【クリスマスの絵本】大人が読みたい極上の18冊。別記事レビューあり

2020年11月14日

クリスマスが近づいてくると、ひとりコーヒーでも飲みながら絵本を開きたくなるよね。

この記事では、大人がゆっくり味わえる極上のクリスマス絵本を18冊紹介するよ。

絵本ごとに別記事で詳しく紹介しているので、合わせて読んでみてね。

自分用にとっておきの1冊を選んでみよう。

 

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選書のポイント

大人がゆっくり味わえるクリスマス絵本を選ぶにあたって、いくつかのポイントをもうけました。

選書のポイント

  • 実績のある絵本を優先(今年出た本は除外)
  • 絶版になっておらず、手に入れやすい
  • 「大人向け」「子ども向け」関係なく、大人が読んで味わい深い絵本

どの絵本も、ももちんなら自分のために買っても惜しくないし、手元に置いて何度も読み返す。と確信した絵本たち。

あなたが自分のために選ぶクリスマス絵本の参考にしてもらえたらうれしいな。

ももちん

過去のクリスマス絵本まとめ記事も参考にしてね。

大人の味わいの4冊

大人になった今だからこそ、味わいぶかい絵本たち。

苦しみや悲しみのなかにある光や、深く自分の中に入っていける言葉。

重ねてきた年月をあたたかい気持ちで祝福したくなる4冊

 

1.『ビロードのうさぎ』

『ビロードのうさぎ』マージェリィ・W・ビアンコ原作、酒井駒子絵・抄訳、ブロンズ新社、2007年

 

『ビロードのうさぎ』ポイント

  • 出会いと別れを体験した大人だからじんわり響く物語
  • 酒井駒子の静けさをたたえた絵が心に響く

『ビロードのうさぎ』は、20世紀前半にマージェリィ・W・ビアンコが発表した物語に、酒井駒子が抄訳・絵をつけた絵本。

物語に描かれるのは、クリスマスプレゼントしてぼうやのもとにやってきたビロードのうさぎの、出会いから別れ

読み終わったあとには、心の中にどっしりしたもの、心地よさなど、なんとも言えない感情が残る。

酒井駒子氏の絵は、無表情の中に、ちゃんと喜怒哀楽の感情が感じられる。

全文訳ではなく、原文の一部を翻訳しているのが「抄訳」なんだけど、この仕上がりがすごい。

見ているだけで心が静かになる独特の絵に、余白を充分に感じられる物語の文が、しっくり合っている

クリスマスにかぎらず、いつでも手元において、出会いと別れを体験してきた大人に読んでほしい絵本。

 

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合わせて読みたい

 

2.『賢者のおくりもの』

『賢者のおくりもの』オー・ヘンリー文、リスベート・ツヴェルガー絵、矢川澄子訳、冨山房、1983年

 

『賢者のおくりもの』ポイント

  • 本当の豊かさとはなにか?貧しく若い夫婦の短編で知る
  • 絵本だけでなく、オー・ヘンリーの短編集(文庫・単行本)でも読むことができる

絵本『賢者のおくりもの』は、アメリカの作家オー・ヘンリーが1905年に発表した短編小説に、リスベート・ツヴェルガーが絵をつけた絵本。

矢川澄子が翻訳を手がけ、1983年に冨山房より刊行された。

ある貧しく若い夫婦が、お互いにプレゼントを用意するために、自分の大切なものを手放す物語

もともとは大人向けの短編小説なので、ウィットの効いた歯切れのよい文章が魅力的

ツヴェルガーの絵の控えめで繊細な絵は、大人がじっくり味わうのにぴったり。

『賢者の贈り物』のお話は、絵本だけでなく文庫や単行本でも刊行されている。

オー・ヘンリーの世界をもっとたくさん気軽に味わいたいなら、文庫の短編集がおすすめ

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合わせて読みたい

 

3.『聖なる夜に』

『聖なる夜に』ピーター・コリントン作、BL出版、2000年

 

『聖なる夜に』ポイント

  • 文字なし絵本なので空気感まで伝わってくる
  • 貧しいおばあさんに起こる奇跡に胸が熱くなる

絵本『聖なる夜に』は、イギリスのイラストレーター・ピーター・コリントンが描く文字なし絵本

ピーター・コリントンの絵本を読むと、言葉を介さないので、絵と心が直接通い合うんだよね。

絵本で活躍するのは、クリスマスの飾りの人形たち。

ひとり、貧しくも誠実に暮らすおばあさんにもたらされる奇跡は、読む人に静かな感動を呼び起こす。

「当たり前という奇跡」に気づかせてくれる絵本。

 

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文字なし絵本『聖なる夜に』感想。クリスマスイブに活躍する人形たち

『聖なる夜に』ピーター・コリントン作、BL出版、2000年 『聖なる夜に』はピーター・コリントンによる、文字なしクリスマス絵本。 貧しいおばあさんに起きる奇跡を、精密な絵だけで表現している。 こんな方 ...

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4.『トムテ』

『トムテ』リードベリ作、ウィーベリ絵、山内清子訳、偕成社、1979年

 

『トムテ』ポイント

  • スウェーデンの小人「トムテ」に会える
  • トムテの疑問から、宇宙や命のリズムに思いをはせてみる

スウェーデンの言い伝えにある、「トムテ」と呼ばれる小人の妖精の絵本。

寒い冬の夜に、一人で仕事をするトムテが抱く、一つの疑問。

19世紀の詩人リードベリの詩に、後で絵がつけられ刊行された絵本。

その経緯もあって、詩が哲学的で、シンプルなんだけど、とても深い。

大人がくり返し読んで、自分に問いかけてみたくなる絵本。

 

 

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北欧の妖精を描く『トムテ』感想。静かな冬の夜に読みたい大人の絵本

『トムテ』リードベリ作、ウィーベリ絵、山内清子訳、偕成社、1979年 『トムテ』はスウェーデンの妖精の静かな冬の夜を描いた絵本。 19世紀の詩人リードベリが書いた詩は、味わい深く、大人におすすめの絵本 ...

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大人の味わいの4冊

 

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サンタクロースに会える3冊

クリスマスと言えば、やっぱりサンタクロース!

サンタクロースに会える絵本は星の数ほどあるけれど、お気に入りの1冊は持っているかな?

ここでは、魅力的なサンタクロースに会える、とっておきの3冊を紹介するよ。

 

5.『しずかなしずかなクリスマス・イヴのひみつ』

『しずかなしずかなクリスマス・イヴのひみつ』クレメント・C. ムーア (著)、アンジェラ バレット (イラスト)、石井 睦美 (翻訳)、BL出版、2012年

 

『しずかなしずかなクリスマス・イヴのひみつ』ポイント

  • 繊細で美しい絵に魅せられる
  • 200年読みつがれた名詩”The night before Christmas”が元になっている

絵本『しずかなしずかなクリスマス・イヴのひみつ』は、1823年発表のクレメント・C・ムーアの詩”The night before Christmas(クリスマスの前の夜に)”にアンジェラ・バレットが絵をつけ、石井睦美の翻訳で2012年に刊行された。

『しずかなしずかなクリスマス・イヴのひみつ』は、特にアンジェラ・バレットの絵の美しさが際立つ絵本。

凍てつくような静かな雪景色、屋敷のインテリア、サンタクロースの表情やトナカイの様子まで、全てが緻密で繊細

ですます調の和訳の文もシンプルで優しく、大人がしっとり読むのにぴったり。

ももちん

”The night before Christmas”を原作にした絵本はたくさん出版されているので、お気に入りの1冊持っておくと気分が上がる。

 

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「クリスマスの前の夜」の絵本がたくさん?元は同じ詩。9作品まとめ

左『クリスマスのまえのばん』クレメント・C. ムーア (著)、ターシャ テューダー (イラスト)、中村 妙子 (翻訳)、偕成社、2000年 真ん中前『サンタクロースとあったよる』クレメント・C・ムーア ...

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6.『さむがりやのサンタ』

ブリッグズ『さむがりやのサンタ』すがはらひろくに訳、1974年、福音館書店

 

『さむがりやのサンタ』ポイント

  • 昔読んでた人は懐かしく、今読んでも愛着がわく、皮肉屋のサンタクロース
  • サンタクロースの裏の顔をのぞける
  • ロンドンの風景や文化を絵で楽しめる

絵本『さむがりやのサンタ』は、レイモンド・ブリッグズが発表した絵本の翻訳をすがはらひろくにが手がけ、1974年に刊行された。

この絵本の最大の魅力は、人間味のある皮肉屋のサンタクロース。

名作は、結局のところ、読む人を選ばない。

40年以上愛され続けている、老若男女問わずくり返し親しむことができる最高の絵本。

 

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合わせて読みたい

 

7.『サンタおじさんのいねむり』

『サンタおじさんのいねむり』ルイーズ・ファチオ作、前田三恵子訳、柿本幸造絵、1969年、偕成社

 

『サンタおじさんのいねむり』ポイント

  • 『どうぞのいす』柿本幸造が描く、かわいらしいサンタクロース
  • 物語は子ども向けだけど、大人が読むとそのシュールさに気づく

絵本『サンタおじさんのいねむり』は、ルイーズ・ファチオ作の物語を元に、前田三恵子が文、柿本幸造が絵を手がけ、1969年に刊行された。

ももちんは大人になってからこの絵本を初めて読んで、とりこになった。

なんてったって、『どうぞのいす』画家の柿本幸造が描くサンタクロースがかわいすぎ!

ところどころ突っ込みを入れたくなる、おっちょこちょいなサンタに会える。

外国のお話なのに、とっても身近に感じられ、こたつでみかんを食べながら読みたくなる絵本。

 

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サンタクロースに会える3冊

 

やさしい気持ちになる4冊

クリスマスは、自然と心があたたかくなり、優しくなれる日。

子どもの頃、ささやかなことにドキドキやうれしい気持ちを感じていたことを思い出す。

自分の中にいる子どもとつながれる4冊を紹介。

 

8.『クリスマス・イブ』

『クリスマス・イブ』マーガレット・ワイズ・ブラウン文、ベニ・モントレソール絵、矢川澄子訳、ほるぷ出版、1976年

 

『クリスマス・イブ』ポイント

  • クリスマスを迎える子どものドキドキ感を味わえる
  • オレンジを基調としたシンプルで幻想的な絵

絵本『クリスマス・イブ』は、マーガレット・ワイズ・ブラウンが遺した文にベニ・モントレソールが絵をつけ、矢川澄子の翻訳により1976年に刊行された。

クリスマス・イブの真夜中に、眠れない子どもたちが起きだして体験するひと時を描く。

サンタクロースが登場するわけではないのに、子どもたちのクリスマスは世界中いつの時代も「特別」なんだ。

瞬間を切り取る素晴らしい文と、素朴で懐かしい絵が織りなす名作絵本。

 

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絵本『クリスマス・イブ』感想。マーガレットワイズブラウンの遺作。

『クリスマス・イブ』マーガレット・ワイズ・ブラウン文、ベニ・モントレソール絵、矢川澄子訳、ほるぷ出版、1976年 『クリスマス・イブ』はアメリカの有名な絵本作家マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本。 ...

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9.『天使のクリスマス』

『天使のクリスマス』ピーター・コリントン作、ほるぷ出版、1990年

 

『天使のクリスマス』ポイント

  • 文字なし絵本だから空気感まで伝わってくる
  • 巻末に、女流作家江國香織による解説が掲載

『天使のクリスマス』は、先に紹介した『聖なる夜に』のピータ・コリントン描いた文字なし絵本

えんとつのない家に住む子どものところには、どうやってサンタクロースが来るの?

そんな疑問に答えてくれる絵本。

少女が寝静まったころ、活躍する天使たちとサンタクロース。

文字がないからこそ、その静けさ、息をひそめた空気感が伝わってくる。

シンプルだけど、五感で感じる情報量がめっちゃ多い、新境地の絵本。

 

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文字なし絵本『天使のクリスマス』感想。静かで不思議な一夜の世界!

『天使のクリスマス』ピーター・コリントン作、ほるぷ出版、1990年 『天使のクリスマス』はイギリスの絵本作家ピーター・コリントンによる文字なし絵本。 女の子が寝静まった後に動き出す、クリスマス・イブの ...

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10.『くりすますのおくりもの』

『くりすますのおくりもの』ロシア民話、木村由利子(文)、松村雅子(絵)、至光社、1987年

 

『くりすますのおくりもの』ポイント

  • シンプルなお話だからこそ、飽きずにくり返し楽しめる
  • 優しい動物たちにほっこりする

『くりすますのおくりもの』は、ロシア民話を元に木村由利子が文、松村雅子が絵を手がけた絵本。

うさぎが友だちにあげた1本のにんじんが、さまざまな動物たちのところをめぐって、最後にふたたびうさぎのところに戻ってくるお話。

似たようなお話の絵本もあるけど、ももちんは読み比べてみて、『くりすますのおくりもの』が一番やさしい気持ちになれた

柔らかで優しい絵とともに何度も読み返すと、心があたたかくなる。

 

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絵本『ゆきのひのおくりもの』感想!『しんせつなともだち』と比較。

左:『ゆきのひのおくりもの』ポール・フランソワ作、ゲルダ・ミューラー絵、ふしみみさを訳、2003年、パロル舎 右:『しんせつなともだち』方 軼羣 作、村山 知義絵、君島久子訳、1987年、福音館書店 ...

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11.『よるくまクリスマスのまえのよる』

『よるくま クリスマスのまえのよる』酒井駒子、白泉社、2000年

 

『よるくま クリスマスのまえのよる』ポイント

  • 子どもの頃の忘れていた気持ちに出会える
  • 酒井駒子の描くよるくまがかわいすぎる

数々のベストセラー絵本を描いてきた酒井駒子による『よるくま クリスマスのまえのよる』は、2000年に刊行された絵本。

ひとりの男の子と「よるくま」が過ごす、不思議で優しい一夜を描いている。

よるくまと男の子の友情と、お母さんを大好きな気持ちが絵本からあふれてくる。

子どものころ心の奥に封じ込めたさみしさやなつかしさに、そっと触れる絵本。

 

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クリスマスの原点を知る3冊

クリスマス前に一度は読みたいのが、キリストの誕生についての絵本

キリスト誕生を描いた絵本はたくさんあるんだけど、ももちんがぐっときた3冊を紹介。

 

12.『くりすます』

『くりすます』佐久間彪文、かすや昌宏絵、至光社、1973年

 

『くりすます』ポイント

  • 神父が手がけている文は詩のように味わいぶかい
  • 絵がやさしくてあたたかくなる

絵本『くりすます』は、絵本作家のかすや昌宏の絵に神父の佐久間彪が文をつけ、1973年に至光社より刊行された。

はじめに目を引くのは、淡い色合いの幻想的な絵

暗やみの中に光が浮かんでいる情景が心にやさしく広がる。

神父の佐久間彪による文は、絵にそえる程度の詩のような味わいのすべてひらがなの文

描かれているのはヨセフとマリアの旅とキリスト誕生。

ページごとに参照する聖書のページの記載もあり、照らし合わせて読むことができる。

ももちん

キリスト誕生の詳しい話はこれだけではわからない。

お話は知らなくていいので、キリスト誕生を絵や雰囲気で味わいたいときにおすすめ。

 

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【クリスマス物語】大人におすすめ!キリスト誕生の絵本16作品まとめ

クリスマス前に一度は読みたいのが、キリストの誕生についての絵本。 キリスト誕生を描いた絵本は「クリスマスものがたり」とか「クリスマスのおはなし」という題名で、たくさん出版されているんだよね。 今回は、 ...

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13.『聖なる夜』

『聖なる夜』セルマ・ラーゲルレーヴ文、イロン・ヴィークランド絵、うらたあつこ訳、ラトルズ、2007年

 

『聖なる夜』ポイント

  • ノーベル文学賞作家の名文を味わえる
  • 『ロッタちゃん』シリーズのイロン・ヴィークランドの絵が美しい
  • 文字が多い

絵本『聖なる夜』(原題”DEN HELIGA NATTEN”)は、スウェーデンのノーベル賞作家セルマ・ラーゲルレーヴの文に、エストニア生まれの画家イロン・ヴィークランドが絵を描き、2007年ラトルズより刊行された。

キリストの誕生を独自の切り口で描いた絵本。

「わたし」が子どもの頃、おばあちゃんが聞かせてくれたお話として、「キリスト誕生」の物語が描かれるという、入れ子構造。

初め人に冷たかった羊飼いが、赤ちゃんのキリストを目の当たりにし、自分の内に優しさを見つけるまでの物語。

絵本にしては文字が多いので、物語も絵もじっくり味わいたい絵本。

リンドグレーン「ロッタちゃん」シリーズで知られるヴィークランドの絵は幻想的で細やか

 

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絵本『聖なる夜』感想。『ニルスのふしぎな旅』作者が描くクリスマス

『聖なる夜』セルマ・ラーゲルレーヴ文、イロン・ヴィークランド絵、うらたあつこ訳、ラトルズ、2007年 絵本『聖なる夜』は、作者が幼い頃、おばあちゃんから聞いたクリスマスのお話。 『ニルスのふしぎな旅』 ...

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14.『クリスマスってなあに?』

『クリスマスってなあに?』ジョーン・G・ロビンソン作、こみやゆう訳、岩波書店、2012年

 

『クリスマスってなあに?』ポイント

  • クリスマスの由来や行事を楽しく知れる
  • 絵がかわいい

絵本『クリスマスってなあに?』は、児童文学作家ジョーン・G・ロビンソン作の絵本

翻訳をこみやゆうが手がけ、2012年に刊行された。

ジョーン・G・ロビンソンは『思い出のマーニー』作者としても有名だけど、絵本も描いていたんだね。

三色刷りのかわいらしい絵とともに、クリスマスの由来、行事、おやつなどのレシピなどが紹介されている。

大人も子どももクリスマスについて楽しく知れる絵本。

 

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絵本『クリスマスってなあに?』感想。三色刷りのイラストがかわいい

『クリスマスってなあに?』ジョーン・G・ロビンソン作、こみやゆう訳、岩波書店、2012年 絵本『クリスマスってなあに?』は、『思い出のマーニー』の作者、ジョーン・ロビンソン作の絵本。 三色刷りのイラス ...

続きを見る

 

クリスマスの原点を知る3冊

 

クリスマスと直接関係ないけどおすすめの4冊

クリスマスに読みたいのは、クリスマスにちなんだ絵本だけではない。

「愛」について深く感じられる次の絵本は、クリスマスにじっくり読むのにおすすめ

大事なことを思い出させてくれる、永久保存版の4冊。

 

15.『100万回生きたねこ』

『100万回生きたねこ』佐野洋子(作・絵)1977年、講談社

 

『100万回生きたねこ』ポイント

  • 言わずとしれたベストセラー絵本
  • 「生と死」「誰かを愛すること」について深く考えたくなる

1977年に刊行された佐野洋子の絵本『100万回生きたねこ』は、40年以上たった今もなお多くの人に愛されている。

100万回死んで、100万回生きたねこのお話。

誰も愛することがなかったねこが、1匹の白ねこと出会い、愛を知り、命の尊さに気づく。

シンプルでストレートなお話だからこそ、読むたびに違う感動が味わえる絵本。

クリスマスに『100万回生きたねこ』を読んで、「生と死」「誰かを愛すること」について思いをはせてみよう。

 

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合わせて読みたい

 

16.『おおきな木』

シルヴァスタイン『おおきな木』村上春樹翻訳、2010年、あすなろ書房

 

『おおきな木』ポイント

  • 「与え続けること」について考えてみる
  • シンプルな絵と文でさまざまな受け取り方ができる

『おおきな木』はシェル・シルヴァスタイン作・村上春樹翻訳で2010年に刊行された絵本。

一人の少年と、彼を見守る一本のリンゴの木の物語

“The Giving Tree”という原題から、絵本『おおきな木』は、「与え続けること」が大きなテーマであり、そこから読む人に何かを感じさせる物語であることがわかる。

色のないシンプルな絵と文を味わい、自分なりの答えを探してみるのも良い。

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絵本『おおきな木』感想。木が少年に捧げる無償の愛。村上春樹の翻訳

シルヴァスタイン『おおきな木』村上春樹翻訳、2010年、あすなろ書房 絵本『おおきな木』は、大人になっても、読むたびに新しい感じ方ができる名作。 シンプルな絵と文から、さまざまな解釈ができる絵本でもあ ...

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17.『くまとやまねこ』

『くまとやまねこ』湯本香樹実(文)酒井駒子(絵)河出書房新社、2008年

 

『くまとやまねこ』ポイント

  • 愛するものをなくした悲しみと再生を描く
  • 静けさをたたえる絵と文が響く

『くまとやまねこ』は、児童文学作家・湯本香樹実の文に酒井駒子が絵をつけ、2008年に刊行された絵本。

なかよしのことりを亡くしたくまの悲しみと再生を描く物語。

絵本で描かれる「愛する存在を亡くした悲しみ」は、実体験がある大人だから深く共感できるものがある。

落ち込むときはとことん落ち込んでいいよ。

色味を抑え余白をたっぷりとった絵とともに、やさしいメッセージを感じることができる。

 

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合わせて読みたい

 

18.『たいせつなこと』

マーガレット・ワイズ・ブラウン『たいせつなこと』うちだややこ訳、2001年、フレーベル館

 

『たいせつなこと』ポイント

  • 「あなたにとって大切なことはなに?」という問いかけ
  • 美しい絵とともに繰り返されるメッセージがシンプルで心地良い

絵本『たいせつなこと』の原書は、マーガレット・ワイズ・ブラウン文、レナード・ワイズガード絵で1949年に刊行された絵本。

のちに内田也哉子が翻訳を手がけ、2001年に日本でも刊行された。

『たいせつなこと』で伝えているのは、日常で登場するものひとつひとつにとって「たいせつなこと」が必ずあるということ。

鮮やかなくっきりとした美しい絵とともに、繰り返されるメッセージはシンプルで心地良い。

いそがしい日常で心が疲れている大人におすすめの絵本。

 

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絵本『たいせつなこと』感想。疲れた人にしみる美しい絵とメッセージ

マーガレット・ワイズ・ブラウン『たいせつなこと』うちだややこ訳、2001年、フレーベル館 『たいせつなこと』は、アメリカの絵本作家マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本。 大人にもおすすめの絵本なので、 ...

続きを見る

 

クリスマスと直接関係ないけどおすすめの4冊

 

まとめ

クリスマスに大人が読みたい極上絵本18冊まとめ。

 

大人の味わいの4冊

書名原作(文)翻訳
『ビロードのうさぎ』マージェリィ・W・ビアンコ酒井駒子
『賢者のおくりもの』オー・ヘンリーツヴェルガー矢川澄子
『聖なる夜に』ピーター・コリントン
『トムテ』リードベリウィーベリ山内清子

 

サンタクロースに会える3冊

書名原作(文)翻訳
『しずかなしずかなクリスマス・イヴのひみつ』クレメント・C・ムーアアンジェラ・バレット石井睦美
『さむがりやのサンタ』レイモンド・ブリッグズレイモンド・ブリッグズすがはらひろくに
『サンタおじさんのいねむり』ルイーズ・ファチオ柿本幸造前田三恵子

 

やさしい気持ちになる冊

書名原作(文)翻訳
『クリスマス・イブ』マーガレット・ワイズ・ブラウンベニ・モントレソール矢川澄子
『天使のクリスマス』ピーター・コリントン
『くりすますのおくりもの』ロシア民話松村雅子木村由利子
『よるくまクリスマスのまえのよる』酒井駒子

 

クリスマスの原点を知る3冊

書名原作(文)翻訳
『くりすます』マーガレット・ワイズ・ブラウンベニ・モントレソール矢川澄子
『聖なる夜』ピーター・コリントン
『クリスマスってなあに?』ロシア民話松村雅子木村由利子

 

クリスマスと直接関係ないけどおすすめの4冊

書名原作(文)翻訳
『100万回生きたねこ』佐野洋子
『おおきな木』シェル・シルヴァスタイン村上春樹
『くまとやまねこ』湯本香樹実酒井駒子
『たいせつなこと』マーガレット・ワイズ・ブラウンレナード・ワイズガード内田也哉子

 

自分用にとっておきの1冊を選んでみよう。

 

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ももちん

夫と猫たちと山梨在住。海外の児童文学・絵本好き。 紙書籍派だけど、電子書籍も使い中。 今日はどんな本読もうかな。

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