる コロボックル物語
佐藤さとるさんが半世紀にわたり書き続けた、日本におけるファンタジーの代表作「コロボックル物語」シリーズ
発売中のMOE9月号では、神奈川近代文学館で開催中の展覧会を記念し「コロボックル物語」の魅力を特集しています。数々の貴重な資料や、村上勉さんの絵もたっぷり!https://t.co/qCxpTY3mVm pic.twitter.com/lnJdafR77n
— 月刊MOE (@MOE_web) August 6, 2021
日本のファンタジー名作『コロボックル物語』シリーズの作者佐藤さとるさんの特集。
コロボックル物語の簡単な紹介とキーワードと見開き画像が掲載され、本を読んだことのない人でもわかりやすい。
シリーズの中で起こるできごとを時系列で解説。
物語ができるまでの経緯やイラストを手掛けた村上勉さんとのコンビ作品なども紹介されている。
諸星大二郎 異界への扉
【8月7日スタート】 3ヶ所巡回を経て、ついにこの夏、「諸星大二郎展」が三鷹へ‼️楽しみにしてくださっていた皆さま!お待たせいたしました🙌✨原画約350点と関連資料から浮かび上がる諸星作品の世界へと迫る扉をいざ開かん💨 pic.twitter.com/wcP4Q24Ynt
— 諸星大二郎展 異界への扉【公式】 (@morohoshiten50) June 15, 2021
デビュー50周年を迎え展覧会が開催される漫画家・諸星大二郎の特集。
代表作『栞と紙魚子』の魅力解説とこぼれ話、海外のおとぎ話を独自にアレンジした「グリムのような物語」シリーズなどを豊富なイラストとともに紹介。
その他「諸星大二郎展」のみどころとなる作品と見開き画像をたっぷりと掲載している。
ストップモーションアニメが今熱い!
ストップモーションアニメ『PUI PUI モルカー』と映画『JUNK HEAD』の特集。
『PUI PUI モルカー』を手掛ける里見朝希監督と『JUNK HEAD』を手掛ける堀貴秀それぞれのインタビュー掲載。
『PUI PUI モルカー』の制作上の工夫、キャラクターや関連作品の紹介もされている。
『JUNK HEAD』ではストップモーションアニメならではのリアリティや、内装業や映画をたくさん見てきたことが作品に活かされたことなどが語られている。
- https://www.amazon.co.jp/%E7%AC%AC5%E8%A9%B1-%E3%83%97%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/B08VG2671S?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=PUI+PUI+%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%BC&qid=1627989124&rnid=2321267051&s=instant-video&sr=1-4&linkCode=ll1&tag=momo085-22&linkId=9ce6cf4283466c7b1da127dc1f7be540&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
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- Yahoo!ショッピングで探す
ヒグチユウコ「ファッションマジック」
【8/3発売!】#ヒグチユウコ さんのしかけ絵本「#ファッションマジック」。MOE編集部でパタパタめくって遊んでみると、可愛い猫たちがお洒落に変身!60頁あって何通りもの服装を楽しめます。数量限定特典のぬりえキャンペーン(投稿は9/30まで)もご参加をお待ちしています♪https://t.co/4MHdjQilVe pic.twitter.com/l1R67zSLUH
— 月刊MOE (@MOE_web) August 3, 2021
8月3日に発売のヒグチユウコさん新作絵本『ファッションマジック』特集。
文字がないしかけ絵本で、ページが3分割され着せかえを自由に楽しめる。
絵本で猫が身につけているファッションが8パターンも紹介されている。
『ファッションマジック』の原画の展覧会が開催されるボリス雑貨店の紹介も。
その他の特集
- 創立70周年 マリメッコ大好き!
- 馬場のぼると11ぴきのねこ
- ヒグチユウコ 隔月連載「日々の綿」
- 甲斐みのりが選ぶ にっぽん全国おみやげおやつ
付録「モチモチの木」クリアファイル

『MOE』2021年9月号付録(白泉社)
付録はMOEオリジナル「モチモチの木」クリアファイル。
『MOE』2021年9月号
2021年8月号「わかやまけん こぐまちゃん絵本」

『MOE』2021年8月号(白泉社)
最新号はみんな大好き、こぐまちゃん! 50年以上も子どもたちを夢中にさせる秘密とは? 絵本を愛読していた最果タヒさんの書きおろし詩、山フーズさんが再現する『しろくまちゃんのほっとけーき』も。 https://t.co/3RtQ71wFNT pic.twitter.com/cMJZWilSZo
— 月刊MOE (@MOE_web) July 2, 2021
2021年8月号の特集は わかやまけん「こぐまちゃん絵本」。
誕生から50年、シリーズ1000万部を超えるロングセラー絵本「こぐまちゃんえほん」シリーズ。
画家・わかやまけん氏、歌人・もりひさし氏、劇作家・わだよしおみ氏、編集者・佐藤英和氏の4人の集団制作が特徴。
4人の紹介とシリーズ全15冊の表紙画像と一言あらすじ、絵本3つのポイントを美しい原画とともに解説。
主人公の「こぐまちゃん」「しろくまちゃん」のキャラクターや絵本制作の流れが原画とともに紹介されている。
わかやまけん氏のご家族のインタビューでは、生前のわかやまけん氏の父親としての顔とともに、家族日記や家族の写真も見ることができる。
年譜では、わかやまけん氏が手がけた「こぐまちゃん」シリーズ以外の絵本も掲載されていて興味深い。
他にも次のような「わかやまけん」情報を掲載。
掲載されている「わかやまけん」情報
- 編集者・関谷裕子インタビュー
- 最果タヒ 書きおろし詩「しろくまちゃんのほっとけーき」
- 「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」
- 集めてふくふく幸せいっぱい こぐまちゃんグッズ
- 「しろくまちゃんのほっとけーき」をつくってみよう
こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界 公式サイト
細田守と「竜とそばかすの姫」
#Uの世界
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ベルの歌声は世界を変える――
<U>でのベルの人気は加速していく#竜とそばかすの姫#7月16日公開#細田守#スタジオ地図 pic.twitter.com/7QhLhmwrdp— 『竜とそばかすの姫』細田守最新作@スタジオ地図 (@studio_chizu) June 3, 2021
2021年7月16日に公開予定の細田守監督最新作アニメーション映画『竜とそばかすの姫』の特集。
物語の舞台や登場人物、ストーリーをアニメの画像とともに紹介。
細田守監督インタビューでは、インターネットの世界を舞台にした本作をつくろうとおもった理由、インターネットに期待することなどが語られている。
本作は世界的クリエーター陣が制作に関わっており、主人公「ベル」のキャラクターデザインを手がけたアニメータージン・キム氏、仮想の世界をデザインしたデザイナーエリック・ウォン氏などが紹介されている。
絵本対談 岸本佐知子×ヨシタケシンスケ
翻訳家・岸本佐知子さんと絵本作家ヨシタケシンスケさんの対談がMOE8月号に登場https://t.co/cjkAjh31nO
岸本さんの著作を愛読し「ファンすぎてしゃべれる気がしない(笑)」というヨシタケさんと、「ヨシタケさんの作品を改めてまとめて読んだら、僭越ですが、似た者同士感がすごくあって」と岸本さん! pic.twitter.com/Zldwe0wYO4— 月刊MOE (@MOE_web) July 6, 2021
人気絵本作家ヨシタケシンスケさんと、翻訳家岸本佐知子さんの対談。
ショーン・タンの絵本の翻訳でも知られる岸本佐知子さんはエッセーも刊行しており、ヨシタケシンスケさんは大ファンでエッセーを全部持っているとのこと。
そんなお二方には共通点がたくさんあり、第一線で活躍されているのに肩の力の抜けたトークがおもしろい。
岸本さんが幼少の頃に影響を受けた絵本も紹介されている。
追悼特集 エリック・カールさんへ
2021年5月に逝去された世界的絵本作家・エリック・カールさんの追悼特集。
絵本『はらぺこあおむし』で知られるエリック・カールさんの日本で刊行されている絵本を表紙画像付きで一挙紹介。
過去にMOEがアトリエを訪問したときの写真とインタビューでは、そのあたたかい人柄と絵本作家・レオ・レオーニとの出会いを知ることができる。
日本の人気絵本作家・いわむらかずお氏やヨシタケシンスケ氏の直筆メッセージも読むことができる。
しおたにまみこの創作の秘密
絵童話「たまごのはなし」を今月の19日に発売していただきます。
目がさめたばかりのたまごのお話しです。
おまけのしおりもはさまっています。
よろしくお願いします。 pic.twitter.com/hVV8XmDDzb— しおたにまみこ (@MamikoShiotani) February 9, 2021
木炭鉛筆による緻密な絵が特徴の絵本作家・しおたにまみこさんの特集。
インタビューでは、代表作『たまごのはなし』が刊行されることになったきっかけや絵に興味をもった経緯などが語られている。
絵本『そらからきたこいし』『やねうらべやのおばけ』を刊行する偕成社の編集の方のコメントも興味深い。
その他の特集
- 花火の世界
- 福田利之「クララとお日さま」
- さわのめぐみ ものがたり食堂へようこそ
- ヒグチユウコ×大島依提亜「映画のはなし」
付録「しろくまちゃん」ポストカード

『MOE』2021年8月号付録(白泉社)
付録は、MOEオリジナル「しろくまちゃん」ポストカード。
とじこみ封筒に正方形のスクエアカードが3枚も入っていてうれしい。
『MOE』2021年8月号
2021年7月号「中川李枝子「ぐりとぐら」」

『MOE』2021年7月号(白泉社)
【2021年6月3日発売】
2021年7月号の特集は 中川李枝子「ぐりとぐら」。
絵本『ぐりとぐら』や童話『いやいやえん』など、50年以上活躍している童話作家・中川李枝子さんの特集。
「ぐりとぐら」シリーズ作品を1冊ずつ紹介するとともに、その魅力をイラストをふんだんに使って解説。
中川李枝子さんのロングインタビューでは、『ぐりとぐら』『いやいやえん』の制作秘話や、自身が影響を受けた児童文学や絵本が、当時の写真資料や書影とともに語られている。
多くの絵本や童話で絵を手がける妹・山脇百合子さんのインタビューも掲載。
50年近く親交のあった石井桃子さんとの思い出や、石井桃子さんが中川李枝子さんのことを語ったエッセイなども興味深い。
中川李枝子作品のファンであるという宮崎駿氏のコメントなども掲載している。

「ぐりとぐら」を読んでいた小さい頃の記憶がよみがえります。
他にも次のような中川李枝子情報を掲載。
掲載されている中川李枝子情報
- 中川李枝子×宮崎駿の短編アニメーション
- 挿絵も懐かしい!珠玉の童話
- 絵本作家5人と中川李枝子Q&A
- 「ぐりとぐら しあわせの本」展で遊ぼう
- 山フーズが再現するぐりとぐらの食卓
なつかしの幼年童話
幼年童話は、子どもが絵本よりも長い物語を読むときに触れる童話。
世代を超えて読みつがれる幼年童話を、書影と一言あらすじとともに紹介。
『こまったさん』シリーズや『くまの子ウーフ』など、小学校低学年で触れた懐かしい作品がずらり。
近年刊行された「新しい定番幼年童話」も紹介。
「魔女の宅急便」「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズで知られる角野栄子さんインタビューでは、自身が幼年童話にかける想いについて語っている。
ありがとう!MOE創刊500号
今号で1979年の創刊から500号を迎えた雑誌『MOE』の記念特集。
「MOE」と関わりのある作家たちからのお祝いの直筆メッセージやイラストを多数掲載。
過去のインタビューで語られた著名作家の「金言」を絵本の表紙画像とともに抜粋して紹介。
また、「MOE」創刊401号〜500号の間で印象的な出来事、歴史、MOEから生まれた絵本を紹介。
内田也哉子 絵本のこと、家族のこと

『ママン-世界中の母のきもち』エレーヌ・デルフォルジュ作、カンタン・グレバン絵、内田也哉子訳、パイインターナショナル、2021年
2021年4月に刊行された絵本『ママン-世界中の母のきもち』で翻訳を手掛けた内田也哉子氏インタビュー。
エレーヌ・デルフォルジュが母から子へのメッセージのような文を書き、ベルギーの画家カンタン・グレバンが絵をつけている。
内田也哉子さんが翻訳で気をつけたこと、自身の子育てで思うことが語られている。
絵本の見開き画像が5パターン掲載されていて、それぞれのシーンの絵と文をしっかり味わえる。
翻訳最新作
みんな、やみつき!キューライスワールド
#キューライス『ドン・ウッサ グッスリだいぼうけん!』本日発売!https://t.co/CHvMoypfeT
どうしても眠れないウサギの大親分ドン・ウッサ。親分思いの3羽の子分たちと共に目指せグッスリ! 超個性派おやすみ絵本です。
MOE7月号にはキューライスさん最新インタビュー掲載!https://t.co/6KtXkQ6dM5 pic.twitter.com/LC2gnBuaLt
— 月刊MOE (@MOE_web) June 2, 2021
2021年6月に新作絵本『ドン・ウッサ グッスリだいぼうけん!』を刊行したキューライスさんの特集。
新作のアイデアが生まれた経緯や好きな映画などを語っている。
「ドン・ウッサ」シリーズの魅力を6つのテーマで、絵本の見開き画像とともに解説。
またキューライスさんの他の作品の登場人物の魅力も丁寧に紹介している。
最新作
その他の特集
- かわいく便利な文房具
- にっぽん全国おみやげおやつ/甲斐みのり
- ポッポポーン/たまむらさちこ(第9回MOE創作絵本グランプリ受賞作品)
- 絵本のようなお菓子 milky pop.
- ヒグチユウコ×大島依提亜「映画のはなし」
付録「ぐりとぐら」クリアファイル

『MOE』2021年7月号付録(白泉社)
付録は、「MOEオリジナル 「ぐりとぐら」クリアファイル」。
『MOE』2021年7月号
2021年6月号「ミッフィー しあわせの宝箱」

『MOE』2021年6月号(白泉社)
【2021年5月1日発売】
2021年6月号の特集は「ミッフィー しあわせの宝箱」。
昨年誕生65周年を迎えた、ディック・ブルーナ「ミッフィー」の特集。
ミッフィー(うさこちゃん)の絵本シリーズ全33冊を表紙画像・一言あらすじつきで紹介。
絵本に登場するキャラクターも紹介され、絵本に初めて触れる人がわかりやすい。
「大人になってもう一度出会うミッフィーの絵本」では、シンプルな絵とお話から伝わる新たな魅力を3つのテーマで解説。
絵本の見開き画像や文もふんだんに掲載されている。
「ブルーナさんがくれた言葉の宝物」では、過去のMOEに掲載されたディック・ブルーナ氏へのインタビューから心に残る言葉を抜粋して掲載。年譜も写真資料付きで掲載。
町田尚子氏、柴田ケイコ氏など、人気絵本作家による描きおろしメッセージも興味深い。
他にも次のような「ミッフィー」情報を掲載。
掲載されている「ミッフィー」情報
- 広松由希子インタビュー 細胞に刻まれた、しあわせの記憶
- 森本俊司インタビュー ディック・ブルーナの絵本と人生
- 大人がほしくなるおしゃれなミッフィーグッズ
- 原画が教えてくれるブルーナさんの絵本の魅力
「おさるのジョージ」誕生秘話
2021年誕生80周年を迎える絵本「おさるのジョージ」シリーズの特集。
作者のH・A・レイ&マーガレット・レイ夫妻の半生を3章仕立てで紹介。
紹介するのは、映画監督としてレイ夫妻を描いた長編ドキュメンタリー『モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険』を手がけた山崎エマ。
ユダヤ人の夫妻の出会いからアメリカへの亡命、作家として成功するまでを写真資料と絵本の見開き画像つきでたっぷり解説。
レイ夫妻が手がけた絵本も表紙画像・一言あらすじつきで紹介。
しばわんこと楽しむ和の暮らし
柴犬のしばわんこが楽しい和の暮らしを提案する #しばわんこの和のこころ シリーズ最新刊『しばわんこの和のおもてなし』本日発売! おうち時間がぐっと豊かになるアイディアが満載です。https://t.co/8i0a5XUDQD
5/1発売のMOE6月号ではシリーズ出版20年を記念し、著者の川浦良枝さんにインタビュー! pic.twitter.com/0znKDGsF6W
— 月刊MOE (@MOE_web) April 23, 2021
2021年4月に刊行された川浦良枝氏の絵本『しばわんこの和のこころ』に関する特集。
MOEで2000年より「しばわんこの和のこころ」の連載が始まり、2001年に第1作目の絵本『しばわんこの和のこころ』が刊行されてから20周年。
過去に刊行されたシリーズ12作品を表紙画像と一言あらすじつきで紹介。
シリーズの魅力や印象的なおはなしをカラー絵で華やかに解説。
川浦氏のインタビューでは20年間の心の変化や新作への思いが語られている。
たむらしげるのアトリエ
絵本作家・たむらしげる氏のアトリエ訪問。
詩的な世界を計算しつくされた色彩・構図で描いた絵本は、大人が魅入られる独特の世界。
その作品が生まれるアトリエを、道具やラフ画の写真もまじえて紹介。
インタビューでは、制作の過程で大切にしていること、お手本にした絵本などが語られている。
代表作
その他の特集
- フィンレイソンを暮らしに
- インゲルさんののりものえほん くる くる くるま
- 散歩での出会い/散歩に行きたくなる絵本
- 絵本のようなお菓子 milky pop.
- ヒグチユウコ隔月連載「日々の綿」
付録「ミッフィー「おばけ」シール」/絵本ふろく・コンドウアキ「ゆめぎんこう ちいさなおきゃくさま」

『MOE』2021年6月号付録(白泉社)
付録は、「MOEオリジナル ミッフィー「おばけ」シール」と、「絵本ふろく コンドウアキ「ゆめぎんこう ちいさなおきゃくさま」」。
コンドウアキの描きおろし「ゆめぎんこう ちいさなおきゃくさま」は、前作「ゆめぎんこう」(※Amazon商品ページ)の続編。

絵本になりました!
『MOE』2021年6月号
2021年5月号「酒井駒子 みみをすますように」

『MOE』2021年5月号(白泉社)
本日4/2発売のMOE5月号巻頭特集は
「酒井駒子 みみをすますように」https://t.co/SVCGjXKhrm酒井さんの言葉で辿る自作絵本のすべて、絵本以外の仕事、愛読書のインタビューや森のアトリエ便りなど、展覧会開催記念の保存版です。
とじこみふろくは酒井駒子描きおろし 飾れるポストカード3枚セット! pic.twitter.com/dx1Yd3Mwdw
— 月刊MOE (@MOE_web) April 1, 2021
2021年5月号『MOE』巻頭特集は「酒井駒子 みみをすますように」。
4月10日から全国で巡回する展覧会を記念した酒井駒子さんの特集。
絵本『よるくま』『金曜日の砂糖ちゃん』などで知られる。
今号では、「自作絵本」「絵本の挿画」「インタビュー」「絵本以外の仕事」のテーマで、画像をふんだんに掲載しながら魅力を解説。
「自作絵本」では、絵と文を手がけた10冊の絵本を酒井駒子氏自身のコメントとともに紹介。
「絵本以外の仕事」では、装画を手がけた『RDG レッドデータガール』シリーズ作者の荻原規子氏によるコメント、2016年以降の装画や挿絵の作品リストを掲載されている。
ロングインタビューでは、多感な中学生時代に影響を受けた本や漫画など、20作品以上が紹介され、読んでみたくなる。
町田尚子氏・黒井健氏など、人気絵本作家による酒井駒子作品への特別寄稿が興味深い。
他にも次のような「酒井駒子」情報を掲載。
掲載されている「酒井駒子」情報
- 酒井駒子の撮影と文 森のアトリエ便り
- 石井ゆかりエッセー「深く伏せられた瞼、その瞳にうつるもの」
- 祖父江慎が選んだ5枚の絵
酒井駒子展に行ってきました!
-
「みみをすますように 酒井駒子展」2022感想。絵本25冊の原画を堪能
東京・立川で開催中の「みみをすますように 酒井駒子展」に行ってきた。 『よるくま』など、酒井駒子さんの絵本が好きな人にはたまらない展示。 展示に行く前に絵本を読んでから行くと、味わいが深まるよ。 この ...
続きを見る
酒井駒子絵本記事
映画「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」
Peter 🐰 versus McGregor 🧑🌾 : who will win? Happy #AprilFools from #PeterRabbit2: The Runaway, only in theaters this summer! https://t.co/zkofjKfdsW pic.twitter.com/vZRgukkU2G
— Peter Rabbit (@PeterRabbit) April 1, 2021
2021年6月公開予定の映画「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」の特集。
原作はビアトリクス・ポターの絵本「ピーターラビット」シリーズ。
実写映画ならではの魅力を解説するとともに、映画に隠された原作絵本の場面を紹介。
映画を見る前に原作をおさらいするとさらに楽しめそう!
映画の感想
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『ピーターラビット2バーナバスの誘惑』感想。ポター原作の映画続編
映画『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』は、2018年に公開された映画『ピーターラビット』の続編。 原作は誰もが知っているビアトリクス・ポターの絵本「ピーターラビット」シリーズ。 絵本と映画では雰 ...
続きを見る

-
「ピーターラビット」原作絵本・電子書籍・アニメ等24作品まとめ
絵本「ピーターラビット」シリーズは、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターが生んだ絵本シリーズ。 絵本シリーズだけで24冊あるんだけど、他にも関連する絵本や電子書籍、映画があるのでまとめてみた。 この ...
続きを見る
黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』
今年刊行40周年を迎えた黒柳徹子の自伝的物語『窓ぎわのトットちゃん』特集。
『窓ぎわのトットちゃん』の魅力をいわさきちひろの挿し絵とともに解説。
トットちゃんが通った学校「トモエ学園」を、黒柳徹子さん自身の写真とともに紹介。
『窓ぎわのトットちゃん』には欠かせない愛らしい挿絵を描いた画家・いわさきちひろさんと黒柳さんのつながりも書かれている。
グランマ・モーゼスがのこしたもの
アメリカの国民的画家「グランマ・モーゼス」の展覧会、大阪・東京ほかで - 絵画など約130点から見る“自然と日常”へのまなざし - https://t.co/ihvIaUTkwU pic.twitter.com/td233vep5v
— Fashion Press (@fashionpressnet) November 22, 2020
「グランマ・モーゼス」としてアメリカで親しまれる画家、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスの特集。
生誕160周年を記念した巡回展が4月から始まる。
70代から本格的に絵を始めた「グランマ・モーゼス」の作品を美しい四季のテーマで紹介。
年譜も掲載されている。
青森アートさんぽ
近年新しい美術館が続々と誕生し、「アートの発信地」として注目されている青森県を特集。
県内5つの美術館、工芸品から建築物まで紹介。
奈良美智・棟方志功・寺山修司・太宰治など、名だたるアーティストや作家を輩出する風土を現地で体験したくなる。
その他の特集
- おばあさんの絵本
- スヌーピーときょうだいに会いにいこう!
- 鈴木敏夫の仕事 アニメージュとジブリと
- いまカプセルトイがすごい!
- ヒグチユウコ×大島依提亜 映画のはなし
付録「酒井駒子 かざれるポストカード」

『MOE』2021年5月号付録(白泉社)
『MOE』2021年5月号付録は「酒井駒子 かざれるポストカード」。
『MOE』2021年5月号
2021年4月号「未来へつなぐメッセージ かこさとし」

『MOE』2021年4月号(白泉社)
【本日発売!】MOE4月号巻頭大特集「#かこさとし 未来へつなぐメッセージ」では、初めて孫の中島加名さんにインタビュー。「(祖父は)聖人のような人でした」と語る加名さん。一緒に遊んだ思い出の共作もたくさん紹介しています。https://t.co/H9wWq2IgFi pic.twitter.com/kVMtouOCcZ
— 月刊MOE (@MOE_web) March 3, 2021
2021年4月号『MOE』巻頭特集は「未来へつなぐメッセージ かこさとし」。
92年の生涯を通して600冊以上の絵本を手掛けたかこさとしさん。
今号ではその生涯を「かこさとし劇場」と名付け、年表と豊富な画像資料で全4幕で紹介。
代表作「だるまちゃん」シリーズと「からすのパンやさん」シリーズの魅力を、絵本の見開き画像・シリーズラインナップとともに紹介。
過去の『MOE』に掲載されたかこさとしさんの言葉から、その思いを探る。
また、孫の中島加名さんへのインタビューから、かこさとしさんの祖父の顔を垣間見ることができる。
他にも次のような「かこさとし」情報を掲載。
掲載されている「かこさとし」情報
- かこさとしが愛したものたち
- 絵本に込められたまっすぐな思い 12冊の絵本から
- おうちでつくれる『からすのパンやさん』アクセサリー
- かこさんぽ 〜福井県越前市を訪ね歩く〜
- かこさとしグッズ
- 新刊&展覧会ニュース
ほっこり猫まんが
おうち時間にぴったりな「猫まんが」を特集。
「心に刺さる、猫との絆」では一人と1匹の絆が感動をよぶ『おじさまと猫』、「笑える猫コメディ」ではホラー漫画家の伊藤潤二が描く『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』など、テーマごとにおすすめを数冊ずつ紹介。
他にも「猫と人の日常」「絵本作家の猫まんが」「心に刺さる、猫との絆」「物語の中の猫」のテーマで、バリエーションに富んだ猫まんがを知ることができる。

読んでみたい猫まんががいっぱい!
ももちんが大好きな『俺、つしま』も紹介されていてうれしい。。
絵本対談 坂崎千春×ヨシタケシンスケ
Suicaのマスコットペンギンで知られるイラストレーター/絵本作家・坂崎千春さんと人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんの対談。
広告業界が長いお二人ならではの「クライアントありき」の醍醐味やちょっと冷めた感覚が、一般の人にも通じる感覚で親近感が湧く。
人間を描くのが得意なヨシタケシンスケ氏と、動物を描くのが得意な坂崎氏が、お互いをどう見ているのか。
対談で語られるそれぞれの特徴を作品画像でも紹介しているのが面白い。
安野光雅さん、ありがとう
昨年12月、94歳でお亡くなりになった安野光雅さん。
旅、文学、歴史、音楽――多くのものを愛し、絵を描くこと、仕事をすることを何よりも楽しまれていました。遺されたたくさんの素晴らしい絵本や仕事を、MOE4月号追悼特集「安野光雅さん、ありがとう」でご紹介しています。https://t.co/H9wWq2IgFi pic.twitter.com/5Lzym36eNS
— 月刊MOE (@MOE_web) March 3, 2021
2020年12月、94年の生涯をとじた画家/絵本作家・安野光雅さんの追悼特集。
年譜とともに著書や過去の『MOE』より、抜粋の言葉を掲載。
代表作を「ふしぎ」「数学」「文字」「旅」「画集」「エッセイ」にわけて、表紙画像とともに一言紹介。
安野光雅さんと親交のあった詩人・谷川俊太郎氏、編集者・末盛千枝子氏の言葉を掲載。
阿部海太の絵本
感情や音楽など、目に見えないものを鮮やかな色彩で描く絵本作家・阿部海太さんのインタビュー。
美大を卒業後にドイツやメキシコに滞在し、変わってきた感覚の経緯が語られている。
2020年11月に刊行された絵本『ぼくがふえをふいたら』の見開き画像を豊富に掲載、音楽好きの一面ものぞかせる。
いぬんこ「おちょやん」の世界
MOE4月号では、絵本作家のいぬんこ(犬ん子)さんに、NHK連続テレビ小説「#おちょやん」のイラスト制作についてうかがいました。モデルとなった女優、浪花千栄子さんの自伝『水のように』を読んで、"水"を描きたいと思ったのだそうです。 #朝ドラ https://t.co/H9wWq2IgFi pic.twitter.com/hmZFZwF9IH
— 月刊MOE (@MOE_web) March 15, 2021
NHKの朝ドラ「おちょやん」のオープニングアニメーションを手がける絵本作家・いぬんこさんのインタビュー。
いぬんこさんと夫の切り絵/貼り絵作家・チャンキー松本さんが、「おちょやん」オープニング映像の制作秘話を語る。
オープニング映像と解説文、また下描き画像も掲載し、その世界観を理解できるようになっている。
その他の特集
- 詩の絵本
- マカベアリスの植物刺繍
- カーテンコール 杉本さなえ
- BOOK IN BOOK 甲斐みのり 日本全国おみやげおやつ
- 新連載 ヒグチユウコ「日々の綿」
付録「かこさとしキャラクター大判シール」

『MOE』2021年4月号付録(白泉社)
『MOE』2021年4月号付録は「かこさとしキャラクター大判シール」。
『MOE』2021年4月号
2021年3月号「ミヒャエル・エンデ『モモ』」

『MOE』2021年3月号(白泉社)
2021年3月号『MOE』巻頭特集は「ミヒャエル・エンデ『モモ』」。
日常が大きく変化した2020年、改めて注目された永遠の名作『モモ』をあらゆる角度から見つめ直す特集。
『モモ』のあらすじ・登場人物の紹介で、『モモ』を読んだことがない読者にも大まかな内容がわかるようになっている。
黒姫童話館に所蔵されている『モモ』の原画ギャラリーと、その絵にまつわるお話の抜粋を掲載。
『モモ』を読むための12の時間と題し、物語の舞台や引用、裏話を紹介、愛読者にも新しい視点を提供している。
圧巻なのは、28年前のエンデの6ページにわたるロングインタビュー。
作家/翻訳家・那須田淳がインタビュアーで、『モモ』が完成した経緯、初めて創作した思い出、「本を読むこと」の普遍的な醍醐味などが話されている。
他にも次のような『モモ』情報を掲載。
掲載されている『モモ』情報
- 随筆家・若松英輔の寄稿文『モモと秘められた熱』
- 『モモ』はこうして生まれた
- 世界で刊行されている”MOMO”の書影掲載
- 翻訳家・田村都志夫、画家・ミロコマチコ氏による寄稿文
- ミヒャエル・エンデ65年の物語
- あわせて読みたいエンデの本

とにかく盛りだくさん、永久保存版の1冊。
今だからこそ響く『モモ』、改めて読み直してみたい。
junaida 怪物園
発売中のMOE3月号では、画家・絵本作家のjunaidaさんが最新作『怪物園』について語るインタビューを掲載。絵本とあわせてご覧になるとより楽しめます。https://t.co/cCnuetWyRL
MOE3月号は大好評のため完売のお店が相次いでおりますが、お近くの書店・ネット書店などでぜひお早めにお求めください! pic.twitter.com/1lkUkxf28u
— 月刊MOE (@MOE_web) February 17, 2021
2020年12月に刊行された絵本『怪物園』についてのjunaida氏へのインタビュー。
絵本に掲載されている緻密でファンタジックなイラストがふんだんに掲載されている。
インタビューでは、過去の作品と今作『怪物園』の関わり方の違い、絵本との出会いなどについて語られている。
アンという名の少女
現在発売中のMOE3月号には、NetflixやNHKで話題を呼んだドラマ #アンという名の少女 の特集を掲載!
カナダのプリンス・エドワード島を舞台に繰り広げられる『#赤毛のアン』の美しい世界を、誌面でじっくり味わってみませんか。 https://t.co/cCnuetWyRL#AnneWithAnE pic.twitter.com/5TGwbvGRZn
— 月刊MOE (@MOE_web) February 8, 2021
Netflix制作のドラマ『アンという名の少女』特集。
原作はモンゴメリ『赤毛のアン』。
ドラマに見るアンの魅力をシーズンごとに紹介。
ドラマの映像の写真とともに印象に残るセリフも掲載し、ドラマだからこそ感じられる魅力を伝えている。
新潮文庫より刊行されている「赤毛のアン」シリーズ12冊すべてを書影とともに一言紹介。

ドラマを見ると、原作をもう一度読みたくなる!
『アンという名の少女』紹介
-
映画・ドラマ・アニメ『赤毛のアン』まとめ。出演者など12作品比較
世界中に愛されている小説『赤毛のアン』は、映画、ドラマ、アニメなど、様々な形で表現されている。 この記事では、『赤毛のアン』の小説以外の形と、その視聴方法まで紹介していくよ。 こんな方におすすめ 愛読 ...
続きを見る
原作紹介
-
小説『赤毛のアン』あらすじと感想。大人にこそおすすめの純文学
児童文学の名作とされている『赤毛のアン』。 じつは、大人になってから読むと味わいが倍増する作品でもあるよ。 この記事のポイント モンゴメリの小説『赤毛のアン』のあらすじ 小説『赤毛のアン』の詳しい感想 ...
続きを見る
リサとガスパール
#リサとガスパール 日本デビュー20周年を記念した展覧会「リサとガスパールのおもいで展」が2/23(火・祝)〜3/3(水)東京・松屋銀座で開催されます。初公開を含む原画150点超が一堂に!https://t.co/jhtjGeMAH0
MOE3月号では作者のアン&ゲオルグ夫妻の最新インタビューを掲載!https://t.co/cCnuetWyRL pic.twitter.com/MWFqAGlhNq
— 月刊MOE (@MOE_web) February 5, 2021
2021年2月23日より東京・松屋銀座で開催される「リサとガスパール」展覧会にちなんだ特集。
20年間で刊行された絵本のイラストを一部掲載。
作者のアン&ゲオルグ夫妻のインタビューでは、思い出深い作品が語られている。
三浦太郎のアトリエ
シンプルで親しみやすいイラストの「あかちゃん絵本」で有名な三浦太郎氏の特集。
日本より先に海外で絵本作家デビューした経緯、創作の過程で大切にしていることやアイディアの源などが語られている。
アトリエの写真や創作道具なども紹介されている。
その他の特集
- 絵本のようなお菓子 milky pop.
- 夢を魅せるスノードーム
- 描きおろし絵本 キューライス「ドン・ウッサ グッスリだいぼうけん!」
付録「『モモ』史上初のクリアファイル」

『MOE』2021年3月号付録(白泉社)
はじめて「モモ」の原画がクリアファイルになりました! エンデが描いた表紙のすごく貴重な一枚絵。本では文字で隠れているため、ペン画の全体像をじっくり見られるのはここだけ。MOE3月号付録は、エンデファン必携です。 https://t.co/cCnuetWyRL pic.twitter.com/4gikJBs5zl
— 月刊MOE (@MOE_web) February 4, 2021
『MOE』2021年3月号付録は「『モモ』史上初のクリアファイル」。
『MOE』2021年3月号
2021年2月号「MOE2020絵本屋さん大賞」

『MOE』2021年2月号(白泉社)
2021年2月号『MOE』巻頭特集は「MOE絵本屋さん大賞2021」。
2019年10月〜2020年9月に刊行された絵本の中から、絵本専門店・児童書売場担当者が選んだ「おすすめしたい絵本」30冊を一挙紹介。
上位10冊の作家さんインタビュー&絵本の見開き掲載は見ごたえあり!

大活躍のヨシタケシンスケ氏の絵本が3冊ランクイン!
昨年1位を受賞した絵本『なまえのないねこ』の町田尚子氏は、今回は『ねこはるすばん』で4位に!
他にも次のような絵本情報を掲載。
掲載されている絵本情報
- 読者が選んだ2020絵本ベスト10
- 2020年広松由希子の見逃せない注目絵本
- 絵本売場から見た2020年
-
絵本『なまえのないねこ』感想。ジャケ買いしたら中身も秀逸な猫絵本
絵本『なまえのないねこ』は、表紙をひと目見て「うちのこに似てる!」と、思わずジャケ買いした猫の絵本。 読んでみたら、主人公の猫の言葉にならない気持ちが、じんわり心に響いた。 猫のいろんなアングルもかわ ...
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世界の絵本賞
国際的に有名な絵本を知るために参考となる、世界各地の「絵本賞」を一挙紹介。
世界三大絵本賞と言われる「国際アンデルセン賞」「コルデコット賞(米)」「ケイト・グリーナウェイ賞(英)」の過去の受賞作。
受賞作の中には、日本でも有名な海外の絵本はもちろん、日本の絵本や作家も多く選出されている。
絵本とアートの展覧会2021
2021年に日本で開催予定の絵本原画展や巡回展などを4つのテーマで紹介。
「今注目の作家の作品に触れる」ではダイナミックな構図と色使いが魅力の絵本作家、ミロコマチコ氏の原画展などを紹介。
「名作絵本の展覧会のオンパレード!」では絵本『おしいれのぼうけん』の田畑精一氏や、『よるくま』の酒井駒子氏の原画展を紹介。
全国各地の展覧会予定を一覧で掲載するページもあり、年間の展覧会予定を立てやすい。
「がまくんとかえるくん」とアーノルド・ローベル
ロングセラー絵本シリーズ「がまくんとかえるくん」の作者、アーノルド・ローベルの特集。
シリーズの絵とセリフをふんだんに掲載し、その魅力を解説している。
翻訳を手がけた三木卓氏のインタビューでは、翻訳にのぞんだ当時の想いが語られている。
2021年1月からは、立川にあるPLAY! MUSEUMで「アーノルド・ローベル」展が開催。
その他の特集
- フェルトと刺繍でつくる「絵のバッグ」
- ものがたり食堂へようこそ「マッチ売りの少女」
- 十二支の絵本
- 第9回創作絵本グランプリ
付録「ヒグチユウコカレンダー2021」

『MOE』2021年2月号付録(白泉社)
『MOE』2020年2月号付録は「ヒグチユウコカレンダー2021」。
毎年2月号恒例の人気付録、ヒグチユウコカレンダー。
今年のも美しいです。
『MOE』2021年2月号
2021年1月号「絵本で愛を贈る」

『MOE』2021年1月号(白泉社)
2021年1月号『MOE』巻頭特集は「絵本で愛を贈る」。
今号の表紙を飾るベストセラー絵本『100万回生きたねこ』を4ページに渡り特集。
佐野洋子氏の他の絵本やエッセーの紹介も。
「おだやかな時間を届けたい」「大事な人をなくしたひとへ」「出産のお祝いに」など、テーマ別に絵本雑誌MOEならではの視点で選んだ絵本を紹介。
「絵本に描かれた愛」では、愛の絵本としておすすめ本を見開きでたっぷり紹介。
絵本に詳しい読者も盲点だったような新しい発見の絵本がたくさん並んでいる。

クリスマスにかぎらない、一年中参考にできる贈り物絵本ガイド。
他にも次のような贈り物絵本情報を掲載。
掲載されている贈り物絵本情報
- 石井ゆかりの12星座のあなたへ贈る絵本
- 大切な人へ、特別な贈り物
- 絵本好きの心を「くすぐる」グッズ
いせひでこのアトリエ
『ルリユールおじさん』『モモちゃんとあかねちゃん』シリーズ数々の名作絵本を手がけてきた、いせひでこの特集。
今号では最新作『けんちゃんのもみの木』他「木」をテーマにした絵本についてのインタビュー。
御巣鷹山の飛行機事故をテーマにした絵本の制作過程、ラフ画、絵本の見開き画像などが掲載されている。
イザベル・シムレール 観察と夢想のあいだ
動物や鳥、海の世界を繊細なタッチで描くフランスの絵本作家イザベル・シムレール。
日本でも刊行されている絵本『シルクロードのあかい空』『はくぶつかんのよる』などの見開き画像を掲載し、制作過程やアイディアの元などをインタビュー。
2021年2月には新作『しぜんのおくりもの』が刊行予定。
ムーミングッズ 愛されるストーリー
2020年はムーミン75周年。
長い間世界中で愛されるムーミンをグッズという切り口で紹介。
ぬいぐるみやインテリア雑貨、定番のアラビアマグまで、ムーミン雑貨が持つ魅力を写真とともに紹介。
北欧流クリスマスの楽しみ方
ライター内山さつきとイラストレーター新谷麻佐子のユニットkukkameriがつづる北欧フィンランドのクリスマス。
首都ヘルシンキのクリスマスマーケット、サンタクロースの本場ラップランドの冬の風習など、イメージが膨らむ文章と絵がワクワクする。
寒く夜が長いフィンランドの家庭では、どんな感じにクリスマスを過ごすのか、垣間見れて面白い。
その他の特集
- 人気絵本&キャラクターのすてきな最新切手
- おじさんの絵本
- ヒグチユウコ×大島依提亜 映画のはなし「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
付録「ムーミンラッピングペーパー」
今日発売のMOE1月号のとじこみふろくは、かわいいムーミンのラッピングペーパー! A2サイズでたっぷり包めます。特集では今年75年の記念イヤーを迎えたムーミンの、愛されるロングセラーグッズの物語をご紹介しています。https://t.co/p3Rg2bJW9P#ムーミン #ムーミングッズ #月刊moe #付録 pic.twitter.com/nK1YYEkZ73
— 月刊MOE (@MOE_web) December 3, 2020

『MOE』2021年1月号付録(白泉社)
『MOE』2020年1月号付録は「ムーミンラッピングペーパー」。
かわいくレトロなムーミン柄。
A4のノートの4倍の大きさで、大好きな人に贈る絵本のラッピングにぴったり。
『MOE』2021年1月号
まとめ
2021年『MOE』特集と感想おさらい。(随時更新)
2021年『MOE』
- 巻頭特集一覧
- 〇〇の絵本
- お楽しみ連載
- 付録
2021年各号特集
バックナンバー購入や定期購読の参考にしてね。
絵本雑誌『MOE』定期購読の感想は、こちらの記事をどうぞ。
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雑誌『MOE』購読7ヶ月目の感想。定期購読は確実に届いてお得!
絵本雑誌『MOE』は、絵本や児童文学のレビューを書くももちんには大切な情報源。 特集が充実してて作品情報も満載なので、何度も読み返しちゃう。 今回は、絵本雑誌『MOE』の定期購読7ヶ月目の感想をお届け ...
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